最近は数年(もしくはそれ以下!?)で流行が入れ替わり、どんどん新しい製品やサービスも出てくるし、新しい価値観や考え方もどんどん広がっていく。
私は決して人様に自慢できるような輝かしい人生を歩んきたわけではなく、どちらかというと「はみ出しもの」的な生き方をしてきたわけですが、最近はそんな私を「面白い」とか「すごい」と言ってくれる人たちがたくさんいて。
割と自分の生きたいように生きてきたし、世間体とか人の目もそこまで気にせずやりたいことをやってきたのですが、そういう生き方をしている人の世間の目も最近はずいぶん変わってきたんだなと実感しています。
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大企業で長年勤めた女性から言われたこと
私の姉に、新卒で大企業に入社してからもうすぐ定年を迎えるという友人がいるのですが、その60近い年上の女性が私のことを、
「企業に勤めず自分の力で生活して、そのうえ韓国語も独学で日常会話までできるようになったなんてすごい」
と言ってたらしく、ちょっと驚きました。
私からすると、大企業でずっと40年近くも勤務し続けたということのほうがよっぽどすごいし、そんな人からすると私なんて、パートかけもちしながら生活している実質フリーターです。
人ってどうしても自分の生きてきた経験を軸に価値観とか考え方が出来上がるので、大企業で長年勤めた人なら自分の好きなことしながらゆるーくバイトしながら生きてる人間なんて、ただの社会不適合者くらいにしか見えないと思っていました。
でも、そんな素晴らしいキャリアのある女性が私の生き方を「すごい」と言ってくださって、自分の生き方をちょっと誇らしく思いました。
スペックよりも信念
人を見るときに学歴とか年収とか持ち物とかで判断する人もいまだにたくさんいるけど、最近の傾向としてスペックよりも信念重視になってきているんじゃないかなって思う。
大企業に勤めているからすごいじゃなくて、
年収が1000万超えてるからすごいじゃなくて、
高級ブランドを身に着けているからかっこいいじゃなくて、
信念を持って何かに打ち込んでいる人がかっこいい
自分の中で「これ!」という何かを持っていて、それに突き進んでがむしゃらに頑張っている人、極めようと努力している人。
ちょっと前にSNSで、人を笑顔にするために世界を周りながら無償で髪の毛を切ってるという美容師さんを見かけたんだけど、その人がめちゃくちゃかっこよくて。
美容師として自分の店を構えるとか、
売上を上げて複数店舗を出店するとか、
有名人のスタイリストになるとか、
もちろん、そういう人もすごいしかっこいいとは思うけれど、私はそれよりも世界に飛び出て無償で髪の毛を切っている彼のほうが圧倒的にすごいなと思ってしまった。
いまって素晴らしい経歴を持っている人よりも、人を感動させられる人のほうが支持されている気がします。
団体主義から個人主義へ
日本や韓国って団体主義で、個人よりも団体の和を重んじる文化があります。
それに比べてヨーロッパの国は、個人主義らしいです。
外国人が日本に来ると、
「こんなに他人に配慮しながら生きている国民は、日本くらいしかない!」
と驚きますが、それはヨーロッパやアメリカが個人主義文化だからなんだとか。
どっちがいいというのはないし、個人主義のいいとこもあれば団体主義のいいところもある。逆もしかり。
でも、最近は日本も団体主義文化から少しずつ個人主義文化になっていっているのかなって思ったりもする。
世間の目を気にせずに自分の生きたいように生きたい!って思う人はたくさんいると思うけど、それを実際に行動に移す人ってそんなに多くはない。
ところが最近は、実際に行動に移す人が増えてきて、そうなると行動する障壁が薄くなって、また行動に移す人が増える。
そうやってどんどん世間の目を気にせずやりたいことに挑戦する人が増えてきてる。
やりたいことは堂々とやる
いい歳して結婚もしないで、パート勤務で、韓国旅行をしまくって。
こんな生き方をしているけど、私は恥ずかしいなんて思わないし、後ろめたいことなんて一つもない。
やりたいことなんだから、堂々とやりたい。
人から何を言われようと、どう思われようと、私は私のやりたいことをやる。
もしかしたら、他の人もやりたいけどなかなか実行に移せないから、私のように生きている人間をかっこいいと言ってくれる人がいるのかもしれない。