韓国語で「強い」を意味する강하다と세다の違いと使い分け

韓国語で「強い」を意味する単語には강하다と세다がありますが、これらの違いとは何なのでしょうか?

今回は강하다と세다の違いと使い分けについて、解説していきます!

韓国語で「強い」を意味する강하다と세다の違いと使い分け

강하다と세다には「強い」という意味がありますが、それぞれの違いを簡単に説明すると、

  • 강하다:備えている力や耐性が強い、程度が高い
  • 세다:何かに影響を与える力が強い

このような違いがあります。

강하다の意味と使い方

강하다の強いには、次のような意味があります。

  • 力が強い
  • 水準や程度が高い
  • 精神的に強い
  • 耐久力がある、対処力がある

강하다はもともとそのものが持っている力や耐性が強かったり、程度が高いという場合に使われる「強い」です。

이 소재는 열에 강해요

この素材は熱に強いです

북극곰은 추위에 강해요

ホッキョクグマは寒さに強いです

나는 의지가 강한 편이에요

私は意志が強い方です

このように강하다は、そのものが持っている力や耐性が強い場合に使われます。

세다の意味と使い方

세다は何かに与える影響が強いという場合に使われ、ネガティブなニュアンスを持ったりします。

오늘은 파도가 세네

今日は波が強いね

아버지는 고집이 센 사람이에요

父は頑固者です

더 세게 밀어줘!

もっと強く押して!

このように세다は、何かに与える影響が強い場合や、強いことがネガティブに働く場合などに使われます。

강하다と세다のニュアンスの違い

강하다はたくましくて丈夫なイメージ、세다はきついというイメージがあります。

そのため、同じ「強い」でも、このような違いがあります。

  • 마음이 강하다:精神力がある
  • 마음이 세다:気が強い

강하다の강は「強」を表すので、何かが強固なイメージ、세다はネガティブなイメージを持つので「きつい」というニュアンスになります。

강하다と세다の違いと使い分けまとめ

강하다と세다にはどちらも「強い」という意味があり、置き換えが可能な場合もありますが、それぞれが持つニュアンスは異なります。

강하다にはポジティブなイメージがありますが、세다はネガティブなイメージを保つ場合もあります。

それぞれの違いを、

  • 강하다:たくましい、強固だ
  • 세다:きつい、程度が激しい

このように覚えておくと、その違いがわかりやすいですよ。