二重パッチムってどっちを読むの?読み方の法則をわかりやすく解説

韓国語学習者さんが悩まされるのが、パッチムの読み方ですが、さらに難しいのが二重パッチム。

例えば「読む」という単語「읽다」は、二重パッチムとなっています。

こんな風に、下にハングルが二つ付いている二重パッチムって、どうやって読んだらいいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、二重パッチムの読み方とその法則について、解説していきたいと思います!

二重パッチムの読み方とその法則

二重パッチムには、

  • 左の文字を読む場合
  • 右の文字を読む場合
  • 両方の文字を読む場合

と3パターンあります。

左の文字を読む場合

左の文字を読む二重パッチムは、以下の7つです。

  • ㄵ(앉다=アンタ)
  • ㄶ(않다=アンタ)
  • ㅄ(없다=オプタ)
  • ㄼ(짧다=ッチャルタ)※
  • ㅀ(앓다=アルタ)
  • ㄾ(훑다=フルタ)
  • ㄳ(넋=ノッ)

ただ、ㄼの二重パッチムだけ少し特殊で、単語によってどちらを読むかが変わってきます。

ほとんどの単語は左側を読みますが、밟다は右側を読み「パプタ」となります。

右の文字を読む場合

右の文字を読むパッチムは、

  • ㄺ(읽다=イッタ)
  • ㄻ(젊다=チョムタ)
  • ㄿ(읊다=ウプタ)

上記の3つです。

右側を読む二重パッチムは、左側を読む二重パッチムよりも少ないので、覚えやすいと思います。

特に3つめのㄿは、日常会話ではあまり使わないので、とりあえず上の2つさえ覚えておけば大丈夫です。

両方の文字を読む場合

二重パッチムは、後ろに母音がくると両方の文字を発音します。

  • 앉아=アンジャ
  • 않아=アナ
  • 없어=オプソ
  • 짧아=ッチャルバ
  • 앓아=アラ
  • 훑어=フルト
  • 넋이=ノッシ

二重パッチムは原形(~다の形)の場合には、右の文字もしくは左の文字だけを読みますが、ヘヨ体やパンマルになると後ろに母音が付くので左右両方読みます。

二重パッチム読み方の覚え方

二重パッチムの読み方ですが、私はとりあえず右側を読む二重パッチムだけ覚えておき、あとはほとんど左を読むって覚えてました。

最初から完璧に覚えるのは無理なので、適当になんとなく覚えておくだけでも大丈夫です。

右側を読む二重パッチムで日常的に使うのが、「ㄺ」と「ㄻ」だけなので、これ以外は左を読む!って覚えておけばわかりやすいと思います。

韓国語の勉強を進めていくと、「これって何て読むの!?」というようなハングルが次々に出てきますが、それも慣れると自然に覚えられます。

最初から完璧に覚えようとせず、5割でもわかればOK!くらいの気持ちで勉強を進めていくといいですよ。

二重パッチムの読み方とその法則まとめ

二重パッチムには、

  • 左の文字を読む
  • 右の文字を読む
  • 両方の文字を読む

以上の3パターンがあり、右の文字を読むパターンは少ないです。

右側を読む二重パッチムを覚えておけば、大体なんとなくは読めるようになりますよ。

なるべくハングルに触れる時間を増やし、できるだけ多くのハングルを読んで、自然に覚えていきましょう!