韓国人の友人と会話しているときにいつもパッと出てこないのが、「気づく」の韓国語。
韓国語にはいくつか「気づく」という意味の単語がありますが、状況によって使う単語が変わってきます。
早く「気づく」を習得したいので今回は、「気づく」の韓国語についてまとめていこうと思います!
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「気づく」の韓国語は主に3つ
気づくという意味の韓国語は3つあり、「알아차리다」「눈치채다」「깨닫다」という単語が使われます。
알아차리다:気づく、見抜く、見破る
알아차리다の意味を調べてみると、
- ある状況や事実を知り悟る
- あることの雰囲気を察知する
という意味が書かれていました。
では、続いて알아차리다の例文を見ていきましょう。
- 낌새를 알아차리다=気配に気づく
- 마음을 알아차리다=気持ちに気づく
- 정체를 알아차리다=正体に気づく
何かを察知したり何かの事実を知ったときに使える単語が알아차리다です。
ちなみに알아채다という単語もよく使われるのですが、こちらは알아차리다を略した言葉なので、元は同じ単語です。
눈치채다:気づく、かぎつける
눈치채다の意味を調べてみると、
人の表情や態度、または話や状況などからあることを知る
というようなことが書かれています。
例文を見てみると、
- 낌새를 눈치채다=気配に気づく
- 사실을 눈치채다=事実に気づく
- 속셈을 눈치채다=下心に気づく
……알아차리다とほとんど同じような意味で使われてますね…。
韓国人の友人に違いを聞いたところ、알아차리다と눈치채다はほとんど同じ意味で使われるものの、알아차리다は知らなかったことを知ったときに、눈치채다は状況や雰囲気で察したときに使うということでした。
깨닫다:気づく、悟る、目覚める
깨닫다の意味を調べてみると、
- 何かを学んだり経験して気づく
- 物事の本質や理屈、真理などを深く考えて理解する
このような意味となっています。
例文を見てみると、
- 일의 중대성을 깨닫다=事の重大性に気づく
- 현실을 깨닫다=現実に目覚める
- 가치를 깨닫다=価値に気づく
알아차리다と눈치채다は勘付いたりふと気づいたりするときに使われますが、깨닫다は何かを悟ったり目覚めたりするときに使われる単語になります。
友達同士や年下相手によく使うのが「눈치까다」
これは辞典などに載っている正しい韓国語ではないのですが、韓国人の友達によると「눈치까다」という単語を「気づく」という意味でよく使うそうです。
ただ、この言葉は親しい友達同士や年下相手にしか使えないらしく、年上の人や親しくない人に使うとちょっと失礼に聞こえるのだとか。
仲良くなった韓国人相手に눈치까다を使うと、「お、この人韓国語めちゃ上手いな!」ってなるそうなので、親しい友人がいる方はぜひ使ってみてください。
「気づく」の韓国語まとめ
気づくの韓国は主に3つありましたが、これでなんとか今日からは使い分けができそうですね!
おそらく알아차리다(알아채다)が一番使い勝手がいい気がする…
インプットするだけだと自然に使えるようにはならないので、今後は会話の中でどんどん使っていこうと思います!