ストレスとの付き合い方

最近ストレスとの付き合い方が上手くなってきた気がする。

前まではストレスが溜まると、「なんとか解消しなきゃ！」「嫌なことばかり考えないようにしよ！」とストレスをいかに軽減するかということばかり考えていた。

でもストレスって生きていたら絶対に受けるものだし、解消しても解消してもまた新たなストレスがやってくる。

ストレスを上手く解消することも大事だけど、そもそもストレスを感じないようにすればいいのでは？　と最近は思うようになった。

当サイトにはプロモーションが含まれます。

私は何でストレスを感じるのか？

ストレスを感じないようにするために、まずは「私は何でストレスを感じるのか？」ということを考えてみた。

自分の完璧主義な性格がストレスを過度に感じているのではないかと気づいた。

私は働いていると、「できていないこと」「散らかっていること」にものすごく目が行く。

完璧主義ゆえに神経質にいろんなところに目が行ってしまい、気になってしまうのだ。

できていないことをフォローし、散らかっているものを片づけ、汚いものを綺麗にし…

こんな風に仕事をしていると、自然と仕事量が多くなるし、他の人がやるべき仕事もまで自分がやるはめになってしまう。

私は超マイペース人間なので、自分のペースを崩されるのが大嫌いだ。

でも、私は接客業なので自分のペースで仕事を進めることなんて到底できない。

何かをしているときにお客さんに呼ばれることなんて日常茶飯事だし、

忙しくて人手も足りなくてバタバタしているいるときに、10人の団体客がレジで「会計別々で」なんてことを言ってくることもある。

そんなときマイペース志向の私はイラっとしてしまう。

接客業をしていると「変な客」や「わがままな客」に遭遇する。

私は小さい頃から「他人に迷惑をかけてはいけない」と親に厳しくしつけられ、マナーに関しても厳しく教育されたので、常識のない人を見るとイラっとする。

私は飲食店で働いているんだけど、他店の飲み物やペットボトルを持ち込んで飲んだ上、そのゴミを置いていく人は多い。

特定の野菜を抜いてくれという要望はまだしも、唐揚げをエビフライに変えてくれと料理の変更を要求してくる人もいる。

こういう自分の意見や要求があたかも当たり前のように通そうとしてくる人を見るとイラっとする。

私がストレスを感じる原因は間違いなく、「気にしすぎ」だ。

そうだ、気にするからいけないのだ。そんなの気にしなければいいんだ。

そういう風に考えることにした。

今まではめんどくさいことを言われるたびにイラっとしていたけど、もう気にしないことにした。

レジで10人の団体客に「会計別々で」と言われたら、「かしこまりました」と言って淡々と会計する。

お客さんから水をこぼしたと言われたら、「大丈夫ですよ～」と言って淡々と掃除する。

そうやって何を言われてもイラっとせずに心の中で「気にしない、気にしない」と唱え、「かしこまりました」「大丈夫ですよ～」と対応するようにした。

そしたらお客さんからお礼を言われることが多くなり、変な人に遭遇する率も少なくなった。

そこでふと気づいた。

変な人を呼び寄せていたのは、もしかしたら私が原因だったのかもしれない。もしくは私の態度が相手をそうさせていたのかもしれない。

何でも完璧にやろうとしすぎるのは良くない。そもそもこの世に完璧なものなんてないんだし。

仕事は適当にやるのが一番だ。細かいことは気にせず、適当に。

性格がもともと完璧主義だから、多少手を抜いたところでまったく支障がないことに気づいた。

自分に厳しすぎると他人にも厳しくなってしまうけど、自分が適当だと他人の適当も気にならなくなる。

ストレスはできればあまり受けたくないけど、ストレスを受けることは悪いことばかりでもない気がする。

ストレスを感じたときにそれをどう受け止めるか、どう対処するかで自分を成長させることもできるから。

私も最近職場ですごくストレスを感じているんだけど、これを悪い方向には考えず、いい機会だと思って上手く乗り越えようと思います。

ストレスと上手く付き合えるようになったら、どんな状況に陥っても乗り越えらえるようになりますよね！