韓国語の치다にはいろんな意味と使い方があるので、なかなか覚えられない!って方も多いと思います。
私もいくつかの意味はしっかり把握しているのですが、たまに「ここではどういう意味で使われてるんだ!?」となるときがあります。
そこで今回は、韓国語치다のいろんな意味と使い方について、まとめていきたいと思います。
치다をまだしっかり覚えられていないという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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韓国語치다のいろんな意味
韓国語치다には、以下のような意味があります。
- 打つ
- たたく
- 殴る
- 討つ
- 突く
- 千切りにする
- はねる
- 弾く
- 張る
- 引く
- 振る
- 羽ばたく
- 摘む
- 剥く
- 喚く、叫ぶ
- 受ける
- 占う
そうなんです。치다にはこんなにもいろんな意味があるんです……!
これをすべて覚えるというのは難しいので、치다は単体で覚えるよりも、フレーズで覚えたほうがわかりやすいです。
韓国語치다の使い方
では、韓国語の치다はどんな風に使われるのか、見ていきましょう。
①叩く動作を表す치다
치다は下記のような動作を表すときに使われます。
- 뱜을 치다=頬を叩く
- 박수를 치다=拍手をする
- 피아노를 치다=ピアノを弾く
- 못을 치다=釘を打つ
- 자판을 치다=タイピングする
- 떡을 치다=餅をつく
- 꼬리를 치다=尻尾を振る
- 수영을 치다=水泳をする
上記はそれぞれ意味は違いますが、動作に注目してみると、どれも「叩く」動作を表しているのがよくわかります。
このように치다は、
手や何か道具を使ってあるものを叩く動作をするとき
に使われます。
「尻尾を振る」は尻尾を地面に叩きつけるような動作を表しているし、「水泳をする」も手足を動かして水を叩くように泳ぐ動作を表しています。
②切る動作を表す치다
次に치다は、下記のような動作を表すときにも使われます。
- 가지를 치다=枝を切る
- 날밤을 치다=生栗を剥く
- 적을 치다=敵を討つ
上記も意味がそれぞれ異なりますが、動作に関しては「切る」という意味で同じです。
③かける動作を表す치다
치다は下記のような動作を表すときにも使われます。
- 소스를 치다=ソースをかける
- 기름을 치다=油を引く
- 결레질을 치다=雑巾をかける
- 그물을 치다=網をかける
- 발을 치다=すだれを掛ける
調味料を入れたり油を引くとき、何かを掛けるときにも치다が使われます。
④見積もる・みなすという意味での치다
치다はこんな風にも使われます。
- 값을 치다=値段をつける
- 일당을 치다=日当を計算する
- 전부 치다=全部含める
ちょっと難しいですが、何かを見積もったり値段をつけたり、数に含めたりする場合に使われます。
この意味では下記のように使われること多いです。
그녀는 엄마치고는 젊어 보인다
彼女は母にしては若く見える
「~치고는」の形で「~にしては(~だ)」という風に使われます。
その他の치다
その他にも치다は、以下のような意味で使われます。
- 점을 치다=占いをする
- 고함을 치다=大声で叫ぶ
- 거짓말을 치다=嘘をつく
- 시험을 치다=試験を受ける
- 밑줄을 치다=下線を引く
- 장난을 치다=ふざける
치다は本当に幅広くいろんな意味で使われる単語ですね……。
韓国語치다のいろんな意味と使い方まとめ
치다の意味は多すぎるので、ざっくりとどんな状況で使うのか、どんな動作を表すのかを覚えておくと理解しやすいです。
①叩く動作を表す
②切る動作を表す
③かける動作を表す
④見積もる・みなすという意味
とりあえずこれを覚えておくだけでも、だいぶ理解が深まりそうですね!
そして「~치고는(~にしては)」という形もよく使う表現なので、覚えておくと便利です。