翻訳新人賞への応募をきっかけに、翻訳にすごく興味を持つようになりました。
今思えば、私が初めて翻訳に挑戦したのは韓国語の勉強を始めてまだ1年も経っていなかったころ、姉から誕生日プレゼントにもらった「BTS를 철학하다(BTSを哲学する)」という本でした。
本を読み進めると同時にスマホのメモ機能に日本語訳を記入していく…という、恐ろしく時間のかかる作業をしながら読んでいました。
当然、この頃はまだ語彙力も少なく、しっかり原文を理解出来るほどの韓国語力はなかったので、翻訳文は不自然な部分だらけだったのですが‥
その頃に比べると遥かにスムーズに韓国の本を読めるようになり、語彙力も圧倒的に増えたので新たな挑戦として翻訳をやってみようと思ったのですが、
翻訳するならどんなジャンル良さそうかな?
と最近考えています。
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最初に興味を持ったのは字幕翻訳
韓国ドラマ好きとしては、やっぱり興味を持つ翻訳ジャンルは「字幕翻訳」。
韓国ドラマを観ながら、
いつか韓国ドラマの字幕翻訳が出来たらいいなぁ…
なんて、漠然と考えていたりしました。
そして一度、字幕翻訳者が書いているエッセイを読んだことがあるのですが、字幕翻訳には字数制限などのいろんな制約があるということを知りました。
いつも韓国ドラマを観ながら思ってたんですよね。
何でこのセリフの部分は訳されてないんだろう?
って。
でも、字幕翻訳に字数制限があると知って、納得しました。字数制限などの制約があるから、長いセリフでも短くストーリーに支障がないように翻訳しないといけないんだなって。
そういうちょっとした裏事情?みたいなものを知ると、字幕翻訳は想像以上に難しそうだな‥と思いました。
ハードルが低そうに見えるウェブトゥーン
ウェブトゥーン翻訳は最近需要が多そうだし、なんとなくハードルが低いイメージでした。
でも実際に翻訳をやってみると、スラングや造語・若者言葉など、どうやって日本語に訳したらいいのか分からないフレーズがいっぱいでした。
考えてみると、漫画のキャラって独特の話し方だったり、SFやファンタジー作品なんかは非現実的な言葉が出てきたりと、翻訳のハードルが高いかもしれないですね…
自分がただ読んで楽しむだけだったら内容理解は出来るかもですが、それを適当な日本語に翻訳するってなると、正直かなり難しいです。
読書好きにはたまらない書籍の翻訳
読書好きで韓国語好きの私からすると、一番興味があるのが書籍の翻訳かも。
ただ、書籍とはいっても小説からビジネス書・エッセイなどいろいろジャンルがあるので、ジャンルによって難易度は変わりそうですね。
私は書籍の翻訳をするならビジネス書かエッセイがいいなぁ。
韓国人作家さんが書いたエッセイ、最近日本でも結構人気ですよね。
私もこれまでいくつか読んだことがあるのですが、ストレス社会で暮らす韓国人や日本人にウケそうな本が多い気がします。
韓国語以外の知識も必要な産業翻訳
韓日翻訳で一番需要が多いのが産業翻訳です。
産業翻訳は一言でいえば、ビジネス文書を翻訳する仕事です。
産業翻訳は医学やIT・金融など、韓国語力の他にも専門的な知識も必要となるので、需要が多いとはいえ難しそう…
あと、ビジネス文書の翻訳となると、イメージ的に面白くなさそう…って思っちゃいます。
とはいえ、やってみると意外と面白くてやりがいのある仕事かもしれませんね。
意外と面白かったニュースの翻訳
最近、ハングル検定1級対策としてKBSニュースの翻訳を始めました。
翻訳の勉強とハン検1級対策を兼ねて、今日からKBSニュースを翻訳していくことにした。
— シズ@韓日翻訳家 (@shizu_shizu33) June 23, 2023
…んだけど、一記事翻訳するのに1時間以上かかったよ😂 pic.twitter.com/7Y43P3vw6o
これが結構面白くて、正直ウェブトゥーンよりも翻訳しやすいなと思いました。
気付いたら夢中で翻訳していて、あっという間に1時間経っちゃいました(笑)
あるなら絶対やりたいBTS専門の翻訳者
BTSに関するあらゆる作品を翻訳するという、BTS専門の翻訳の仕事があるなら、絶対やりたい!
ただ、彼らの人気とARMYの強い想いを考えると、かなりのプレッシャーではあるのですが…
恐れ多くもアメブロの方でバンタンの曲を和訳させてもらってますが、彼らの曲に込めた想いを日本語で伝えるというのは、本当に難しいです。
現役の翻訳者さんはどうやってジャンルを選んだんだろう…?
韓日翻訳をやっている方はたくさんいらっしゃいますが、みなさんどうやってジャンルを選んだのだろうか?すごく気になります。
最初はとりあえず翻訳会社のトライアルに応募して、依頼された仕事をひたすらこなしていく感じなのかな?
確かに何でもやってみないと分からないし、最初はいろいろ挑戦してみるのもいいかもですね。
最初から自分の希望するジャンルの翻訳ができるってわけでもないだろうし。
私も今後、いろいろ挑戦していく予定ですが、最初から道を決めずにいろいろやってみて適正を見てみようと思います!