韓国語学習者さんが混乱しやすいのが、그리고と그래서の使い分けですよね。
그리고も그래서も接続詞として使われますが、その違いって何なのでしょう?
特にこれらは動詞や形容詞とくっついたときに、「~고」となるのか、「~서」となるのか、悩んでしまいますよね。
そこで今回は、그리고と그래서の違いと使い分けについて、説明していきます!
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그리고と그래서の違い
그리고は「そして」、그래서は「それで」となり、違いは前後の文章が繋がっているか繋がっていないかです。
한국에 유학을 갔고 남편을 만났어요
韓国に留学して夫に出会いました
한국에 사는 남자친구를 보고 싶어서 한국에 갔어요
韓国に住む彼氏に会いたくて韓国に行きました
このように、上の文章は留学して偶然夫に出会っただけで、前後の文章は繋がっておらず、「留学した」「夫に出会った」という2つの出来事を話しています。
そして下の文章は、韓国に行った理由が前の文章にある「韓国に住む彼氏に会いたくて」なので、前後の文章は繋がっています。
簡単に그리고と그래서の違いを説明すると、
- 그리고:追加で何かを付け加えるとき
- 그래서:何かの行動の原因や理由を話すとき
このようなシチュエーションで、それぞれ使い分けられます。
사과를 좋아하고 딸기도 좋아해요
りんごが好きで、いちごも好きです
사과를 좋아해서 매일 먹어요
りんごが好きで毎日食べます
그리고と그래서の使い分け
그리고と그래서の違いを頭で理解したとしても、実際に会話や文章で使い分けるとなると、難しいですよね……
私は使い分けに悩んだときは、こう考えるようにしています。
- 그리고:そして
- 그래서:だから
日本語の文章をそのまま韓国語に訳そうとすると、
- 留学に行って夫に出会いました
- 彼氏に会いたくて韓国に行きました
どちらも「~て」で一緒なので、그리고か그래서のどちらを使うか迷ってしまいます。
だからこういう場合は、
- 留学に行った。そして夫に出会った
- 彼氏に会いたい。だから韓国に行った
このように文章を区切って、「そして」「だから」のどちらが入るかが考えると、그리고と그래서を的確に使い分けられます。
그리고と그래서の違いと使い分けまとめ
그리고と그래서の違いは、「後ろの文章が前の文章の付け加え」か「前の文章が後ろの文章の理由や原因」かの違いです。
ただ、会話で実際に使いこなせるようになるには、感覚で覚えなくてはなりません。
会話中に頭の中で「これは後ろの文章の~」なんて考えているひまはないですからね(汗)
だから違いを理解したあとは、実際に会話の中で使いながら感覚的に覚えるしかありません。
最初は間違えて当然なので、間違いを気にせずどんどん使いながら、その違いを覚えていきましょう!