【TOPIKリスニング対策】私がやっていた勉強法

韓国語を独学で2年ほど勉強してきて、それなりに成果も出せたので自分の勉強法には結構満足しています。

今回はそんな私がやっていたTOPIKリスニング対策の勉強法をご紹介します。

最初からこの方法で勉強をやっていたわけではありませんが、いろいろ試しながらこの方法に落ち着きました。

語彙を確実に増やしながら、しっかりリスニング力もつけられて、作文対策も同時進行で出来るという効率的な勉強法になっているんじゃないかなって思います。

実際この方法でリスニング対策をした結果、初受験で92点取れたのでTOPIK6級合格を目指す方はぜひチェックしてみてくださいね。

TOPIKリスニング対策で私がやっていた勉強法

TOPIKリスニング対策は、主に過去問を使用して勉強を進めていました。

教材はトミさんのHPにあるTOPIK過去問

使用していた教材は、トリリンガルトミさんのHPにある過去問です。

オンライン上で過去問を解けて、採点までしてくれるというすごく便利なサイトです。

듣기に挑戦!というところをクリックすると過去問を解く画面に移るのですが、最後の問題の下に「採点をする」というボタンがあり、これをクリックすると回答と日本語訳がすべて表示されます。

また、問題ごとに音声を聞くこともできるので、TOPIKリスニング対策をするのにめちゃくちゃ便利なんです!

では私が実際にどのように勉強していたかということを、順番にご紹介していきます。

①選択肢の日本語を韓国語に訳す

まずは一度過去問をすべて解き、採点画面で上級問題の50番から順番にさかのぼって回答の選択肢と問題文を確認します。(※最初の方の問題は大体解けるので対策しませんでした)

まずは選択肢の日本語訳を見て、それを韓国語に翻訳します。

このとき訳せない(分からない)単語や表現があれば、回答のハングルを確認します。

問題なく訳せたものも、回答を確認して間違ってないか確認をします。

なぜこのような勉強法をやっているのかというと、語彙を増やすためです。

単語を覚えるときに「ハングル→日本語」で覚える人は多いと思いますが、ハングルを見て意味が分かる単語でも、日本語から韓国語に訳そうと思ったら出来なかったりしますよね?

