韓国語の勉強をしてある程度語彙も増えたのに、知っている単語が聞き取れなかったり、韓国人の話すスピードが早くてついていけなかったりするときってありますよね。
文字を見れば理解できるけど、聞くだけだと理解できない、という人は多いのではないでしょうか。
では、韓国語が聞き取れない理由って何なのでしょうか?
ということで今回は、韓国語が聞き取れない理由と聞き取れるようになるおすすめの勉強法をお教えします!
私は独学1年くらいで、推しの話す言葉が大体理解できるようになりました。
そんな私が実際にやっていた勉強法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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韓国語が聞き取れない理由
韓国語が聞き取れない理由は、いくつかあります。
- 語彙力不足
- 単語の音を理解していない
- 話す練習をしていない
- 連音化を理解していない
語彙力不足
韓国語が聞き取れない理由としてまず、そもそも語彙力が足りていないということがあります。
当たり前の話ですが、知らない単語・文法は絶対に聞き取れません。
韓国語の勉強を始めてまだ半年未満というのであれば、聞き取れないのは語彙力が少なすぎるからかもしれません。
単語の音を理解していない
知っている単語なのに聞き取れないという場合は、単語を文字としてのみ理解していて、音を理解していないということが原因です。
例えば「虹」という韓国語「무지개」があります。
この単語を「무지개」と文字だけで覚えて音を理解していないと、
ムジゲ
と聞いたときに「虹」という単語がパッと出てきません。
話す練習をしていない
私たちは、自分の発音できない音は聞き取れないので、話す練習(発音練習)をしていないと、聞き取りが難しくなります。
韓国語学習者さんの多くが、座学中心の勉強をやっていて、話す練習をしていません。
そのため聞き取りができず、会話も出来ないという状態になっています。
連音化を理解していない
韓国語には、連音化というものがあります。
例えば「안 해(=やらない)」というフレーズは、単語ををそれぞれ別で発音すると、
안(アン)해(へ)
となりますが、この韓国語を実際に発音するときは안のパッチム「ㄴ」と해の左側の「ㅎ」の音が繋がり、
안 해=アネ
という音になります。
このパッチムの音の変化を理解していないと、韓国語は聞き取れません。
韓国語のリスニング力がアップする勉強法
私が実際にやってリスニング力アップに効果のあった勉強法は、
- シャドーイング
- ディクテーション
- 韓国人と会話
以上の3つです。
①シャドーイング
まずはシャドーイングと呼ばれる勉強法。
この勉強法は、韓国人の韓国語を聞こえたままに真似して発音する勉強法です。
韓国人の発音を真似することで、少しずつ発音できない音が発音できるようになっていきます。
また、実際に発音して音を確認することで、連音化も理解出来るようになります。
そうして自分が発音出来るようになっていくと、韓国語も聞き取れるようになります。
②ディクテーション
ディクテーションとは、聞いた韓国語を一言一句書き写していく勉強法です。
この勉強をすると、自分が何を聞き取れて何が聞き取れないのかということが可視化できます。
そうすることで、聞き取れない韓国語を重点的に練習し、強化することが出来ます。
こうして一つ一つ聞き取れない韓国語を潰していくことで、聞き取れる韓国語がどんどん増えていきます。
③韓国人と会話する
一番実践的な勉強法でハードルは高いですが、一番効果のある勉強法が韓国人と会話することです。
私はアプリで仲良くなった韓国人と、半年間くらい毎日電話で話していたのですが、気づいたらリスニング力がものすごく上がっていました。
韓国人と会話すると、日常会話でよく使う言い回しやフレーズ、スラングも覚えられます。
また、韓国人の話すスピードにも慣れるので、「早くて聞き取れない」ということがなくなります。
韓国語リスニングのコツ
独学で3年以上韓国語を勉強してきた私が考える、リスニングのコツはこちらです。
- 最初からネイティブのスピードで学ぶ
- アウトプット量を増やす
- 楽しみながら勉強する
最初からネイティブのスピードで学ぶ
初心者にとって、ネイティブの話すスピードはとても早く感じますが、それでも最初からこのスピードで勉強した方が効果的です。
私は初心者の頃から、アプリで韓国人と通話していたので、早い段階でネイティブのスピードに慣れることができました。
韓国ドラマを観ていても、話すスピードが早くて聞き取れないということがほとんどありませんでした。
初心者だからといって最初にゆっくりの韓国語で学んでしまうと、そのスピードに慣れてあとあと苦労します。
どうせ苦労するなら、最初のうちにしておいた方が絶対いいですよ。
アウトプット量を増やす
リスニングはアウトプット量を増やすと、効果が出ます。
私はシャドーイングをコツコツ続けていたら、韓国ドラマが字幕無しでも観れるようになりました。
もし現在の勉強法がインプット中心の場合は、今後はアウトプットメインでやってみてください。
どんどん韓国語が聞き取れるようになっていきますよ。
楽しみながら勉強する
韓国語は楽しみながら勉強すると、効果も出やすいです。
楽しいと長時間集中できるし、毎日続けられるからです。
私は勉強を楽しむために、このように勉強していました。
- 好きな韓国語の歌を歌う
- 好きな韓国ドラマでシャドーイングする
- 推しの動画でディクテーションする
韓国語の勉強は、必ずしもテキストを使う必要はありません。
どうせ勉強するなら、自分が楽しいって思える方法を選んでくださいね。
韓国語が聞き取れない理由と効果的な勉強法まとめ
韓国語が聞き取れない理由は、語彙力不足かアウトプット不足です。
だからリスニング力を伸ばしたいのであれば、アウトプット中心の勉強をすることをおすすめします。
一番おすすめの勉強法は、韓国人と会話することです。
ハードルが高かったら、シャドーイングやディクテーションを取り入れてみてくださいね。
韓国語の勉強は、最初の半年くらいが一番しんどいですが、ここで踏ん張ると韓国語力もグンと伸びます。
しんどいときこそ成長しているときなので、出来なくても壁にぶつかっても気にせず勉強を続けてみてください。