韓国語を勉強していると、「怖い」という単語がいくつか出てきます。
怖いという意味で使われる単語には、
- 무섭다
- 두렵다
- 겁나다
の3つありますが、これらの違いって一体なんなのでしょうか?
今回は、「怖い」の韓国語무섭다・두렵다・겁나다の違いと使い分けについて、解説していきます!
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「怖い」の韓国語무섭다・두렵다・겁나다の違いと使い分け
무섭다・두렵다・겁나다にはすべて「怖い」という意味がありますが、それぞれの違いを簡単に説明すると、
- 무섭다:恐ろしい、凄まじい
- 두렵다:不安だ、心配だ
- 겁나다:恐れる、怖がる
このようになります。
무섭다:恐ろしい、凄まじい
무섭다は何か具体的な対象が恐ろしかったり、恐怖や驚きを感じるほど性質や勢いなどが非常に激しい場合に使われる「怖い」です。
공포영화는 무서워서 안 봐요
ホラー映画は怖いので観ません
그가 화나면 진짜 무서워요
彼が怒るとすごく怖いです
요즘 물가가 계속 올라가 무섭네
最近物価が上がり続けて恐ろしいね
このように무섭다は何か具体的な対象が怖かったり、勢いなどが凄まじくて怖いという場合に使われます。
두렵다:不安だ、心配だ
두렵다は未来のある事柄について、不安だったり心配だったりするときによく使われる「怖い」です。
실패할까 봐 두려워
失敗しそうで怖い
두려워하지 말고 과감하게 도전해라!
怖がらないで果敢に挑戦しろ!
앞날이 깜깜해서 두려워
お先真っ暗で怖い
このように、두렵다は不安や心配を表すときの「怖い」という意味でよく使われます。
겁나다:恐れる、怖がる
무섭다と두렵다は形容詞ですが、겁나다は動詞になります。
「怖い」という意味で使われますが、厳密に言えば「恐れる」「怖がる」という意味になります。
네가 사라질까 봐 겁나
君がいなくなりそうで怖い
비행기를 타기만 하면 겁나서 떨려요
飛行機に乗れば怖くて緊張します
속마음을 말하는 건 겁나요
本音を言うのは怖いです
使われる場面としては、두렵다と同じ感じですね。
무섭다・두렵다・겁나다の違いと使い分けまとめ
무섭다・두렵다・겁나다には、それぞれこのような違いがあります。
- 무섭다(形容詞):具体的な対象が恐ろしい、凄まじい
- 두렵다(形容詞):不安・心配で怖い
- 겁나다(動詞):恐れる、怖がる
最初は使い分けが難しいかもしれませんが、勉強を進めていくうちに自然と違いを理解できるようになります。
韓国ドラマを韓国語字幕で観たり、韓国人と会話する機会を多く持つと、どのように使い分けされているのかがよくわかりますよ。