ハングル検定5級に落ちた方におすすめの勉強法

ハングル検定5級は、韓国語学習者にとっては初めて自分の実力を試す試験の一つです。

5級は最初の登竜門ということもあり合格率も80%程度と高いですが、そんな中、落ちて悔しい思いをした人もたくさんいると思います。

そこで今回は、ハングル検定5級に落ちた方におすすめの勉強法をご紹介します!

5級に落ちたからといって、韓国語学習が向いてないとか才能がないとか、そんなことは全くありません。

ぜひ今回の記事を参考に、リベンジを果たしてみてくださいね。

ハングル検定5級に落ちた方におすすめの勉強法

ハングル検定5級に合格出来なかったって人は、試験結果からまずは自分に何が足りなかったのかということを確認してください。

どんなことが不足していたのかにより、勉強法は異なってきます。

語彙が足りなかった人におすすめの勉強法

ハングル検定5級に落ちた原因が、分からない単語や文法が多かったっていう人は、語彙を増やすための勉強が必要です。

文法の基礎をしっかり固める

ハングル検定5級は初級の単語や文法が出題されますが、文法の基礎をちゃんと理解していないと、問題を読み解くのが難しくなります。

なので改めて文法の基礎をしっかり固めることをおすすめします。

文法の基礎が学べるテキストでおすすめなのは、「hime式 イラスト&書いて覚える韓国語文法ドリル」です。

イラスト多めのテキストになっているので、イメージで文法が学べます。

数字や曜日・単位を覚える

ハングル検定5級には数字や曜日・単位が出題されます。

これらは確実に理解できるように勉強しておきましょう。

数字に関しては、「일 이 삼(1、2、3)…」と数える漢数詞と、「하나 둘 세(一つ、二つ、三つ)…」と数える固有数詞があります。

ちょっとややこしくはありますが、どちらも勉強して覚えておくと、試験で確実に点数を取れるようになります。

また、単位も試験に出てきます。

  • 명=~名
  • 장=~枚
  • 권=~冊

など、基本的な単位も頭に入れておくことをおすすめします。

言語交換アプリで韓国人と会話する

単語や文法を自然に覚えるのに最適な方法が、

ネイティブである韓国人と実際に会話してみる

ということです。

私はハロートークという言語交換アプリを使って韓国の方とメッセージや通話をしていましたが、そのおかげで基礎的な語彙は早い段階で覚えられました。

HelloTalkハロートーク- 英語韓国語、選べる学習言語
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開発元:HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP
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ハロートークには日本語が分かる韓国人もたくさんいるので、初心者の方でもぜひトライしてみてください。

リスニングが聞き取れなかった人におすすめの勉強法

ハングル検定のリスニング問題に苦戦したって人は、アウトプットの勉強法を取り入れることをおすすめします。

音読しながら単語や文法を学ぶ

単語や文法を覚えるとき、しっかり声に出して音読し、その単語や文法の「音」も一緒に覚えます。

リスニングが苦手な人にありがちなのが、文字では認識しているけど音では認識していないというパターン。

どれだけ単語や文法を覚えても、音で認識していないとその単語や文法は聞き取れません。

韓国語の勉強をするときは、必ず声に出しながら勉強するようにするといいですよ。

韓国ドラマでシャドーイングする

リスニングを鍛えるのに効果的な勉強法がシャドーイングです。

リスニングの勉強というと、「聞く」勉強をイメージする人が多いですが、実は「話す」練習をするとリスニング力が向上します。

私は韓国ドラマを韓国語字幕にして、それを見ながらひたすらシャドーイングすることでリスニング力を上げました。

最初は全然上手く発音できませんが、それでも構わないので継続的に実践してみてください。

コツコツ続けていると、スピーキング力とリスニング力がものすごく上がりますよ。

時間が足りなかった人におすすめの勉強法

ハングル検定試験では時間が足りなくてしっかり問題を読んで答えられなかった、という人におすすめの勉強法が、

ハングルをひたすら読む

という勉強法です。

時間が足りないということは、問題文や選択肢を読むスピードが遅いということです。

ハングルを読むスピードが上がれば、時間に余裕を持って問題を解けるようになります。

ハングルを読むスピードを上げるには、ハングルに慣れるということが大事です。

私が初心者の頃にやっていたのは、YouTubeに上がっている好きな韓国ドラマのメイキング動画に出てくるテロップをひたすら読むというものでした。

動画は自分の好きなジャンルのもので構わないので、一時停止しながらハングルを読む練習をしてみてください。

くり返し読む練習をしていると、ハングルに慣れて読むスピードが上がりますよ。

いっそのことハン検受験をやめるのもアリ

ハングル検定5級に落ちた方におすすめの勉強法をいくつか紹介しましたが、いっそのことハン検受験をやめて他の勉強に専念するっていうのもアリです。

ハングル検定合格は手段であり目的ではない

そもそもハングル検定合格って最終目標ではないですよね?

自分が勉強してきた成果を試してみたいとか、実力がどれくらいか知りたいとか、自分のレベルを知るために受験する人が多いと思います。

なので韓国語を勉強している本当の目的は、「推しの韓国語が分かるようになりたい」とか、「韓国ドラマを字幕なしで観れるようになりたい」とかですよね。

それならハングル検定韓国語力を伸ばすための段であり、目的ではありません。

目的を果たすためにハングル検定受験は必須なのかどうか?一度考えてみてください。

実践力をつけるために受験は必須ではない

スピーキングやリスニング、ライティングやリーディングなど、実践力をつけるためにハングル検定受験は必須ではありません。

むしろ実践力をつけたいなら、ハングル検定対策をするよりも他の勉強をした方が効果的です。

実践力をつければハングル検定でも役立ちますが、ハングル検定に合格したからといって実践力がつくわけではありません。

ハングル検定合格に執着しすぎて本来の目的を見失わないようにしてくださいね。

私は最初の1年は一切受験しませんでした

ちなみに私はハングル検定準2級に合格していますが、5級~3級は受験していません。

つまり、いきなり準2級から受験して合格しました。

なぜ飛び級で合格できたのかというと、最初の1年は実践を身につけるための勉強に専念したからです。

アウトプット中心の勉強をひたすらやって実践力を上げ、中級レベルになってから初めてハングル検定を受験しました。

そのおかげでハングル検定にも合格できたし、その級に見合う実践力も身につけられたので、このやり方で勉強してきて良かったなって思っています。

ハングル検定5級に落ちたからといって落ち込む必要なし!

ハングル検定5級は合格率も高いので落ちたらショックだとは思いますが、落ち込む必要なんて全然ないですよ。

試験なんて何度でも挑戦できるし、また勉強すればいいだけですからね。

私はハングル検定を受験したってことだけでも十分な成果だと思います。

その経験は今後絶対に韓国語の勉強に役立つので、落ち込まずにむしろ自信を持ってください!

次は5級を再受験…ではなく、飛び級で4級を受けてみるのもいいかもです。