韓国語初心者がぶつかりがちな壁と解決法

韓国語初心者の頃はわからないことだらけで、勉強する度に壁にぶつかって心が折れそうになりますよね。

私も勉強を始めた最初の頃は、「???」ばかりで自分の理解度の低さや成長の遅さにもどかしさばかり感じてました。

そこで今回は、韓国語初心者さんがぶつがりがちな壁とその解決法についてお話します!

私がこれまで独学で3年勉強してきた経験をもとに、失敗談や解決法を共有します。

少しでも韓国語学習者さんのお役に立てれば幸いです^^

韓国語初心者がぶつかりがちな壁と解決法

私も初心者の頃にぶつかってきた壁は、

  • パッチムの読み方がわからない
  • 単語・文法がなかなか覚えられない
  • 発音変化がよくわからない
  • 韓国語が上手く話せない
  • 韓国人の話す韓国語が速すぎて聞き取れない

このようなものです。

こういう壁にぶつかったときに、どうやって解決してきたかをお話します。

①パッチムの読み方がわからない

ハングルにはパッチムと呼ばれるものがありますが、単語によって読み方が変わったりするので初心者はとまどってしまうと思います。

  • 한국→ハングk
  • 국립→グンニm

上記のように、한국のㄱのパッチムはkで発音するのに、국립のㄱのパッチムはンの発音になったりします。

また、初級で習う単語「읽다(読む)」は「イッタ」と読みますが、ヘヨ体になると、「읽어요(イrゴヨ)」になります。

このように、パッチムにはいろんな法則があるため、覚えるのがとても大変です。

だからパッチムの読み方を覚えるには、慣れるしかありません。

頭で理解するのではなく、体で覚える。

理屈で理解するのではなく、何度も発音する。

読み方がわからないパッチムは、まずはどう発音するかを調べます。そして実際に口に出して発音してみる。

こういう勉強法をくり返していくと、自然にパッチムの読み方に慣れ、パッチムの法則もなんとなく感覚でわかるようになります。

発音の調べ方ですが、私はNAVER辞書の韓日辞書で調べています。

[익따]が発音表記で、その下にあるスピーカーのマークをタップすると、音声で発音を確認できます。

②単語・文法がなかなか覚えられない

単語や文法が覚えられないという人も多いと思います。

人間は忘れていく生き物なので、今日学んだことも明日になったら忘れてたりします。

だから単語や文法を覚えるためには、何度もくり返し使う!

「覚えた」単語はすぐに忘れちゃいます。

だから覚えた単語はすぐに使ってみるんです。

例えば、覚えた単語を使って日記を書いてみたり、覚えた単語で独り言を言ってみたり、覚えた単語を会話で使ってみたり。

そうやって実際に「使う」と、自然に頭に定着します。

そして文法は頭で理解しようとしない。

文法に関しても、くり返し使ったり見たり聞いたりしているうちに、その文法のニュアンスが感覚的にわかってきます。

感覚的にわかるようになるには、その韓国語を何度もくり返し聞いたり使ったりすることです。

③発音変化がよくわからない

韓国語にはいろんな発音変化があるので、初心者さんは必死にその変化を覚えようとすると思います。

例えば「日本人」は韓国語で「일본인(イrボニン)」となりますが、この単語をそれぞれ分解すると、

일(イr)

본(ボン)

인(イン)

となります。

独立させると「イrボンイン」という発音のハングルが組み合わさると、「イrボニン」になります。

このように韓国語には発音変化がありますが、この変化を理解しようとすると必ず壁にぶつかります。

そもそも話すとき、聞くときに頭の中でいちいち発音変化を考えている時間はありません。

瞬時に反応できないと、リスニングもスピーキングも出来ないんです。

だから発音変化は法則を理解しようとするのではなく、ただ聞いて覚える。

私は発音変化をきちんと勉強したことはありませんが、発音できます。

それはネイティブの韓国語を何度もくり返し聞いて、真似していたからです。

発音変化は実際に口に出して自分も発音しながら覚えると、自然と理解出来るようになります。

④韓国語が上手く話せない

韓国語が話せるようになるには語彙を増やさなければ!と一生懸命単語や文法の勉強をしている初心者さんは多いと思います。

そしてある程度語彙が増えてきたときに、ふと気づきます。

基本的な韓国語は勉強したけど、全く話せるようになってない(泣)

「話せない」という壁は初心者さんだけでなく、中級者さんにも多い悩みです。

語彙が増えれば話せるようになると思いがちですが、残念ながら語彙を増やしたからといって話せるようになるわけではありません。

話せるようになるには、「話す練習」をしなければいけません。

シャドーイングをしたり、実際に韓国人と会話してみたり、「話す練習」をくり返すやることで少しずつ韓国語を話せるようになります。

私も最初は全然上手く話せませんでしたが、アプリで韓国人と話しているうちにだんだんと話せるようになりました。

⑤韓国人の話す韓国語が速すぎて聞き取れない

かん黒人の話す韓国語は、スピードが速すぎて聞き取れないという方も多いと思います。

でもここでやってはいけないことが、

スピードを下げて聞き取り練習をするということ。

遅いスピードで聞き取り練習をしていると、その遅いスピードに耳が慣れてしまいます。

そうなると、韓国人の話す通常のスピードではまったく聞き取りができなくなってしまいます。

私は初心者の頃から通常のスピードで練習することをおすすめします。

韓国ドラマでシャドーイングしたり、実際に韓国の方と会話しながらリスニング練習をすると、短期間で聞き取りができるようになりますよ。

韓国語初心者がぶつかりがちな壁と解決法まとめ

初心者のうちはできないことばかりで壁に何度もぶち当たりますが、最初は出来なくて当たり前です。

私もパッチムの読み方がよくわからなかったし、文法も全然理解出来ませんでした。

発音だって上手くできないし、もどかしさとくやしさに打ちひしがれる日々を送っていました。

それでもコツコツと勉強を続けていると、最初の頃には出来なかったことが少しずつ出来るようになっていきました。

そして今では、初心者の頃は想像も出来なかったくらいに韓国語が出来るようになりました!

日々の成長は感じられなくても、3ヶ月・半年・1年・3年……と年月が経過すると、自分でもビックリするくらいに韓国語力は上がります。

だから今どれだけ出来ないとしても、めげずにコツコツ続けてみてくださいね。

韓国語が出来るようになると、世界が広がりいろんなものを楽しめるようになりますよ!