韓国語の勉強を続けているのに、なかなか話せるよにならない・聞き取れるようにならないという人は結構多いのではないでしょうか。
私は独学で3年以上韓国語を勉強してきましたが、今では会話も問題なくできるようになり、韓国ドラマも字幕無しで観れるようになりました。
私がこれだけいろいろできるようになったのは、韓国語をテキストだけで勉強するのではなく、いろんな方法で韓国語を学んできたからだと思います。
もし、あなたが今テキストで韓国語をずっと勉強しているというのであれば、韓国語が話せるようにならない理由はそれかもしれません。
今回は、韓国語はテキストで勉強しただけでは使えない理由について、お話していきます。
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韓国語はテキストで勉強しただけでは使えない理由
テキストで勉強しただけでは韓国語を使えない理由は、
「知っている」と「使える」は別物だからです。
野球のルールを知っていて、バットの振り方を知っていれば簡単にホームランが打てるというわけではないように、韓国語も知っているからといって話せるわけではありません。
ホームランを打つためには実際にバットを振って打つ練習をしなければならないように、韓国語も話せるようになるには、実際に話す練習をしなければなりません。
そして話す練習をして話せるようになると、聞き取りもできるようになります。
だからテキストで知識をただ頭に入れるだけでは、いつまで経っても話したり聞いたりすることができないわけです。
韓国語が使える人と使えない人の違い
韓国語が使える人と使えない人の違いは、練習をしているかしていないかです。
韓国語が話せる人は、韓国語をたくさん話しています。
韓国語が聞き取れる人は、韓国語をたくさん聞いています。
韓国が書ける人は、韓国語をたくさん書いています。
韓国語が読める人は、韓国語をたくさん読んでいます。
このように、韓国語を使える人は、韓国語を何度も使いながら練習しています。
韓国語ができる人ほど、実はテキストであまり勉強していなかったりします。
いくら勉強して知識をどんどん増やしていっても、実際に韓国語を使わない限り、韓国語は使えるようにはなりません。
韓国語を「知ってる」から「使える」になる勉強法
テキストで勉強して単語や文法を覚えたら、その覚えた韓国語をアウトプットして「使える韓国語」にする必要があります。
では、どんな勉強をすれば「知ってる」から「使える」になるのでしょうか?
私が考える効果的な勉強法は、
- シャドーイング
- 韓国人と会話
- 読書
- 韓国語の歌を歌う
このような勉強法が効果的です。
①シャドーイング
まずシャドーイングとは、韓国人の話す韓国語を真似して同じように話す勉強法です。
シャドーイングをすると、以下のような効果があります。
- 発音できるようになる
- 発音変化を覚えられる
- 聞き取れるようになる
- スピーキング力が上がる
シャドーイングはいわば、「話す練習」です。
私たちはみんな、小さい頃に自転車を乗る練習を何度もして自転車に乗れるようになりましたが、韓国語も話す練習をすると話せるようになります。
そして韓国語が話せるようになると、聞き取りもできるようになります。
②韓国人と会話
韓国人と会話すると、いろんなスキルを同時に上げることができます。
例えば、
- リスニング力向上
- スピーキング力向上
- 自然な韓国語を話せるようになる
これらに効果があります。
韓国人が実際に話す韓国語は、テキストに載っていないものも多いです。(スラングや略語など)
また、実際の韓国人が話すスピードは、リスニング教材よりも断然速いです。
テキストでしか勉強してこなかった人が、
韓国人の話すスピードが速すぎて、全然聞き取れない(泣)
なんてことをよく言いますが、韓国人と実際に会話をしていると、韓国人の話す韓国語のスピードに慣れることができます。
そして当然ですが、韓国人と会話していたらスピーキング力は自然に上がります。
韓国人と会話しながら韓国語を勉強すると、自然な言い回しも覚えられて一石二鳥どころか一石何鳥にもなりますよ。
③読書
韓国書籍で読書をすることも、効果的な勉強法です。
読書を習慣的にやっていると、
- 語彙力の向上
- 読むスピードの向上
- 読解力の向上
このような効果があります。
本を読みながらわからない韓国語を調べていると、自然に語彙は増えていきます。
そして読書はリーディングスピードも上がり、読解力も身につくので知らない単語が出てきても意味を予測できるようになります。
読書が苦手だという人は、韓国のWEB漫画を読んだりするのでも同じような効果が得られます。
④韓国語の歌を歌う
実は韓国語の歌を歌うだけでも、知ってる韓国語を使える韓国語に変えることができます。
韓国語の勉強で多くの日本人がつまづくのが、
発音変化と発音の仕方
ですが、歌を歌うことで発音変化も発音方法も身につけられます。
韓国語の歌を歌うことは、いわば発音練習です。
韓国語の発音はいくら理屈を理解していても、発音練習なしには発音できるようにはなりません。
逆に発音変化や発音方法を知らなかったとしても、発音練習さえしていれば発音はできるようになります。
韓国語はテキストで勉強しただけでは使えない理由まとめ
韓国語の勉強といえばテキストを使うと多くの人が考えますが、
テキストは使わなくても韓国語は身につけられます。
私は韓国ドラマや韓国書籍から単語や文法を学びました。
もし、テキストだけでしか勉強してこなかったという人は、ぜひ「話す練習」もしてみてください。
独学だと韓国語を話す機会はなかなかないように思いますが、本を音読したりシャドーイングするだけでも効果はありますよ。
韓国語の知識は増やすだけでなく、使いながら自分のものにしていきましょう!