TOPIK試験を初受験した結果、無事6級に合格出来ました!
留学なし、レッスン受講なしの完全独学6級に合格出来たので、私がTOPIK対策でどんな勉強をしていたのかを公開したいと思います。
初受験で6級を目指している人、5級止まりでなかなか6級に合格出来ないって人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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独学でTOPIK6級に一発合格した私の勉強法
듣기・읽기・쓰기対策でどのような勉強をしたか、それぞれご紹介します。
TOPIK듣기の勉強法
TOPIK듣기対策としてやった主な勉強は、
- 語彙を増やす
- シャドーイング
- ディクテーション
以上の3つです。
①語彙を増やす
語彙を増やす方法として私がやったことは、
解答文の日本語をすべて韓国語で書いてみる
ということです。
聞き取りで点数を増やすためには、まず語彙を増やす必要があります。
ハングル検定対策のときもやっていた勉強法なのですが、テキストや過去問はすべて「日本語→韓国語」にする練習をしました。
韓国語を見てその意味がわかっても、日本語を韓国語にするとなると、結構難しかったりします。
でも、日本語→韓国語ができるようになると、その語彙は完全に頭に定着します。
だからテキストや過去問の解答ページに載っている日本語を、韓国語で書くということをして語彙を増やしました。
②シャドーイング
韓国語を見て意味がわかったとしても、発音変化を知らないと聞き取りは出来ません。
だから私は過去問や模擬試験の音声を聞いて、シャドーイングをしていました。
シャドーイングの方法としては、
①音声を聞いて発音を確認する。
②スクリプト(問題文)を見ながらシャドーイングする
③何も見ずに音声だけ聞いてシャドーイングする
上記の流れでやっていました。
③ディクテーション
ディクテーションとは、音声を聞いて聞こえた通りに書き取っていく勉強法です。
聞き取りの問題文を一文ずつ区切って聞き、ノートに書き写していました。
聞き取れなかった箇所はあとで確認し、完璧に書き写せるようになるまでやりました。
面倒くさい勉強法ではありますが、ディクテーションをやることで自分が何を聞き取れて何が聞き取れないのかということがはっきりわかります。
自分の弱い部分さえわかればそこを重点的に補強できるので、点数を確実に取れるようになります。
TOPIK쓰기対策の勉強法
TOPIK쓰기はわからないことだらけだったので、ひとつずつ出来ることからやっていきました。
- 問題の出題形式を確認する
- 解答用紙の書き方を理解する
- 模範解答を模写して分析する
- 作文の型を叩き込む
- 作文を書きまくる
- YouTubeで攻略法を学ぶ
- 本番形式で問題を解いてみる
問題の出題形式を確認する
まずはどんな問題が出題されるのかということを確認しました。
TOPIK쓰기は51番~54番まで4問あり、
- 51~52番:文章の穴埋め問題(20点)
- 53番:グラフや図を見てそれを説明した文章を200~300字で書く問題(30点)
- 54番:問題文のテーマに沿って600字~700字で作文を書く問題(50点)
このような内容になっています。そして、
一番点数が取りやすいのは、53番です。
対策さえしっかりやれば満点近く狙えるので、ここはしっかり押さえておくことをおすすめします。
解答用紙の書き方を理解する
TOPIK쓰기問題は、解答用紙の書き方を間違えると減点されます。
そのため、書き方はしっかり頭に叩き込んでおきました。例えば、
- 段落の先頭は1マス空ける
- 疑問符「?」や感嘆符「!」の後ろは1マス空ける
- 数字の半角は1マスに2文字ずつ書く
このような内容。
いろいろと細かいルールがあるので覚えるのは大変ですが、これを知らないとどれだけしっかり作文が書けていても減点されてしまいます。
模範解答を模写して分析する
53番と54番に関しては未知すぎたので、最初はとりあえず模範解答を模写して分析しまくりました。
勉強にはGoogleドキュメントを使用していました。
途中からハングルに慣れるために、日本語をやめてすべてハングルで書くようにしました。
作文の型を叩き込む
53番と54番の作文問題の解答は、型に沿って書くのが間違いないと思ったので、模範解答を参考に「作文の型」を頭に叩き込みました。
特に53番は満点を狙える問題なので、書き方さえ覚えてしまえば難しい問題ではありません。
成績表では各問題で何点取れたのかということはわかりませんが、おそらく53番は満点近く取れたのではないかなと思います。
作文を書きまくる
本番でミスをしないためにも、実際の解答用紙と同じ形式のシートで作文を書きまくりました。
解答用紙はトリリンガルのトミさんのHPからダウンロードできます。
54番に関しては最初は全然上手く書けませんでしたが、それでもそのときの自分に出来る範囲で何度も何度も同じ問題で挑戦しました。
作文対策を始めて4ヶ月くらいで、内容はともかくなんとか作文を書けるようになりました。
