先日SNSで、
「シズさんは文法でわからない所が出てきたときどうしてますか?」
という質問をいただきました。
韓国語の勉強を続けていると、必ず壁にぶち当たるときがやってきます。
何度説明を読んでもわからなかったり、なかなか理解できずに苦しんだり……
こんなとき、私はこうしています。
わからないことは、わからないまま置いておく
人によって勉強法はさまざまだと思いますが、私は無理に理解しようとはせず、そのままスルーして先に進んじゃいます。
そんな私が普段どうやって文法を覚えているのかを、今回はお話していきます。
当サイトにはプロモーションが含まれます。
韓国語上級者の文法の覚え方
私は現在、テキストを使った勉強はしていないので、文法に関しては韓国ドラマや韓国書籍から学んでいます。
文法は覚えずに慣れる
韓国ドラマや韓国書籍を読んでいてわからない文法が出てきたら、まずその意味を調べます。
意味を調べて「ふ~ん、そういう意味なのね」と思ったらそれで終わり。
私はわからない文法が出てきたとき、一生懸命理解しようとしたり、意味を覚えようとはしません。
なぜならその文法を論理的に覚えたとしても、実践で使えなければ意味がないからです。
覚えた単語や文法はどうせすぐに忘れてしまうので、私は何度も何度もその文法に触れることで、自然に覚えて感覚的に理解するようにしています。
文法を理解するコツは何度も触れること
私はわからない文法が出てくるとその都度意味を調べるのですが、一度意味を調べた文法もすぐに意味を忘れてしまうので、同じ文法を何度も調べています。
韓国ドラマを観ていると、同じ文法が何度も出て来るし、本にしても同じ。だから一度で覚えようとしたり理解しようとはせず、何度も何度もその文法に触れるなかで少しずつ頭に定着させています。
これは単語に関してもそうなのですが、同じ単語や文法をドラマや本の中で何度も触れていると、それを使うシチュエーションやニュアンスがなんとなくわかってきます。
言葉では説明できなくても、なんとなく感覚で理解できるようになるんです。
こうなると日本語を介さずに韓国語を韓国語のままで理解できるようになります。
韓国ドラマと韓国書籍は最適のテキスト!
個人的に韓国ドラマと韓国書籍って単語や文法を勉強するのに最適なテキストだと思っています。
ドラマは口語を勉強するのに役立つし、書籍は文語を勉強するのに役立ちます。
会話では使うけど文章ではあまり使われない文法もあるし、逆もあります。
ネイティブがよく使う「~가지고(~で、~だから)」なんかは代表的な口語で、会話では使われますが文章では使われません。
このように口語と文語をそれぞれドラマと書籍から学べるので、会話するのにも文章を書くのにもすごい役に立っています。
あと、ドラマと書籍が文法を覚えるのに最適だと思う理由は、その文法が使われるシチュエーションを理解しやすいからです。
文字だけの説明で理解するよりも、ストーリーとセットになっている方が理解しやすいだけでなく、記憶にも残りやすい。
趣味を楽しみながら勉強できるというのもメリットの一つです。
韓国語の勉強において大事なこと
私は韓国語の勉強において、大事にしていることがあります。それは、
わからなくて当たり前を前提に勉強する
ということ。
外国語を100%理解するなんてそもそも不可能なんです。だからわからなくて当たり前。
そうやって勉強していると、壁にぶつかっても心折れません。
わからないことを軽く受け流すくらいのほうが、勉強は進むし理解度も早くなります。
韓国語を3年独学で勉強してきたからわかるのですが、いまわからないことでも勉強を続けているとやがてわかるようになります。
だからわからなくても全然問題なし!
私がいま読んでる書籍にも、こんな言葉が書かれていました。
언어란 하루아침에 느는 것도 아니고 모국어가 아닌 이상 100퍼센트 완벽해질 수 없다. 중요한 것은 자신감을 잃지 않고 끊임없이 배우는 겻뿐.
멈추지마, 다시 꿈보터 써봐
言語とは、一朝一夕に上達するものでもないし、母国語でない以上、100%完璧にはなれない。大事なことは、自信を失わずに学び続けることだけ。