韓国語初心者の頃は分からないことだらけで、勉強する度に壁にぶつかって心が折れそうになりますよね。
私も勉強を始めた最初の頃は、「???」ばかりで自分の理解度の低さや成長の遅さにもどかしさばかり感じてました。
そこで今回は、韓国語初心者さんがぶつがりがちな壁とその解決法についてお話します!
私がこれまで独学で2年勉強してきた経験をもとに、失敗談や解決法を共有します。
少しでも韓国語学習者さんのお役に立てれば幸いです^^
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韓国語初心者がぶつかりがちな壁と解決法
私が実際にぶつかってきた壁と、どうやって解決してきたのかということをお話していきますね。
パッチムの読み方が分からない!
ハングルを勉強するときに必ずぶつかるのが、
パッチムの読み方が分からないんですけど!
というものですよね。
例えば初級で習う単語「읽다(読む)」は「イッタ」と読みますが、ヘヨ体になると、「읽어요(イrゴヨ)」になります。
原形では二重パッチムの右側にある「ㄱ」は発音しませんが、ヘヨ体では二重パッチムどちらも発音します。
また、「맞다」は原形だと「マッタ」と発音しますが、現在形の不定詞「맞는」は「マンヌン」となり、過去形の不定詞「맞은」は「マジュン」と読み方がそれぞれ異なります。
このように、パッチムにはいろんな法則があるため、覚えるのがとても大変です。
だからパッチムの読み方を覚えるには、慣れるしかありません。
頭で理解しようとするのではなく、体で覚える。
理屈を理解しようとするのではなく、何度も発音する。
読み方が分からないパッチムは、まずはどう発音するか調べる。そして実際に口に出して発音してみる。
こういう勉強法をくり返していくと、自然にパッチムの読み方に慣れ、パッチムの法則もなんとなく感覚で分かるようになります。
ちなみに私は発音を調べるとき、グーグル検索やハロートークのメモ機能を使っています。
グーグル検索で単語の意味を検索すると、スピーカーのマークが単語の右下に出てくるので、こちらをクリックすると音声が聞けます。
また、ハロートークはメモ帳に発音を調べたい単語を入力します。
入力したら、その部分を長押しすると上記のようなメニューが出てくるので、「読む」をタップします。
単語を読み上げてくれるので、発音を確認できます。
機械音声なので不自然な部分はありますが、発音を確認する分には特に問題なく使えるので、私はよく利用しています。
単語・文法がなかなか覚えられない!
単語や文法が覚えられないって人も多いと思います。
人間は忘れていく生き物なので、今日学んだことも明日になったら忘れてたりします。
なので、単語や文法を覚えるためには、何度もくり返し使う!
「覚えた」単語はすぐに忘れちゃいます。
だから覚えた単語はすぐ使ってみるんです。
例えば、覚えた単語を使って日記を書いてみたり、覚えた単語で独り言を言ってみたり、覚えた単語を会話で使ってみたり。
そうやって実際に「使う」と、自然に頭に定着します。
そして文法はパッチムの読み方と同じように、頭で理解しようとしないこと。
文法に関しても、くり返し使ったり見たり聞いたりしているうちに、その文法のニュアンスが感覚的に分かってきます。
初心者の頃は「할게」「할래」「할거야」の違いがよく理解できませんが、これも何度も見たり聞いたりしているうちに、使い方や違いが分かってきます。
発音変化がよく分からない!
韓国語にはいろんな発音変化があるので、初心者さんは必死にその変化を覚えようとすると思います。
例えば「日本人」は韓国語で「일본인(イrボニン)」となりますが、この単語をそれぞれ分解すると、
일(イr)
본(ボン)
인(イン)
となります。
独立させると「イrボンイン」という発音のハングルが組み合わさると、「イrボニン」になりますよね。
こんな風に、韓国語には発音変化がありますが、この変化を理解しようとすると必ず壁にぶつかります。
そもそも話すとき、聞くときに頭の中でいちいち発音変化を考えている時間はありません。
瞬時に反応できないと、リスニングもスピーキングも出来ないんです。
だから発音変化は法則を理解しようとするのではなく、ただ聞いて覚える。
私は発音変化をきちんと勉強したことはありませんが、発音できます。
それはネイティブの韓国語を何度もくり返し聞いて、真似していたからです。
発音変化は実際に口に出して自分も発音しながら覚えると、自然と理解出来るようになります。
韓国語が全然話せない!
韓国語が話せるようになるには語彙を増やさなければ!と一生懸命単語や文法の勉強をしている初心者さんは多いと思います。
そしてある程度語彙が増えてきたときに、ふと気付きます。
基本的な韓国語は勉強したけど、全く話せるようになってない(泣)
「話せない」という壁は初心者さんだけでなく、中級者さんにも多い悩みです。
語彙が増えれば話せるようになると思いがちですが、残念ながら語彙を増やしたからといって話せるようになるわけではありません。
話せるようになるには、「話す練習」をしなければいけません。
シャドーイングしたり、実際に韓国の方と会話してみたりと、「話す練習」をくり返すやることで少しずつ韓国語を話せるようになります。
私は初心者の頃からアプリを利用して韓国の方といっぱい会話していたので、早い段階で話せるようになりました。
韓国人の話す韓国語が速すぎて聞き取れない!
ネイティブの話す韓国語はスピードが速すぎて聞き取れないって方も多いと思います。
でもここで注意が必要なのは、
速すぎて聞き取れないからスピードを下げて聞き取り練習をするということ。
遅いスピードで勉強してこれに慣れてしまうと、余計にネイティブのスピードについていけなくなります。
なのでできれば最初から通常のスピードでリスニング勉強することをおすすめします。
あと、リスニング教材も個人的にあまりおすすめできません。
リスニング教材は学習者のためにはっきりとした口調と遅めのスピードで収録されているからです。
それよりも韓国ドラマでシャドーイングしたり、実際に韓国の方と会話しながらリスニング強化をする方が短期間で聞き取れるようになります。
最初はできなくて当たり前!続けていればいつかできるようになる
初心者のうちはできないことばかりで壁に何度もぶち当たりますが、最初は出来なくて当たり前です。
私もパッチムの読み方がよく分からなかったし、文法も全然理解出来なかったし、上手く発音できず、もどかしさとくやしさに打ちひしがれる日々を送っていました。
それでもコツコツと勉強を続けていれば、最初の頃には出来なかったことが少しずつ出来るようになっていきました。
そして今では、初心者の頃は想像も出来なかったくらいに韓国語が出来るようになりました!
日々の成長は感じられなくても、3ヶ月・半年・1年・2年と経過すると、自分でもビックリするくらいに韓国語力が上がります。
なので今どれだけ出来なくても、壁にぶつかっても、めげずにコツコツ続けてみてくださいね。
韓国語が出来るようになると、世界が広がりいろんなものを楽しめるようになりますよ!