いろんな場面で使われる만하다の意味と使い方

韓国ドラマを観ていると、「만하다」という単語がよく使われています。

でも、この만하다という単語、使われる状況によっていろんな意味になるので、いまいち理解できない韓国語学習者さんもいるのではないでしょうか。

そこで今回は、만하다の意味と使い方について説明していきます!

単語の意味だけ覚えると日常会話や韓国ドラマで出てきたときに理解しにくいですが、ニュアンスで覚えてしまうと、どんな場面で出てきても意味が理解できるようになりますよ。

いろんな場面で使われる만하다の意味と使い方

만하다の意味を調べると、

  • ~に値する
  • ~だけのことはある
  • ~に耐える

このような意味が出てきます。

でも、これだけではちょっとわかりづらいですよね。

それでは例文をいくつか見ていきましょう。

만하다を使った例文とその意味

부산은 볼 만한 곳이 많아요.

釜山は見どころが多いです

この文章は直訳すると、「釜山は見るに値する所が多いです」となります。

つまり、見どころが多い・観光地が多いという意味になります。

그 식당은 먹을 만했어요.

あのご飯屋さんは結構美味しかったです

この文章は、「食べるだけのことはある」「食べる価値がある」という意味で使われています。

自然な日本語にすると、「結構おいしい」「まぁまぁ美味しい」という感じになります。

이 친구는 믿을 만한 사람입니다.

この友達は信用できる人です

この文章は、「信用に値する人」「信用する価値のある人」という意味で使われているので、信用できる人ということですね。

その他、こんな場面でも만하다が使われます。

그녀가 갈 만한 곳이 알아?

彼女が行きそうなとこわかる?

このように、姿が見えない人を探すときなんかに、「行きそうな~」という意味で使われたりもします。

また、新しい仕事を始めた相手に「仕事どう?」って聞いたときに、このような返事をする場合もあります。

뭐 할 만해

まぁ、悪くないよ

このように、「結構良い」「まぁまぁ良い」という意味でも만하다が使われます。

만하다の文章の作り方

만하다は「~ㄹ/을 만하다」の形で使われ、形容詞や動詞に付けて使われます。

  • 볼 만하다
  • 먹을 만하다
  • 어려울 만하다

パッチムがない場合は「ㄹ 만하다」、パッチムがある場合には「을 만하다」となります。

만하다のいろんな意味

만하다は使われる場面によって、いろんな意味を持ちます。

  • 먹을 만한 삭당 = 結構おいしいご飯屋
  • 갈 만한 곳 = 行きそうなところ
  • 믿을 만한 사람 = 信じられる
  • 할 만한 일 = 悪くない仕事
  • 견딜 만한 생활 = 耐えられる生活
  • 쓸 만한 것 = 使えそうなもの

만하다の意味だけを調べると「~に値する」「~だけのことはある」などが出てきますが、実際はこのようにいろんな意味で使われます。

만하다の意味と使い方まとめ

韓国ドラマや日常会話でもよく出てくる만하다ですが、使われる場面によっていろんな意味があるので、ニュアンスで覚えておくほうが理解しやすいですよ。

最初はなかなかパッと理解できないかもしれませんが、慣れてくるとどんな場面で使われていても理解できるようになります。

私も最初はこの単語が出てくる度に「???」となることが多かったのですが、今ではすっかり理解できるようになりました。

何度も何度も聞いたり見たりしているうちに覚えられるので、毎日韓国語に触れるように、触れる時間を少しでも多く持つようにすることをおすすめします!