翻訳しながらずっと、こんなことを悩んでいました。
私らしい翻訳をするか?
忠実な翻訳をするか?
私らしい翻訳とは「私がやりたい翻訳」で、忠実な翻訳とは「こう翻訳した方が良さそうだ」と思う翻訳。
翻訳作業を進めるうちに、いつの間にか私らしい翻訳ではなく、忠実な翻訳になっていました。
「こういう風に訳した方が評価もらえそう」
そんな風に翻訳するようになってて、「なんか違うな」と思いました。
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「翻訳新人賞を受賞すること」は目標にしない
翻訳コンテストに応募するからには翻訳新人賞を受賞したい。でも…
一番大事なのはやっぱり過程。
結果重視になると、結果ばかり見て作業するようになってしまう。それはなんか嫌だなって思いました。
なので私は翻訳新人賞に応募はするものの、受賞することを目標にするのはやめました。
目標は翻訳新人賞に応募すること
今回の目標は、「翻訳新人賞に応募すること」にします。
だから応募完了したら目標は達成!!
受賞できなくてもいい。でも翻訳作業は私が今できる精一杯のことをやり切る。
そして私は、今回の応募までの過程を思いっきり楽しむ!
そうすれば受賞は出来なくても、きっと多くのものを得られる気がします。
翻訳に迷ったときは…
今後翻訳で迷ったときには、「どう翻訳した方がいいのかな?」ではなく、
私はどう翻訳したいのか?
を軸にして、翻訳作業を進めていこうと思います。
これがクライアントワークだったら自分のやりたいように翻訳なんてできないと思うけど、コンテストなんだから私のやりたいようにやらせてもらう!
だって、自分のやりたい翻訳を思いっきりして落選したなら、それこそ後悔なんてないもんね。
韓国のウェブトゥーンのクオリティがすごい…
現在全73話あるうちの30話を読破したのですが、韓国のウェブトゥーンってクオリティめっちゃ高いですね…!
漫画といえばやっぱり日本!って感じでしたが、最近はウェブトゥーンがドラマ化されることも多く、韓国の漫画業界も相当レベル高いです。
今回の課題作も奥が深く、すごく興味深い内容の漫画です。
漫画とはいえ、やっぱりその国の文化が反映されるので、日本の漫画とはまた違った味でとても面白いです。
やっぱりウェブトゥーン翻訳は難しい!
翻訳作業をすればするほど実感するのですが、
ウェブトゥーン翻訳難しい!
書籍の翻訳だったら語調って決まってくると思うんですけど、漫画ってそのキャラの性別や性格・年齢口調って全然違うじゃないですか。
主要登場人物はまだ分かるとしても、脇役?通行人Aみたいな?くらいのキャラになると、女なのか男なのかよく分からないこともあって…
こういう場合、どういう口調で翻訳すればいいのかすごく悩みます。
なんとなく自分はウェブトゥーンよりも文学翻訳の方が向いてる気がするんですよね…(安易にウェブトゥーンを選んでしまったけれども)