【韓国語独学】単語を効率的に覚える勉強法【セットで覚えればOK】

韓国語を独学で勉強し始めて1年以上経ちますが、私は単語を単語帳やテキストを使って勉強したことがありません。

ぶっちゃけ、単語をテキストを使って覚えるのってつまんなくないですか?

私が韓国語の勉強をするにあたり、楽しくない勉強はしないと決めています。

そんな私がこれまで試行錯誤をしながらたどり着いた、単語の効率的な勉強法について今回は紹介したいと思います!

韓国語の単語を効率的に覚える勉強法

単語は単体で覚えようとすると、なかなか覚えられません。

なので単語は一つの文章で、他の単語とセットで覚えるのが効率的です。

セットで覚えると使い方も一緒に覚えられる

例えば「끊다」っていう単語があります。これは「切る」という意味の単語です。

この単語を覚えるときは、このように覚えます。

전화를 끊다(=電話を切る)

전화(電話)という単語と一緒に、文章で覚えます。

このように覚えると、끊다は電話を切るというときの「切る」という意味で使われるんだなということが分かります。

韓国語には他にも「切る」という意味の単語がいくつかあります。例えば、「자르다」。

この자르다は物理的に何かを切るときや、クビ(解雇)にするというときに使う切るという意味で使われれます。

なので자르다を覚えるときは、このように覚えます。

  • 머리를 자르다(=髪を切る)
  • 사원을 자르다(=社員をクビにする)

このようにセットで覚えると、単語単体で覚えるよりも頭に入りやすくなります。

難しい単語ほどセットの方が覚えやすい

なかなか覚えられない難しい単語ほど、セットで覚える方が覚えやすくて効率的です。

例えばこういう文章、

안개가 짙게 끼다

ここで出てくる単語は、

  • 안개(霧)
  • 짙게(濃く)
  • 끼다(かかる)

の3つなのですが、それぞれ単体で覚えるってなると結構難しいですよね。

特に끼다は「かかる」っていう意味以外にもいろんな意味があるので、それを全て覚えるとなると大変です。

でもこの3つの単語をセットで

안개가 짙게 끼다(霧が濃くかかる)

って文章まるごと覚えちゃうと、結構簡単に覚えられちゃいます。

いろんな意味のある単語もセットで覚えると分かりやすい

単語の中でもいろんな意味を持つ単語ってあるじゃないですか?例えば「치다」って単語。

치다の意味をネットで調べると「打つ」って出てきますが、これ以外にも치다はものすごく多様な使われ方をします。

  • 시험을 치다(試験を受ける)
  • 사고를 치다(事故を起こす)
  • 값을 치다(値段をつける)

こんな風にいろんな使われ方をする치다を単語単体で覚えようとすると、混乱しませんか?(私はします)

なのでこういう単語も、単語単体ではなく別の単語とセットで文章まるごと覚えちゃう。

この方が効率がいいし、覚えやすいです。

単語は韓国ドラマで覚えるのがオススメです

私は日常的に使う基本的な単語はすべて、韓国ドラマで覚えました。

正直単語ってテキストよりも韓国ドラマで覚える方が効率的な気がします。

韓国ドラマなら映像&ストーリーとセットで覚えられる

韓国ドラマで勉強すると、その単語がどういう場面で使われるのかということがよく分かります。

そして韓国ドラマにはストーリーがあるので、頭にも定着しやすいです。

記憶法の中で「ストーリー法」というものがあるのをご存知でしょうか?

例えば10個の単語を順番通りに覚えてくださいって言われても、なかなか正確には覚えられないですよね?

でもこの10個の単語を使ってストーリーを作れば、簡単に記憶できちゃうんです。

例えば「りんご」「めがね」「車」…って単語単体で覚えるよりも、

りんごを食べてからめがねを買いに、車で出かけた

みたいな感じでストーリーにすると、たくさんの単語を記憶できるようになります。

これと同じで、韓国ドラマで韓国語を勉強すると、その単語が使われているシチュエーションとストーリーが一緒についてくるので、より頭に定着しやすくなるんです。

韓国ドラマには日常的によく使う単語が出てくる

韓国ドラマで勉強すると、日常的によく使う単語を優先的に覚えることが出来ます。

こういう単語を覚えておくと、韓国ドラマや推しの動画を理解しやすくなります。

また、韓国人と会話するときにも理解しやすいです。

テキストでは学べないスラングや略語を学べるっていうところも、韓国ドラマで勉強するメリットですね。

韓国ドラマは同じ単語が何回も出てくるので自然に覚えられる

韓国ドラマって同じ単語が何回も出てくるんですよ。だから頑張って覚えようとしなくても覚えちゃう。

例えば最近人気だった「ウヨンウ弁護士は天才肌」なんかだと、고래(クジラ)っていう単語がたくさん出てきました。

私はこの単語を最初は知らなかったのですが、ドラマを観ているうちに自然に覚えました。

このようにドラマを観ながら韓国語の勉強をすると、無理なく自然に単語を覚えられるんです。

韓国人と会話しながら覚えるのもオススメ

私は韓国人との会話の中でも単語をたくさん覚えました。

人との会話は記憶として残りやすい

私は言語交換アプリを使ってよく韓国人と会話しているのですが、人との会話の記憶ってすごく頭に残りやすいです。

これはそのとき覚えた単語がストーリーや感情とセットになっているからだと思います。

単語に限らず、文法や言い回しもネイティブと実際に会話をくり返すと、どういう場面でどういう風に使ってどんなニュアンスになるのかということが感覚的に理解できるようになります。

覚えた単語はその場ですぐに使うとより効果的

韓国人と会話しながら単語を覚える方法として、覚えた単語をその場ですぐに使うという方法がオススメです。

例えば私は初心者の頃から言語交換アプリを使っていたのですが、相手から、

반가워요(はじめまして)

っていうメッセージが来たら、そのまま

반가워요

って同じ言葉をすぐに使っていましたw

自分の名前を相手に伝えるときに使う「~라고 합니다(~といいます)」っていう表現も、韓国人の方が使っているのを見て、それをすぐにパクリましたw

こういう風に、覚えた単語をその場ですぐに使うと頭に定着しやすいです。

単語を効率的に覚える方法はセットで覚えること

単語を効率的に覚える方法は、

①他の単語とセットで文章まるごと覚える
②映像やストーリーとセットで覚える

このように単語単体ではなくセットで覚えることです。

テキストを使って単語を覚えるという作業は単調だし、つまんないですよね。

そしてこういう風に頑張って覚えた単語って、いざ使おうと思ってもなかなか出てきません。(ドラマや会話の中で出てきても、理解できなかったりします)

なぜか単語って一生懸命覚えた単語よりも、ドラマや会話でチラッ出てきた単語の方が記憶に残ってたりするんですよね。全く覚えようとしてないのに。

だから私は効率良く単語を覚えるためには、ドラマやネイティブとの会話の中で覚えていくことをオススメします!