醤油って漢字は読めるけど書けないみたいな。

でも、「日本語→韓国語」と訳せるものは、必ず「韓国語→日本語」にもできます。

なので私は新しい単語や表現を覚えるときは、「日本語→韓国語」で覚えるようにしています。

②問題文を音読して分からない単語を確認する

選択肢をすべて日本語から韓国語に訳したら、今度は問題文を音読します。

問題文を音読することで、単語の音や発音の変化をしっかり認識することができます。

韓国語を聞き取るためには、単語を文字としてだけでなく音でも認識できるようにしておかないと、知っている単語でも聞き取れなかったりします。

なのでしっかり音読をして、単語や文法の音をしっかり覚えます。

そしてこのとき、知らない単語と覚えが怪しい単語や表現は意味を確認してメモっておきます。

③問題文を4回聞く

問題文を音読したら、今度は問題文の音声を4回聞きます。

1回目は発音を確認する

まず1回目は耳をすまして問題文をよく聞き、発音を確認します。

2回目は問題文を見ながらシャドーイングする

1回目で発音を確認したら、次に問題文を見ながらシャドーイングします。

3回目は問題文を見ずにシャドーイングする

次は何も見ずに音声だけを聞き、シャドーイングをします。

このとき上手くシャドーイングできなかった部分を確認し、自分がどういう単語や文法を聞き取れていないのか、なぜ聞き取れなかったのかを明らかにします。

聞き取れない部分と原因を確認すれば、自分の課題が見えてきます。その課題をクリアすれば、リスニング力をもっと上げることができるというわけです。

4回目は何も見ずに音声を聞く

最後は何も見ずに音声だけを聞き、どれだけ聞き取れているかを確認します。

④問題文の日本語を韓国語に訳す

問題文の音声を聞いた後は、問題文の日本語を見て韓国語に訳していきます。

これも分からない単語や文法を確認し、語彙を増やすのに役立ちます。

TOPIKリスニング対策をしながら作文、読み取り対策もできる

実は上で紹介した勉強法、リスニング対策だけでなく作文と読み取り対策も同時にできちゃいます。

まず、「日本語→韓国語」にすることで、語彙を増やせるので読み取り対策にもなります。

そしてリスニング上級問題に出てくる単語や文法は上級単語や文法なので、選択肢や問題文に出てくる韓国語はそのまま作文にも活かせます。

なので私は「これ、使えそうだな」と思った単語や文法があれば、ピックアップしていました。

さらに問題文や選択肢を「日本語→韓国語」にする作業は、作文の練習にもなります。

TOPIK対策以外でやっていたリスニング勉強

私がTOPIK対策以外でやっていた、普段のリスニング勉強も紹介します。

①韓国人と会話

毎日マウムというアプリで韓国人と会話していました。

Maum(マウム) - 優しい通話アプリ チャット 電話
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開発元:LIFEOASIS Inc.
無料
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無料で7分30秒通話できるので、いつも大体2、3人の方と会話をするようにしていました。

実際にネイティブの話す韓国語を聞いてネイティブの話すスピードに慣れておくと、TOPIKリスニングの音声スピードの方が遅いので聞き取りやすくなります。

②韓国ドラマでシャドーイング

韓国ドラマを観ながらセリフをシャドーイングするということもやっていました。

ちなみに韓国ドラマでシャドーイングするときは、観たいドラマではなくシャドーイングしやすそうなドラマを選びます。

聞き取りの練習だけでなく、語彙も増えるので一石二鳥です!

③音読

韓国語の勉強をするときは必ず声に出して勉強するようにしています。

例えば韓国語の本を読むときは、声に出して音読しながら読んでいます。

TOPIKの問題を解くときも、問題文や選択肢を音読しながら解きます。

常に韓国語を口に出すようにすることで、韓国語を文字としてだけでなく音でも認識出来るようにしています。

TOPIKリスニング攻略に必要なこと

TOPIKリスニングパートを攻略するためには、とりあえず3つのことが必要かなと感じています。

①語彙を増やす

まずはやっぱりこれですよね。

語彙を増やす。

例え音声が聞き取れたとしても、解答の選択肢が理解出来なかったら正解を選ぶことはできません。

とりあえずTOPIKの問題でよく使われるような言い回しや表現は押さえておきたいところですね。

発音変化に慣れる

リスニングでありがちなのが、

単語の意味は知ってるのに聞き取れない

ということ。

発音変化に慣れてないと、知ってる単語が出てきてもパッと理解出来ないんですよね(汗)

こればっかりは韓国語を聞きまくって発音変化に慣れるしかありません。

③ハングルを読むスピードを上げる

TOPIKのリスニングは、選択肢をいかに早く読めるかということも点数に大きく影響してきます。

選択肢を先に読んでおくと音声の内容が理解しやすくなるので、先読みは必須です。

そして素早く先読みするには、リーディングスピードを上げるしかありません。

私は普段から読書や韓国ドラマを韓国語字幕で観たりしながら、ハングルを読む練習をしています。

TOPIKで6級一発合格するために

私はハングル検定対策をしているときも「日本語→韓国語」にする勉強法で語彙を増やしたのですが、これでものすごく語彙が増えたので、TOPIK対策にも同じ方法を取り入れることにしました。

TOPIKのリスニングは選択肢を先読みして理解しておくことで、かなり問題を解きやすくなるので語彙を増やすということは、すごく重要になってくるなと思います。

精神的負担も大きい試験を何度も受験するのは嫌なので、何が何でも一発合格したい。そのためにいろいろ工夫しながら勉強を進めていました。

おかげでTOPIK初受験で6級に一発合格できたので、良かったら参考にしてみてくださいね!