2023年韓国文学院の翻訳新人賞へ応募するため、課題作であるウェブトゥーンの翻訳を進めています。
初めての翻訳ということで、翻訳作業から応募までの過程をブログにて残しておこうと思います。
何年後かにこのブログを見て、「最初はこんなだったのかw」って笑える日が来るといいなぁ。
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翻訳作業ってどんな流れでやるのがベストなの!?
初めての翻訳ということで、作業の流れや何からやるべきなのかなのか、さっぱり分かりません。
ウェブトゥーンの翻訳なので、各キャラの性格を把握してそのキャラに合った話し方・言葉の選び方をしなくてはいけません。
ということでまずは、課題範囲のストーリーを一通り読んでからストーリーとキャラの性格をある程度把握してから翻訳しようと思ったのですが…
気付いたら読みながら翻訳しちゃってましたw
とりあえず最初は自分のやりやすい方法でやろうと思い、ひとまずざっと翻訳してから少しずつブラッシュアップして修正していくスタイルで作業を進めていくことにしました。
とにかく擬音語・擬態語のオノマトペが難しかった!
翻訳していて特に難しかったのが、漫画に必要不可欠の「効果音」でした。
いくらTOPIK6級に合格していて、語彙もある程度あるとはいっても、オノマトペに関しては「無知」に等しかった…
状況を見て、
ここはこの音かな?
と予想を付けても、その擬音語を調べると全然予想していたのとは違ったということが何度もありました。
日本語と似たような効果音もあるにはあったけど、ほとんどが全然違う音だったので本当に難しかった!
特に日本語はひらがなとカタカナがあり、どちらで表記するかで雰囲気もだいぶ変わってくるので、どっちで表記するかについても悩みました。
オノマトペに関しては日本の漫画をたくさん読んで、音の引き出しをたくさん蓄えておこうと思います!
ニュアンスは理解できるのに日本語化が難しい韓国語
韓国語って勉強を始めた最初の段階では、
韓国語→日本語→理解
という順番で、一度日本語を介して理解しますが、慣れてくると日本語を介さずそのままダイレクトに理解出来るようになります。
なので韓国語を見てニュアンスは理解できるんですけど、それを日本語化しろって言われると、難しいときがある。
韓国語を理解する能力と、韓国語を日本語に翻訳する能力ってまた別だと思うんですよね。
韓国語を翻訳するとなれば、日本語力も求められる。
どれだけ日本語を理解しているか?どれだけの表現や言い回しを知ってるか?
そして自分の日本語の知識の中から、適当な言葉を選び出す能力も必要になる。
「韓国語力≠翻訳力」なのが、翻訳の面白いところであり難しいところですね。
翻訳のクオリティを上げるために…
さて、ひと通り翻訳が完了したのですが、このあとはとりあえずブラッシュアップの前に漫画をそのまま読み進めていこうと思います。
もう少し各キャラの性格をしっかり把握したいし、タイトルを翻訳するためにストーリーも把握したい。
課題範囲だけを読んで翻訳するには情報があまりにも少なすぎるので、もう少し情報収集をしてから翻訳の修正をしていきたいと思います!