久々に日本ドラマを観たら予想以上に面白かった

韓国語の勉強を始めてからめっきり観なくなった日本ドラマ。

韓国ドラマに比べると短いから内容が薄く、俳優の演技に関しても韓国俳優さんのほうが実力派揃いで断然面白いと思っていた。

でも最近Netflixで話題になっている「地面師」というドラマが何気に気になっていて、SNSでの評判も上々だったので観てみると……

これが予想以上に面白かった。

日本にはこういうドラマをもっと作ってほしい!

最近日本は韓国ドラマのリメイクが多く、これが私は本当に嫌いだ。

どう考えても本家より面白くなるはずがない。

日本のドラマ制作陣にはもっと日本ならではの作品を作ってほしい……と思っていたんだけど、地面師はまさに当たりドラマだった。

エピソードは7話と短いものの、この短さがこのドラマの面白さを最大限に引き出している気がする。

俳優も演技派揃いで、日本ドラマと韓国ドラマを見比べたときの演技の実力差に対するガッカリ感も全然なかった。

日本は韓国ドラマのリメイクなんてせず、こういう日本ならではのドラマをもっと作ってほしい!

でも日本ドラマを観ていると韓国語の勉強ができないので、ひそかに韓国語字幕で視聴している。

不動産業界の闇

ドラマの中で山本耕史が演じていた石洋ハウスの開発事業部長、青柳が、本当に不動産会社の社員に見えてくるなんて声もあり、かなりリアリティーのある出来になっていのも見どころのひとつ。

実は私、不動産会社に勤務していて土地などの物件情報はしょっちゅう見ているので、なんだかすごく身近な話に思えた。

私は不動産業界は入ったばっかりで知らないことも多いんだけど、なかなか面白い業界だったりする。

不動産業界に入って初めて知ったんだけど、不動産会社は大手から個人経営までめちゃくちゃ数が多い。

私は仕事でいろんな不動産会社に電話するんだけど、めちゃくちゃダルそうに対応されたり、迷惑そうな雰囲気を全面に押し出してくる人なんかもいる。

いい加減な人や嘘をつく人も少なくなく、不動産業界の闇って深そうだな……なんて思いながら仕事をしている。

ちなみに私は個人的に「対応悪い不動産会社リスト」を作っていて、そこに電話するときはあえて明るくより丁寧に対応するようにしている。

めんどくさそうでダルそうに話す相手と底抜けに明るく丁寧に話す私との温度差に相手がちょっと気圧されているのをひそかに楽しんでいる。

日→韓もなかなか面白い

いつもは韓国ドラマを韓国語字幕で楽しんでいる私だけど、日本ドラマを韓国語字幕で観るのもなかなか面白い。

日本語ならではの表現を韓国語にどう訳されているのかを見ると、シンプルに訳されていたり意味は同じだけど全然違う言葉に訳されていたりとなかなか興味深い。

韓日翻訳をするときはなるべく原文を活かして~と考えがちな私だけど、原文に縛られすぎるのも違うのかなと思ったりもした。

今のところ字幕翻訳には興味がないのでこれを専門的に勉強するつもりはないんだけど、どんな勉強でも役に立つことは間違いなから、どこからでも韓国語は学んでいきたいなと思う。