韓国語の勉強でぶつかる壁は、新しい世界への扉になる

勉強をしていて壁にぶつかることは今でもよくある。

それこそ初心者の頃なんて、わからないことだらけで八方塞がりの状態のなかコツコツ勉強していく必要がある。

壁にぶつかるとモチベが下がったり、挫折してしまう人もいると思う。

でも、そんな人にはぜひこれを知っていてほしい。

韓国語の勉強でぶつかる壁は、新しい世界への扉になるということを。

壁は障害ではなく、アトラクションである

韓国語の勉強をはじめて3年半、ここまで勉強してきたからわかるんだけど、自分の前に立ちふさがる壁って実は障害物ではなく、アトラクション。

「壁=しんどい思いをして乗り越えなければならないもの」と考える人は多いけれど、そうではなくて、

壁=楽しみながら登っていくもの

だったりする。

韓国語の勉強が楽しいのはなかなかスムーズに進まないからで、何の苦労もなくトントン拍子に韓国語が上達したら、すごくつまらないと私は思う。

昔やっていたRPGのゲームで、秘密のコマンドを入力するといきなりレベル99の無敵状態でプレイできるというのがあったんだけど、面白いのは最初の一瞬だけで、すぐに飽きてしまった。

ゲームはやっぱりレベル1からコツコツレベルを上げていくのが面白いし、少しずつスキルや装備を増やしてキャラクターを強化していく過程が一番面白い。

勉強もこれと同じで、レベル1の初心者から少しずつ知識を増やしてレベルを上げていく過程が面白い。

だから勉強をしていてぶつかる壁は、そのステージのラスボスだったり、貴重なアイテムを落としてくれる敵キャラのような、いわばアトラクションのようなもの。

壁の攻略方法は一つではない

勉強していて壁にぶつかると、自分の勉強法が果たして合っているのだろうか?他にもっといい勉強法があるのではないか?と不安になる。

そんなときはやたらに勉強法をSNSや動画などで探し、「短期間で」「効率的に」「簡単に」などの文句につられて勉強法難民になる人も多い。

私もこのブログで自分に効果のあった勉強法をいろいろ紹介しているけれど、すべての人が私と同じ方法で韓国語が上達するとは思っていない。

人それぞれ得意不得意は異なるし、性格も違うんだから、その人に合っ勉強法なんてその人にしかわからない。

だから韓国語の勉強には「これが正解!」ということなんてない。

ある人にとっては正解でも、ある人にとっては間違いにもなったりするから。

私は壁にぶつかったときは、一番に自分を信じるようにしている。

自分がやりたい勉強法を選び、自分が良さそうだと思った勉強を選ぶ。

勉強をやっていて「なんか違うな」と思ったら他のことをやってみる。

そうやっていつでも自分の勘みたいなものを頼りに勉強していたら、いくつものを壁を乗り越えていた。

韓国語の勉強でぶつかる壁は、新しい世界への扉になる

壁にぶつかると、何か果てしなく大きなものが自分の前に立ちふさがっているような気分になるけれど、それって実は新しい世界への扉だったんだなって今ならわかる。

壁に見えていたのは実は扉で、最初はその扉の開け方がわからないから右往左往してしまうけど、扉の向こうにはいまの自分が知らない世界が広がっている。

だから私は壁にぶつかるとちょっとワクワクする。

この壁……扉を開いたらどんな世界が待っているのだろう?そんな気持ちで。

扉は攻略すればするほど開け方のコツなんかもわかってきて、初心者の頃に比べるとずいぶん熟練してきたな、なんて思う。

まだまだ見てないステージはいっぱいあって、そこに到達する前にどれだけの敵を倒してどれだけの扉を開かないといけないかはわからないけれど、

これからも韓国語学習というゲームをやり続けられるんだなと思うと、私は嬉しくてしょうがない。