TOPIKリスニング対策でやっていた勉強法

TOPIKはこれまで2回受験経験があり、リスニングでは1回目が92点、2回目が94点とそこそこ高得点を取れました。

TOPIKは初受験で6級合格を狙っていたので、結構がむしゃらに勉強をやったのですが、おかげで成果を出せました。

そこで今回は、TOPIKリスニング対策でやっていた勉強法をご紹介します。

最初からこの方法で勉強をやっていたわけではありませんが、いろいろ試しながらこの方法に落ち着きました。

語彙を確実に増やしながら、しっかりリスニング力もつけられて、作文対策も同時進行で出来るという効率的な勉強法になっているんじゃないかなって思います。

実際この方法でリスニング対策をした結果、高得点を取ることが出来たので、TOPIK6級合格を目指す方はぜひチェックしてみてくださいね。

TOPIKリスニング対策でやっていた勉強法

TOPIKリスニング対策で私がやっていた勉強法は、

  1. 選択肢の日本語を韓国語に訳す
  2. 問題文を音読してわからない単語を確認する
  3. 問題文を4回聞く
  4. 問題文の日本語を韓国語に訳す

このような方法で、リスニング対策をしていました。

教材はトミさんのHPにある過去問を利用していました。

この過去問、実践形式で解くこともできるし、採点画面では正解と日本語訳を確認できるので、勉強にはすごく便利なんです。

①選択肢の日本語を韓国語に訳す

まずは一度過去問をすべて解き、採点画面で上級問題の50番から順番にさかのぼって回答の選択肢と問題文を確認します。

まずは選択肢の日本語訳を見て、それを韓国語に翻訳します。

このときわからない単語や表現があれば、解答を確認します。

問題なく訳せたものも、解答を確認して間違っていないか確認をします。

なぜこのような勉強法をやっているのかというと、語彙を増やすためです。

単語を覚えるときに「韓国語→日本語」で覚える人は多いと思いますが、韓国語を見て意味がわかる単語でも、日本語から韓国語に訳そうと思ったら出来なかったりしますよね?

醤油って漢字は読めるけど書けないみたいな。

でも、「日本語→韓国語」と訳せるものは、必ず「韓国語→日本語」にもできます。

なので私は新しい単語や表現を覚えるときは、「日本語→韓国語」で覚えるようにしています。

②問題文を音読して分からない単語を確認する

選択肢をすべて日本語から韓国語に訳したら、今度は問題文を音読します。

問題文を音読することで、単語の音や発音の変化をしっかり認識することができます。

韓国語を聞き取るためには、単語を文字としてだけでなく音でも認識できるようにしておかないと、知っている単語でも聞き取れなかったりします。

なのでしっかり音読をして、単語や文法の音をしっかり覚えます。

そしてこのとき、知らない単語と覚えが怪しい単語や表現は意味を確認してメモっておきます。

③問題文を4回聞く

問題文を音読したら、今度は問題文の音声を4回聞きます。

1回目は発音を確認する

まず1回目は耳をすまして問題文をよく聞き、発音を確認します。

2回目は問題文を見ながらシャドーイングする

1回目で発音を確認したら、次に問題文を見ながらシャドーイングします。

3回目は問題文を見ずにシャドーイングする

次は何も見ずに音声だけを聞き、シャドーイングをします。

このとき上手くシャドーイングできなかった部分を確認し、自分がどういう単語や文法を聞き取れていないのか、なぜ聞き取れなかったのかを明確にします。

聞き取れない部分と原因を確認すれば、自分の課題が見えてきます。その課題をクリアすれば、リスニング力をもっと上げることができます。

4回目は何も見ずに音声を聞く

最後は何も見ずに音声だけを聞き、どれだけ聞き取れているかを確認します。

④問題文の日本語を韓国語に訳す

問題文の音声を聞いた後は、問題文の日本語を見て韓国語に訳していきます。

このときもわからない単語や文法を確認しておくと、語彙を増やすのに役立ちます。

日→韓の翻訳が作文・읽기対策にもなる

リスニング対策で日→韓の翻訳をしていると、作文対策も同時に出来ちゃいます。

それだけでなく、語彙が増えるので읽기対策も出来ちゃうんです。

リスニングの最後のほうの問題には上級単語や文法が出てくるので、選択肢や問題文に出てくる韓国語はそのまま作文にも活かせます。

だから私は「これ、使えそうだな」と思った単語や文法があれば、ピックアップしていました。

日頃からやっていたリスニング勉強

TOPIK対策とは別に、日頃から以下のようなリスニング勉強もやっていました。

  • 韓国人と会話
  • シャドーイング
  • 音読

①韓国人と会話

私は毎日マウムというアプリで韓国人と会話していました。

Maum(マウム) - 優しい通話アプリ チャット 電話
Maum(マウム) – 優しい通話アプリ チャット 電話
開発元:LIFEOASIS Inc.
無料
posted withアプリーチ

無料で7分30秒通話できるので、いつも大体2、3人の方と会話をするようにしていました。

実際にネイティブの話す韓国語を聞いてネイティブの話すスピードに慣れておくと、TOPIKリスニングの音声スピードの方が遅いので聞き取りやすくなります。

②シャドーイング

シャドーイングという勉強法もやっていました。

私は韓国ドラマが好きなので、韓国ドラマを教材にセリフをシャドーイングしてリスニング力を鍛えていました。

シャドーイングはリスニング練習だけでなく、語彙も増えるので一石二鳥ですよ!

③音読

勉強するときは必ず声に出して勉強するようにしています。

例えば韓国語の本を読むときは、声に出して音読しながら読んでいます。

TOPIKの問題を解くときも、問題文や選択肢を音読しながら解きます。

常に韓国語を口に出すようにすることで、韓国語を文字としてだけでなく音でも認識出来るようにしています。

TOPIKリスニング対策でやっていた勉強法まとめ

私はハングル検定対策をしているときも、日→韓に翻訳する勉強法で語彙を増やしていました。

この勉強法でものすごく語彙が増えたので、TOPIK対策にも同じ方法を取り入れました。

TOPIKのリスニングは選択肢を先読みして理解しておくことで、かなり問題が解きやすくなるので、語彙を増やすということはすごく重要になってきます。

そして語彙を増やすのに「日→韓」の翻訳がすごく役立つので、めんどくさい作業ではありますがぜひ試してみてください。

なかなか6級が取れなかった人も、この方法で次回は6級に合格できるかもしれませんよ。