【完全保存版】ハングル検定準2級の勉強法を徹底解説!

ハングル検定準2級を目指す方のために、合格するための勉強法を徹底的に解説していきます!

3級に合格して次は準2級を目指すという人も多いかと思いますが、3級から準2級は一気に難しくなることで有名です。

テキストを見て、

「え、何コレ!?全然分からないんですけどー!!」

ってビビってる人もいることでしょう。

私も最初、準2級のテキストを見たときは、

「受かる気しないんですけどー!」

って思いました。

マジでハングル検定準2級、ムズすぎますよね…ビビリますよね…。

こんな高い壁、果たして自分に登れるのだろうか?って不安になりますよね…。

でも、大丈夫です!

ちゃんとコツコツ勉強すれば、語彙が少しずつ増えていって合格圏内レベルになれます。

私もハングル検定準2級の勉強を開始して3ヶ月くらいで合格圏内レベルくらいになれました。

今回はそんな私がやっていた勉強法を詳しくお教えするので、これさえやれば合格間違いなし。

誰でも出来るシンプルな勉強法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の内容

・ハングル検定準2級のレベルと勉強時間

・ハングル検定準2級対策におすすめのテキスト

・ハングル検定準2級合格のための勉強の流れ

・ハングル検定準2級の勉強法を徹底解説

・ハングル検定準2級合格のために有効なその他の勉強法

ハングル検定準2級のレベルと勉強時間

ハングル検定準2級のレベルは公式HPによると、

60分授業を240~300回受講した程度。日常的な場面で使われる韓国・朝鮮語に加え、より幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。

  • 様々な相手や状況に応じて表現を選択し、適切にコミュニケーションを図ることができる。
  • 内容が比較的平易なものであれば、ニュースや新聞記事も含め、長い文やまとまりを持った文章を大体理解でき、また日常生活で多く接する簡単な広告などについてもその情報を把握することができる。
  • 頻繁に用いられる単語や文型については基本的にマスターしており、数多くの慣用句に加えて、比較的容易なことわざや四字熟語などについても理解し、使用することができる。
ハングル能力検定協会

毎日1時間の授業を8ヶ月~10ヶ月受講したくらいのレベルってことですね。

ハングル検定準2級に合格するために必要な勉強時間ですが、現時点でのレベルが3級程度であれば、3ヶ月~6ヶ月くらい勉強すれば合格できるかなって感じだと思います。

ちなみに私は6ヶ月ハングル検定準2級対策の勉強をしました。

ハングル検定の受験経験はなく、初受験でいきなり準2級を選びましたw(※それまで独学で1年くらい勉強していました)

こんな私でも合格できたので、今回お教えする勉強法を実践すれば、今どれだけ自信がなくても大丈夫です!

ハングル検定準2級対策におすすめのテキスト

ハングル検定対策のテキストはいろいろ出ていますが、私がおすすめするテキストは、「ペウギ」と「過去問題集」です。

ハングル検定公式テキストのペウギと、過去問題集。

この2種類のテキストだけで十分です。

ペウギのおすすめポイント

・ハングル検定公式テキストなので、例文がそのままテストに出題されたりする

・テストに出題される内容がこの1冊で十分学べる

ペウギ1冊しっかり勉強すれば、準2級に合格できるだけの語彙力は十分身につけられます。

ただお値段がちょっと高めなので、新品にこだわらない人はメルカリなどで中古のテキストを安く購入するのもいいと思います。(私は過去問は中古のを買いました)

過去問題集に関しては勉強するというよりも、本番のテストに備えて「テストに慣れる」ことを目的に使用します。

ハングル検定準2級合格のための勉強の流れ

まず最初に、ハングル検定準2級に合格するための勉強の流れを大まかに説明します。

①テキストを3回くり返し勉強する

上で紹介したハングル検定公式テキスト「ペウギ」は3回くり返し勉強します。

テキストを最初から進めていって、最後まで終わったらまたはじめに戻ってやり直します。

同じテキストをくり返し勉強することで、語彙が少しずつ増えていきます。

②過去問題集を解く

ペウギを3周したら過去問題集へ移ります。

聞き取りを解いたら答え合わせをして、問題と解答の確認をします。

次に筆記問題を解き、解き終わったら答え合わせをして問題と解答の確認をします。

③テキストで最終確認をする

ある程度過去問題をたくさん解いたら、最後にまたテキストに戻って最終確認をします。

始めからさーっと目を通し、覚えていない単語や語彙をピックアップしていきます。

自分が苦手なこと、弱い部分を最後にしっかり強化していきます。

ハングル検定準2級の勉強法を徹底解説!

