日本人が間違えやすい韓国語に「さっき」を表す아까と방금があります。
日本語だとちょっと前を言うときにも「さっき」と言い、数時間前を指すときにも「さっき」と言うからです。
でも、韓国語の「さっき」を表す単語は아까と방금の2種類があります。
今回はこの아까と방금の違いと使い分けについて、説明していきます!
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「さっき」の韓国語아까と방금の違いと使い分け
韓国語では、どれくらい前のことを言うかによって、아까と방금が使い分けられています。
아까の意味と使い方
아까の意味を調べると、「さっき」「さきほど」「少し前」と出てきます。
では、どのように使われているのか、見てみましょう。
아까 자료를 보냈습니다.
さっき資料を送りました。
아까 했던 말은 거짓말이었어?
さっき言っていたことは嘘だったの?
아까は時間軸で言うと、数分前や数時間前など、少し前の時間を表すときに使う「さっき」です。
방금の意味と使い方
방금の意味を調べると、「たったいま」「ついさっき」と出てきます。
では、どのように使われているのか、見てみましょう。
방금 뭐라고 했어?
さっき何て言ったの?
방금 돌아온 참이야.
さっき帰ったところだよ。
방금は아까よりも近い過去を指す「さっき」の意味で使われます。
방금と間違えやすい금방
방금と間違えやすい単語で、금방というものがあります。
금방は「すぐに」「ただちに」という意味になりますが、방금とは違い、未来のことを指すときに使う単語です。
열심히 공부한 것도 금방 잊어버려.
一生懸命勉強したこともすぐに忘れちゃう。
금방 올 것 같습니다.
すぐに来ると思います。
방금は「ついさっき」の過去を表すのに対し、금방は「すぐに」の未来を表すので、間違えないように気をつけましょう!
아까と방금の違いと使い分けまとめ
日本語の「さっき」を表す韓国語ですが、
- 아까=少し前
- 방금=たったいま、ついさっき
以上のように「さっき」とは言っても、どれくらい前のことを指すかによって、使う単語が変わってきます。
くり返し見たり聞いたりすることで、自然に違いが理解でき使い分けられるようになるので、意識して使っていくようにしましょう!