韓国語の単語を効率的に覚える方法

私は韓国語を独学で3年以上勉強していますが、新しい単語を覚えるのって結構苦労しますよね。

覚えたと思ってもすぐに忘れちゃうし、次から次へと知らない単語が出てくるし……

それでも3年間勉強を続けてきて、韓国ドラマを字幕無しで観れるくらいには語彙力が増えました。

そこで今回は、私が実際にやっている単語を効率的に覚える方法をお教えします。

韓国語の勉強を楽しみながら語彙を増やしたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

韓国語の単語を効率的に覚える方法

単語は単体で覚えようとすると、なかなか覚えられません。

そのため単語は一つの文章で、他の単語とセットで覚えるのが効率的です。

単語はフレーズで覚える

例えば「切る」という意味の「끊다」という単語があります。

この単語を覚えるときは、こんなフレーズで覚えます。

전화를 끊다(=電話を切る)

전화(電話)という単語と一緒に、文章で覚えます。

このように覚えると、끊다は電話を切るというときの「切る」という意味で使われるんだなということがわかります。

そして韓国語には他にも「切る」という意味の単語がいくつかあります。

例えば、「자르다」。

この자르다は物理的に何かを切るときや、クビ(解雇)にするという意味で使われます。

だから자르다を覚えるときは、こういうフレーズで覚えます。

  • 머리를 자르다(=髪を切る)
  • 사원을 자르다(=社員をクビにする)

このようにフレーズで覚えると、単語単体で覚えるよりも頭に入りやすくなり、他の単語もセットで覚えられます。

難しい単語ほどフレーズで覚える!

なかなか覚えられない難しい単語ほど、フレーズで覚える方が効率的です。

例えばこういう文章、

안개가 짙게 끼다

霧が濃くかかる

ここで出てくる単語は、

  • 안개(霧)
  • 짙게(濃く)
  • 끼다(かかる)

の3つですが、それぞれ単体で覚えるとなると、結構難しいです。

特に끼다は「かかる」という意味以外にもいろんな意味があるので、それを全て覚えるのは大変です。

でもこの3つの単語をフレーズで、

안개가 짙게 끼다

霧が濃くかかる

とフレーズで覚えてしまうと、単体で覚えるよりも覚えやすくなります。r

意味が多い単語もフレーズで覚えると◎

単語の中でもいろんな意味を持つ単語ってあるじゃないですか?

例えば「치다」という単語。

치다にはいろんな意味があり、それをすべて覚えるのはかなり大変です。

ところがフレーズで覚えると、

  • 시험을 치다(試験を受ける)
  • 사고를 치다(事故を起こす)
  • 값을 치다(値段をつける)

単体で覚えるよりも、わかりやすくなります。

単語は韓国ドラマで覚えるのがおすすめ

私は日常的に使う基本的な単語を、ほとんど韓国ドラマで覚えました。

テキストで覚えるよりも、韓国ドラマで覚えるほうがわかりやすいんですよ。

単語が使われる状況や場面がわかる

韓国ドラマで勉強すると、その単語がどういう状況や場面で使われるのか、ということがよくわかります。

そして韓国ドラマにはストーリーがあるので、頭にも定着しやすいです。

記憶法の中に「ストーリー法」というものがあり、この方法を使うと記憶に定着しやすくなります。

例えば10個の単語を順番通りに覚えてくださいって言われても、なかなか正確には覚えられないですよね?

でもこの10個の単語を使ってストーリーを作れば、簡単に記憶できちゃうんです。

例えば「りんご」「めがね」「車」…って単語単体で覚えるよりも、

りんごを食べてからめがねを買いに、車で出かけた

このような感じでストーリーにすると、たくさんの単語を記憶できるようになります。

これと同じで、韓国ドラマにはストーリーがあるので、それに沿って単語を覚えることで記憶に定着しやすくなります。

日常的によく使う単語を覚えられる

韓国ドラマで勉強すると、日常的によく使う単語を優先的に覚えることが出来ます。

こういう単語を覚えておくと、韓国ドラマや推しの動画を理解しやすくなります。

また、韓国人と会話するときにも理解しやすくなります。

テキストでは学べないスラングや略語を学べるっていうところも、韓国ドラマで勉強するメリットです。

同じ単語が何度も出てくるので覚えやすい

韓国ドラマって同じ単語が何度も出てきます。

だから頑張って覚えようとしなくても、自然に覚えちゃうんです。

例えば私の場合、「ウヨンウ弁護士は天才肌」を見て、고래(クジラ)という単語を自然に覚えました。

このようにドラマを観ながら韓国語の勉強をすると、無理なく自然に単語を覚えられるんです。

韓国人と会話しながら覚えるのもおすすめ

韓国ドラマ以外にも、私は韓国人との会話の中で単語をたくさん覚えました。

会話は記憶として残りやすい

私は言語交換アプリを使ってよく韓国人と会話していたのですが、会話の記憶ってすごく頭に残りやすいですよね。

これはそのとき覚えた単語が、ストーリーや感情とセットになっているからだと思います。

単語に限らず、文法や言い回しもネイティブと会話していると、自然に覚えられます。

どういう場面でどういう風に使い、どんなニュアンスになるのかということが、感覚的に理解できるようになります。

覚えた単語はすぐに使う

韓国人と会話しながら単語を覚える方法として、覚えた単語をその場ですぐに使うという方法が効果的です。

例えば私は初心者の頃から言語交換アプリを使っていたのですが、相手から、

반가워요(はじめまして)

っていうメッセージが来たら、そのまま

반가워요

って同じ言葉をすぐに使っていましたw

自分の名前を相手に伝えるときに使う「~라고 합니다(~といいます)」っていう表現も、韓国人の方が使っているのを見て、それをすぐにパクリましたw

こういう風に、覚えた単語をその場ですぐに使うと頭に定着しやすいです。

韓国語の単語を効率的に覚える方法まとめ

単語を効率的に覚える方法としておすすめなのが、

①フレーズで覚える
②韓国ドラマで覚える

③韓国人と会話して覚える

この3つです。

単語を頑張って覚えようとする人も多いですが、頑張って覚えた単語は実践で出てこなかったりします。

だからそれよりも、自然に頭に定着させるということが大事になってきます。

単語がなかなか覚えられないという方は、今回紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。