韓国語を勉強していると、一度は韓国語能力試験(TOPIK)を受けて自分の実力を試してみたくなりますよね。
でもこのとき、
TOPIKって何級から受けるべきなの?
と悩む方も多いと思います。
TOPIK試験にはTOPIK Ⅰ(1級・2級※初級)とTOPIK Ⅱ(3級~6級※初中級~上級)があります。
もちろん、1級から挑戦してみるというのもアリですが、私は個人的に、まずは4級目指して受験することをおすすめします。
ちなみに私は初受験で6級に合格したのですが、TOPIKを受験するならより高い目標を目指すほうがいいですよ。
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TOPIKは何級から受けるべき?→まずは4級を目指そう!
私がTOPIK受験は4級から目指すことをおすすめする理由は、
- 実用的な韓国語を身につけるため
- 語彙を効率的に増やすため
- 韓国語学習のモチベを保つため
以上の理由からです。
①実用的な韓国語を身につけるため
正直、初級レベルでTOPIKを受験することはあまりおすすめしません。
というのも、試験勉強よりも他の勉強法の方が実践力が身につくためです。
韓国語学習の目的が、
- 推しの話す韓国語を聞き取れるようになりたい
- 韓国ドラマを字幕なしで楽しみたい
- 韓国語で会話できるようになりたい
このようなものなら、正直TOPIK受験は必要なかったりします。
TOPIKはあくまでも試験なので、TOPIK対策の勉強は実践力をつける勉強ではなく、試験でいい点数を取るための勉強になってしまうからです。
試験勉強をしていると、むしろ実践力が弱くなる可能性も。
というのも、アウトプットよりインプット中心の勉強になってしまうからです。
このような理由により、初級の間はTOPIK受験を目指さず、他の勉強で実用的な韓国語を身につけることをおすすめします。
②語彙を効率的に増やすため
TOPIKにはTOPIKⅠとTOPIKⅡの2種類の試験がありますが、TOPIKⅠはあまりにも簡単すぎるので、受験するメリットがそこまでありません。
だから語彙を効率的に増やすためにも、TOPIKは4級以上を目指して受験することをおすすめします。
私も過去にTOPIKではないのですが、ハングル検定を初受験するときに結構難しいレベルの準2級を選びました。
勉強は大変でしたが、そのおかげで語彙が短期間でものすごく増え、試験にも無事合格することができました。
③韓国語学習のモチベを保つため
韓国語の実力を伸ばすためには、韓国語学習を継続する必要があります。
そして韓国語学習を継続するためには、モチベを保たなくてはいけません。
そしてモチベを保つために大事なことが、
楽しく勉強をするということ。
初級でTOPIK受験をすると、勉強が試験対策ばかりになってつまらなくなっちゃいます。
韓国語は、初級レベルで挫折してしまう人が圧倒的に多いです。
最初でつまづいてそのままやめちゃうパターンですね。
だから最初は楽しい勉強をするようにして、ある程度勉強習慣と韓国語の基礎がついてからTOPIK受験をすることをおすすめします。
そうするとTOPIKを受験したときにも、点数は断然取りやすくなりますよ。
TOPIKを受験する前に知っておきたメリット・デメリット
TOPIKにチャレンジすることで語彙力が増えるというメリットもあるのですが、実践力に直結しないというデメリットもあります。
また、初級レベルの人からするとTOPIKⅡはレベルがあまりにも高すぎるため、勉強がかなりしんどくなります。
ハングル検定は受験する級を選べますが、TOPIKはTOPIKⅠとTOPIKⅡの2種類の試験しかなく、TOPIKⅡは上級レベルの問題も含まれています。
正直、中級以下レベルだと問題を解く以前に問題を読み解くのも難しいです。
特に書き取り問題に関しては、中級以上の韓国語レベルの人でも苦戦する問題なので、これを攻略するためには相当の韓国語力が必要となってきます。
TOPIK受験を考えているなら、まずはメリットとデメリットを考えてみて、受けるか受けないかを判断することをおすすめします。
TOPIKの難易度と勉強時間目安
私は現在、韓国語を独学で3年くらい勉強しています。
そんな私がTOPIKの過去問を解いた場合、正答率は95%くらいです。(※聞き取りと読み取り問題)
もちろん、勉強量や時間は人それぞれなので一概には言えませんが、私は毎日2時間以上勉強して6級に合格できました。
真面目にコツコツ勉強をしていれば、独学でも1年くらいでTOPIK4級~5級には合格できると思います。
韓国語学習歴が半年未満であれば、TOPIKⅡはかなり難易度が高いのではないかなと思います。
TOPIKを受験するなら4級以上を目標にしよう!
どうせTOPIKを受験するなら、4級以上を目指しましょう!
それまでは受験せず、自分の好きなことで韓国語の勉強を楽しみながら実力を上げていくのがおすすめです。
韓国語は「楽しい」って思いながら勉強すればするほど、成果も出ます。
個人的には、中級レベルくらいになるまではTOPIKって別に受験しなくてもいいんじゃないかなって思います。
私もある程度韓国語力が身についてからTOPIKにチャレンジしたので、勉強もスムーズに進みました。
TOPIKは時間との戦いにもなるので、語彙力だけでなく問題文や選択肢を読むスピードも求められます。
なので最初は、別の勉強法で基礎力を固めておくのがおすすめですよ。