YouTubeで攻略法を学ぶ
作文対策で迷走しているときに見つけたのが、ハナ外語さんの動画でした。
51番~54番までそれぞれ対策動画がアップされているのですが、この動画のおかげで問題の解き方や作文の書き方がすごくよくわかりました。
正直、この動画だけでも十分쓰기対策が出来るんじゃないかなって思います。
特に51番~53番は、ハナ外語さんの動画で勉強すれば高得点を狙えます。
54番の作文の書き方についても、ハナ外語さんの動画を参考にするとかなり書きやすくなりました。
本番形式で問題を解いてみる
本番は50分で試験を解かなければいけないので、この時間内にすべての解答を埋められるように、本番形式で実際に問題を解く練習もしました。
せっかくそれぞれの問題の対策をしっかりやっていても、時間オーバーで解答出来なかったら悲しいですからね…
私はそれぞれの問題の時間配分を、
- 51番~52番:5分
- 53番:15分
- 54番:30分
として、実際に時間を測って51番~54番までの問題を解いていました。
TOPIK읽기の勉強法
읽기に関しては語彙力がすべてと言っても過言ではないほど、語彙力がかなり重要になってきます。
そのため、過去問と模擬試験を徹底的に「日本語→韓国語」に変換出来るように書きまくりました。
あと、問題文の音読も必ずやっていました。
新しい単語を覚えるときは、必ず「音」も合わせて覚えるようにしています。
単語は文字だけで認識してしまうと聞いたときに理解できないので、音読は欠かせません。
正直、읽기に関しては試験対策以外でやっていた趣味の勉強も、かなり役に立ちました。
TOPIK対策以外でやっていた勉強法
TOPIK対策以外で私がやっていた勉強法は、
- 韓国ドラマでシャドーイング
- 韓国ドラマを韓国語字幕で観る
- 韓国語の本を読む(音読しながら)
- 韓国人と会話する
上記はすべて趣味でやっている勉強なのですが、1~3をやることでハングルを読むスピードがすごく速くなりました。
そしてハングルを読むスピードが上がったことで、試験問題や解答の選択肢を読むスピードも上がりました。
さらに問題や選択肢を読むスピードが上がったことで、問題を解くスピードが上がりました。
つまり、試験本番で時間に余裕を持って問題を解くことが出来ました。
私はおかげで実際の試験では쓰기も읽기も時間を残して解答出来ました。
リスニング問題も選択肢を先読み出来たおかげで、問題文を1回聞いただけですぐに解答することが出来ました。
また、韓国語初心者の頃から韓国人と積極的に会話するようにしていたので、リスニングにもそこまで苦労しませんでした。
ちょっとハードルが高いのでやっていない人も多いですが、今は言語交換アプリで簡単にネイティブと会話できるので、高得点を狙うなら絶対やった方がいいですよ!
TOPIK対策で私が使用した教材
TOPIK受験のために私が使用した教材は、こちらです。
- TOPIKⅡ完全対策テキスト
- 過去問
- YouTube
TOPIKⅡ完全対策テキスト
私はTOPIK初受験で問題の出題形式もよく知らなかったので、上記のテキストをまず購入しました。
出題形式の説明と、巻末に模擬試験が載っているので、かなり使えました。
作文対策に関しては本当にゼロからのスタートだったので、上記のテキストで基本的なことから応用までいろいろ学べて助かりました。
テキストに関してはあれこれ買うよりも、これと決めた1冊をやり込む方が効果的です。
TOPIK過去問
TOPIKの過去問は、トリリンガルのトミさんのHPで公開されているものを使っていました。
このHPの過去問が本当に便利で、すごく勉強しやすかったです。
特にリスニングの解答ページでは問題ごとに音声を確認できるので、すっごく便利でした。
また、作文問題の解答用紙がダウンロード出来るので、本番形式で問題を解くことも出来ます。
TOPIK6級を目指すなら、トミさんの過去問ページを使わない手はありません。
ハナ外語さんのYouTube
TOPIK作文対策でかなり役に立ったのが、ハナ外語さんのYouTubeです。
51~52番の穴埋め問題から53番~54番の作文問題まで、ものすごくわかりやすく解説してくれています。
私が쓰기で77点取れたのも、この動画のおかげと言っても過言ではないくらいです。
作文で少しでも点を取りたいなら、絶対に見るべき動画です。
独学でTOPIK6級に合格した勉強法まとめ
TOPIKで6級を目指すなら、試験対策の勉強だけをやるのではなく、その他の勉強とバランス良くやることをおすすめします。
というのも、試験対策の勉強だけをやってしまうと、
「6級には合格したけど、韓国語話せないし韓国ドラマも字幕なしで理解できない…」
という状況になってしまう可能性が高いからです。
6級に合格できたけど実力が伴ってないと悩む人は、意外と多いです。
TOPIK6級合格とともに実践力も身につけたいのであれば、シャドーイングや音読・会話などのアウトプット学習も積極的にやってみてください。
TOPIK6級合格のために必要なのは、才能ではありません。
誰にでも出来ることを、誰よりもコツコツやれば6級は合格できます!