我流の独学で韓国語の勉強をしているシズです。
韓国語の勉強をしているのに実力が全然つかないよーって人、テキストだけで韓国語の勉強をしていませんか?
- テキストに沿って文法を勉強する
- 単語帳を使って単語を覚える
- リスニング教材で聞き取り練習をする
確かに基礎をしっかり固めることは大事です。
最初は何も分からないからテキストに沿って勉強するしかないっていうのも分かります。
でも、テキストを使って勉強するだけでは、韓国語を使えるようにはなりません。
なぜか?それは、韓国語の使い方が分からないから。
じゃあテキストで勉強する以外に何をすればいいのでしょうか?
今回はテキストで勉強した韓国語を使える韓国語にするための勉強法をご紹介します。
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韓国語が使える人は韓国語を何度も使っている
韓国語が話せる人は、韓国語をたくさん話しています。
韓国語が聞き取れる人は、韓国語をたくさん聞いています。
韓国が書ける人は、韓国語をたくさん書いています。
韓国語が読める人は、韓国語をたくさん読んでいます。
このように、韓国語を使える人は、韓国語を何度も使っています。
正直、テキストで勉強するよりも、実践的な学習をしている人が多いかもしれません。
多くの人が勘違いしてしまいがちなのが、
韓国語の知識が増えたら使えるようになる
ということ。
でも、残念ながら知識が増えても韓国語は使えるようになりません。
想像してみてください。
歌が上手くなりたいって人がいたとして、その人が歌が上手くなる教科書に沿って、歌が上手くなる理論を勉強したとします。
- リズムのとり方
- 腹式呼吸の仕方
- 音程のとり方
- 声帯の開き方
歌の上手くなる方法の知識を身につけたとして、その人は歌が上手く歌えるようになるでしょうか?
ならないですよね?だって、全然歌ってないんだもん!
韓国語もこれと全く同じです。
いくら勉強して知識をどんどん増やしていっても、実際に韓国語を使わない限り、韓国語は使えるようにはなりません。
韓国語を「知ってる」から「使える」になる勉強法
テキストで勉強して単語や文法を覚えたら、その覚えた韓国語をアウトプットして「自分のもの」にする必要があります。
じゃあ、どんな勉強をすれば「知ってる」から「使える」になるのか?ということですが、
- シャドーイング
- ネイティブと会話
- ネイティブとメッセージのやり取り
- 読書
- 韓国語の歌を歌う
このようなことをすれば、韓国語は確実に使えるようになります。
シャドーイングの効果
まずシャドーイングとは、ネイティブの話す韓国語を真似して同じように話す勉強法です。
シャドーイングをすると、以下のような効果があります。
- 韓国語が発音できるようになる
- 発音変化を覚えられる
- ネイティブの韓国語が聞き取れるようになる
- スピーキング力が上がる
シャドーイングはいわば、「話す練習」です。
私たちはみんな、小さい頃に自転車を乗る練習を何度もして自転車に乗れるようになりましたが、韓国語も話す練習をすると話せるようになります。
そして韓国語が話せるようになると、聞き取りもできるようになります。
ネイティブと会話することの効果
ネイティブと実際韓国語を使って会話すると、以下のような効果があります。
- リスニング力向上
- スピーキング力向上
- 自然な韓国語を話せるようになる
ネイティブが話す韓国語は、テキストには載っていない韓国語も多いです。
また、ネイティブの話すスピードはリスニング教材よりも速いです。
テキストでしか勉強していない人がよく、
ネイティブの話すスピードが速すぎて、全然聞き取れない(泣)
なんて言いますが、ネイティブと実際に会話する機会を持つことで、この問題は簡単に解決できます。
そして当然ですが、ネイティブと会話していたらスピーキング力は自然に上がります。
韓国の方と会話しながら韓国語を勉強すると、自然な言い回しも覚えられて一石二鳥どころか一石何鳥にもなるんですよ。
ネイティブとメッセージのやり取りをすることの効果
ネイティブとメッセージのやり取りをすると、ライティングとリーディングがすごく伸びます。
韓国の人が日常会話でよく使う表現やフレーズも覚えられるので、テキストで学んだ韓国語がどのように使われているのかということもよく分かります。
ネイティブとの会話やメッセージは、ただおしゃべりしているだけなのに韓国語力が伸びるので、勉強らしい勉強が苦手だという人にはおすすめの勉強法です。
読書の効果
ハングルで書かれた本を読むことで、以下のような効果が得られます。
- 語彙が増える
- 読むスピードが上がる
- 読解力が身につく
私は普段、単語の勉強は特別何もしていませんが、韓国書籍を読むことで自然に新しい単語を覚えています。
何で本を読むだけで単語が覚えられるのかというと、
何度も同じ単語が出てくるから
です。
最初は意味の分からない単語が出てきたりその都度意味を調べますが、何度も同じ単語に出くわしていると、自然とその意味も覚えます。
そして読書はリーディングスピードも上がり、読解力も身につくので知らない単語が出てきても意味を予測できるようになります。
読書が苦手っていう人は、韓国のWEB漫画を読んだりするのでも同じような効果が得られます。
韓国語の歌を歌うことの効果
実は韓国語の歌を歌うだけでも、知ってる韓国語を使える韓国語に変えることができます。
韓国語の勉強で多くの日本人がつまづくのが、
発音変化と発音の仕方
ですが、歌を歌うことで発音変化も発音方法も身につけられます。
韓国語の歌を歌うことは、いわば発音練習です。
韓国語の発音はいくら理屈を理解していても、発音練習なしには発音できるようにはなりません。
逆に発音変化や発音方法を知らなかったとしても、発音練習さえしていれば発音はできるようになります。
ぶっちゃけ韓国語はテキストに沿って勉強しなくてもいい
韓国語の勉強といえばテキストを使うと多くの人が考えますが、
ぶっちゃけテキストを使わなくても韓国語は身につけれます。
私は単語も文法もテキストに沿って勉強したことはありません。
韓国語を話したり、
韓国語を聞いたり、
韓国語を読んだり、
韓国語を書いたり、
こうやって語彙を増やし、使えるようにもなりました。
今、テキストを使って一生懸命韓国語の勉強をしている人は、
テキストで勉強しただけでは韓国語は使えない
ということをどうか忘れないでください。
せっかく一生懸命勉強したのに、韓国語が使えるようにならなかったら悲しいですからね。