ではここからは、実際にテキストを使ってどのように勉強を進めていくのか詳しくお話していきます。

まずは模擬試験で現時点のレベルを確認

上で紹介したハングル検定公式テキスト「ペウギ」には、模擬試験があります。この模擬試験を最初に解いて、現時点の自分のレベルがどれくらいかを確認しておきます。

ちなみに私は最初の時点で、

聞き取り:16/40

筆記:37/60

合計:53点

というレベルでした…。(聞き取り半分も点数取れてない…)

なので、この時点で全然合格圏内に届いてなくても全く問題ありません。ここから少しずつ点数が取れるようになっていきますからね。

勉強を進める上で自分の成長がモチベーションにもなるので、最初に模擬試験を受けておくことで、後々自分がどれくらい成長したのかが分かりやすくなります。

ハングル検定準2級のリスニング対策

ではまず、ハングル検定準2級のリスニング対策方法をお教えします。

ハングル検定公式テキストペウギは、1課~19課まで同じ構成で作られており、各課の最初に音声付きの文章が掲載されています。

この部分でリスニング対策をしていきます。

①問題文を聞く→文章を確認

まずは音声をテキストを見ずに聞き、どれくらい聞き取れるかを確認します。

その後、文章を確認して、知らない単語や文法をピックアップします。

参考

私はピックアップした単語や文法はnoteに勉強記録としてまとめていました。

②音読する

次に、文章を音読してみます。

音読してみると、発音が分からない単語などが出てくるかと思うので、これを音声でしっかり確認してメモしておきます。(私はテキストに直接書き込んでいました)

③シャドーイングする

次は音声を聞きながら自分も後に続いてシャドーイングをします。

これは私が実際にやっていたシャドーイング風景です。

シャドーイングをくり返して文章がスラスラ読めるようになると、完璧に聞き取りが出来るようになります。

④ディクテーションする

ディクテーションとは、音声を聞いてそれを文章に書き起こしていく勉強法です。

少しずつ区切って一時停止しながら、聞こえた音声をハングルで書いていきます。

こうやって聞こえたものを自分で書き起こすことで、何が聞き取れて何が聞き取れていないのかということがはっきり分かります。

ハングル検定準2級の発音問題対策

ハングル検定には以下のような発音問題が出題されます。

この問題に関しては、ひたすら書いて覚えます。

  • 식용유→시굥뉴
  • 볼일→볼릴
  • 꽃잎→꼰닙

このように、書けるようになるまで何度もくり返します。

この部分はあまり難しくないので、確実に点数を取れるようにしておきましょう!

