「遅い」の韓国語늦다と느리다の違いと使い分け

「遅い」を意味する韓国語には늦다と느리다があります。

日本語にするとどちらも「遅い」となりますが、それぞれ別の意味で使われるため、混乱してしまう韓国語学習者さんも多いと思います。

そこで今回は、「遅い」の韓国語늦다と느리다の違いと使い分けについて、解説していきます!

覚えてしまえば使い分け難しくないので、この機会にしっかり覚えてしまいましょう。

「遅い」の韓国語늦다と느리다の違いと使い分け

늦다と느리다には、それぞれこのような違いがあります。

  • 늦다:時間が遅い、時期が遅い
  • 느리다:動作が遅い、のろい

늦다:時間が遅い

늦다の遅いは、時間が遅いというときや、時期が遅いときに使われます。

늦은 시간에 전화해서 미안해

遅い時間に電話してごめん

오늘은 회식이 있어서 밤 늦게 집에 왔다

今日は飲み会があって夜遅くに帰宅した

이제 와서 사과해도 늦었어

今さら謝っても遅いよ

また、늦다には「遅れる」という意味もあります。

약속 시간에 5분 늦었다

約束時間に5分遅れた

늦다の反対語は이르다(=早い)となります。

느리다:動作が遅い、のろい

느리다は動作が遅かったりのろい場合に使われる「遅い」です。

거북은 걸음이 느리다

亀は歩みが遅い

시간 여유가 있으니까 느려도 돼

時間の余裕があるからゆっくりでいいよ

인터넷 속도가 느리다

インターネットの速度が遅い

느리다の反対語は빠르다(=早い、速い)になります。

느리다のその他の意味

느리다には遅いの他にも、

  • 緩い
  • のんびり、おっとり
  • 鈍い

という意味があります。

경사가 느리다

傾斜が緩い

성격이 느리다

性格がおっとりしている

동작이 느리다

動作が鈍い

늦다と느리다の違いと使い分けまとめ

늦다と느리다の違いは、

  • 늦다=時間、時期が遅い
  • 느리다=動作が遅い、のろい

このようになっていて、同じ「遅い」でもその意味がまったく異なります。

違いを覚えてしまえば使い分けは難しくないので、この機会にしっかり覚えてくださいね!