【TOPIK作文対策53番】満点取るための作文の書き方まとめ

TOPIK初受験で6級合格を達成した韓国語オタクのシズです。

TOPIKでの最難関といえば作文問題ですが、53番問題は対策さえしっかりしておけば満点近く狙える問題です。

53番問題は文章の型さえ覚えておけば、あとはグラフや図を見て当てはめていくだけなので、そこまで難しい問題ではありません。

そこで今回は、TOPIK쓰기の53番で満点を取るための作文の書き方について、解説していきます!

TOPIK対策で使用したテキスト

【TOPIK作文対策】53番問題の作文の書き方まとめ

53番の作文問題は、基本的にデータが2つと原因や要因が書かれているので、

  1. 導入文
  2. データ1の内容
  3. データ2の内容
  4. 原因&今後の展望

という内容で書いていきます。

導入部分の書き方

まずは過去問を参考に導入部分の書き方を説明します。

導入部分で書くべき内容は、

  • どこで(調査機関)
  • 誰を対象に(対象内容)
  • 何を調査したのか(調査内容)

ということを書いていきます。

ただ、調査機関や対象者はデータにない場合もあるので、ない場合は省きます。

書き方は、

  • (調査機関)에서
  • (誰)를/을 대상으로
  • (調査内容)에 대하여 조사한 결과

( )の中には問題文に記載されてある内容をそのまま入れればOKです。

上の過去問だと、調査機関と対象者の記載がないので、導入部分はこのように書きます。

온라인 쇼핑 시장의 변화에 대하여 조사한 결과

オンラインショッピング市場の変化について調査した結果

データ1の書き方

導入文が書けたら、次はデータ1の内容を書いていきます。

データ1の内容は基本的に年度と数字の棒グラフ、または折れ線グラフとなっています。

上記を参考に文章を書いていくのですが、出だしはまず「何について」のデータなのかを書きます。

전체 매출액이

全体売上高が

出だしは上記のように「◯◯が」という形にしておけば問題なし。

では続いてグラフの内容を文章にしていきます。

順番として、以下のように書いていきます。

  1. 2014年
  2. 46兆ウォンから
  3. 2018年には92兆ウォンに
  4. 増えた

韓国語で書くと、

  1. 2014년
  2. 46조 원에서
  3. 2018년에는 92조 원으로
  4. 늘어났다

ここで使用する文法や単語は下記の通りです。

  • ~から=에서
  • ◯年には=년에는
  • ◯◯に=로/으로
  • 増えた=늘어났다/증가하였다
高得点を取るためのポイント①

データの内容を書くときは、どのように変化したのかを書くのがポイントです。

例えばこのデータ1の場合、

  • 크게 늘어났다(大きく増えた)
  • 약 두배나 증가하였다(約2倍も増加した)

このように、「大きく」や「約2倍も」など、変化の詳細まで入れると◎。

その他大きく変化したときに使える単語として、「대폭으로(大幅に)」というものも使えます。

逆に小さな変化の場合は、「소폭(小幅)」という単語が使えます。

高得点を取るためのポイント②

最後の「増加した」という部分は、書き方を少し変えるだけで、印象が変わり、高得点に繋がります。

증가하였다

증가한 것으로 나타났다

データ2の書き方

では続いてデータ2の内容を書いていくのですが、出だしは接続詞の「 하편」を使います。

そしてその後に「◯◯(データのテーマ)를/을 살펴보면(一方、◯◯を調べてみると)」と付け加えれば、文章が上手く繋がります。

~増加した。(データ1の内容終わり)一方◯◯を調べてみると~(ここからデータ2の内容)

という感じですね。上記の問題文を参考にデータ2の出だしの文章を書いてみると、

한편 사용 기기에 따른 매출액을 살펴보면

一方、使用機器による売上高を調べてみると

このように出だしが書けたら、内容を書いていきます。

データ2はデータ1と同じ期間のデータであることがほとんどです。

なのでここでは年度について改めて言及することはせず、

같은 기간

同じ期間

という便利な言葉を使います。

続きはデータ1と同じ感じで文章にしていくのですが、データ2は2種類のデータがあるので、

~의 경우

(~の場合)

というフレーズを使います。

では、データ2の内容部分について書いてみます。

한편 사용 기기에 따른 매출액을 설펴보면 같은 기간 컴퓨터의 경우, 32조 원에서 39조 원으로 소폭 증가한 반면 스마트폰은 14조 원에서 53조 원으로 큰 폭으로 증가하였다.

一方、使用機器による売上高を調べてみると、同じ期間コンピュータの場合、32兆ウォンから39兆ウォンに少し増加した反面、スマートフォンは14兆ウォンから53兆ウォンに大幅に増加した。

ここでのポイントは二つです。

  1. 接続詞を上手く使う
  2. 変化の違いをしっかり説明する

二つのデータを見比べたところ、変化の幅に違いがあったのでこれをしっかり説明しつつ、接続詞で上手く文章をつなげます。

データの原因の書き方

53番の作文問題は、データ+その原因が書かれていることが多いです。

上の問題の場合、順番に

データ1(左上グラフ)

データ2(右上グラフ)

原因

上記の順番で作文を書いていきます。

では、原因の書き方ですが、出だしは、

이러한 변화의 원인은
このような変化の原因は

という文章を書けばOK。

続きは問題文にある原因を順番につらつらと書いていくだけです。

이러한 변화의 원인은 온라인으로 다양한 상품 구매가 가능해졌고,컴퓨터에 비해 스마트폰이 쇼핑 접근성이 높아졌기 때문이다

このような変化の原因は、オンラインでいろいろな商品の購入が可能になり、コンピューターに比べてスマートフォンがショッピングアクセシビリティが高くなったからだ。

文章の殆どは問題文から引っ張ってきますが、ところどころ言葉を足して、自然な文章に仕上げます。

TOPIK53番は型に沿って文章を書くだけ!

ある程度語彙があれば、53番の問題はそこまで難しくはありません。

上記で説明した文章の型さえ覚えておけば、10分もかからず作文は完成させられます。

あらかじめ文章の型と、使う語彙は決めておくと作文を書くのがすごく楽ですよ。

文章の書き方に慣れたら、満点近く取れることは間違いなし!

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