ハングル検定準2級の単語・文法・慣用句対策

ハングル検定準2級では幅広い単語や文法、慣用句が出てきます。

最初は知らない韓国語だらけで焦りますが、テキストを3周もすればかなり頭に入るので、根気よくテキストを進めていきましょう。

新しい韓国語を覚える方法として効果的なのは、

くり返しその言葉に触れる

ということです。

まずは普通にテキストを読み進め、15分~20くらい経ったらまた最初に戻って同じところを読み返します。

数十分テキストを進めたら、戻ってまた同じ時間だけ復習する

このように、その場で復習をしながら勉強を進めていきます。

そして次の日に勉強を始めるときも、前日にやったところを軽く復習してから新しいところへ進みます。

テキスト3周目は、テキストに掲載されている例文をすべて「日本語→韓国語」に翻訳出来るようにします。

ハングル検定準2級の四字熟語対策

準2級から四字熟語が新たに入ってきますが、正直四字熟語は覚えるのにそんなに苦労しないと思います。

日本語と似ているものも多いし、ハングルに漢字を当てはめると大体意味が分かったりもします。

なので四字熟語に関しては、何度もくり返し見て書いて覚えればOKです。

ハングル検定準2級の漢字語対策

準2級から漢字問題は一文字になります。

漢字問題については、テキストに載っている練習問題でひたすらくり返し勉強して覚えます。

テキストが汚くてすみません…

私はこのようにテキストにどんどん書き込んでいく方式で勉強していました。

解けなかった箇所には印をつけておいて、何度も復習します。

過去問題集でレベルチェック&本番試験に備える

テキストを1周終わるごとに過去問題集で過去問を解き、自分のレベルをチェックします。

そして試験1ヶ月前くらいになったら、ひたすら過去問を解きまくります。

過去問をたくさん解くことで、出題傾向が分かり本番のテストの予行演習が出来ます。

私は2017年、2019年、2020年と3冊過去問題集を買って、過去6回分の過去問を本番までに解きました。

過去問はあまり古いものを買ってしまうと問題形式が変わっていたりするので、なるべく最近のものを購入するのがいいと思います。

最後はテキストを再確認して仕上げる

過去問を何度も解いて80点以上確実に取れるようになったら、また最初のテキストに戻って内容をさーっと確認します。

この時点でもうだいぶ語彙も増えているので、テキストの内容も大体理解出来るようになっていると思います。

なのでここでは1ページ1ページにあまり時間をかけず、まだ覚えきれてない語句や怪しい部分を確認して強化しておきます。

試験前は自分が苦手な部分や弱いなと思うところを集中的に勉強して最終仕上げをします。

ハングル検定準2級合格のために有効なその他の勉強法

ハングル検定対策の勉強は基本的に公式テキストと過去問でしますが、これ以外にも私がやっていてすごく役に立ったなと思う勉強法を紹介します。

韓国語の本を読む

私は毎朝30分、韓国エッセイや韓国小説を読んでいたのですが、この読書をしていたおかげで読むスピードがものすごく早くなりました。

ハングル検定には長文問題も出てきますが、普段から読書で長文を読むことに慣れていたため、問題文を読み解くのがそこまで負担になりませんでした。

本番の試験も20分の時間を残して試験を解き終わったので、韓国語の読書はすごく役に立ったなって思います。

本を読むのが嫌いでなければ、韓国語の本を空いた時間に読むっていうのもおすすめです。

韓国ドラマを韓国語字幕で観る

私は普段、韓国ドラマを韓国語字幕もしくは字幕なしで観るのですが、これもハングル検定試験に役立ちました。

読むスピードが早くなったことはもちろん、リスニングも強化できたので聞き取り練習にもなりました。

私は勉強の息抜きにドラマを見たり本を読んだりしていたのですが、息抜きを通じても韓国語の勉強ができれば一石二鳥ですよね。

韓国ドラマ好きの人には、韓国ドラマを韓国語字幕で観ることをおすすめします。

ハングル検定準2級の勉強法まとめ

私がハングル検定準2級の勉強を始めたときは、分からないことだらけだし難しすぎるしでとても自分が合格できるなんて思えませんでした。

それでもコツコツ勉強を続けていくと少しずつ語彙が増えていき、分かることも増えていき、いつの間にか余裕で合格できるくらいの知識がついていました。

私は決して勉強が得意な方ではありませんが、そんな私でも合格できるくらいのレベルまで韓国語力を伸ばせたので、3級レベルくらいの知識があれば準2級合格は決して難しくありません。

ちなみに今回ノートの書き方についてはお話しませんでしたが、私は基本的に殴り書きスタイルで勉強を進めていました。

私は準2級合格ではなく、満点合格を目指して勉強していました。そのため、テキストを一冊まるごと覚えてやろうくらいの気持ちで勉強しました。

準2級は70点以上で合格ですが、70点以上を目指すよりも100点を目指して勉強した方が確実に合格出来ると思います。

私はこのあと2級・1級も挑戦予定ですが、基本的には同じ方法で勉強しようと思います!

勉強法について何か質問などがございましたら、お気軽にTwitterからご質問くださいませ。時間があるときに返信させていただきます。

>>シズのTwitter