「時々」を表す韓国語は?가끔・이따금・더러・간혹・때로・종종の違いと使い分け

韓国語を勉強していると、いろんな「時々」を表す単語が出てきます。

新しい単語が出てくるたびに「どう違うの!?」と疑問に思う方も多いと思います。

そこで今回は、「時々」を表す韓国語가끔・이따금・더러・때로・간혹・종종の違いと使い分けについて、説明していきます!

「時々」を表す韓国語가끔・이따금・더러・때로・간혹・종종の違いと使い分け

日本語でも「時々」「たまに」「しばしば」といろんな言い方がありますが、似ているようで頻度が微妙に違ってきたりします。

가끔の意味と使い方

가끔の意味は、「時々」「時折」「たまに」となっており、こういう場合に使われます。

저는 가끔 술을 마셔요

私はときどきお酒を飲みます

통근 길에서 가끔 보는 사람

通勤中にときどき会う人

이런 일도 가끔 있어

こういうこともたまにあるよ

가끔の頻度はそこまで高くなく、日本語の「たまに」と同じニュアンスで使われます。

이따금の意味と使い方

이따금の意味は「たまに」「時折」となっており、このような場合に使われます。

해외에 사는 딸에서 이따금 편지가 와요

海外に住んでいる娘からときどき手紙が来ます

엄마가 이따금 케이크를 만들어 주십니다

母はときどきケーキを焼いてくれます

그의 소문은 이따금 들어요

彼のうわさはたまに聞きます

이따금もそこまで頻度は高くなく、日本語の「たまに」と同じニュアンスで使われます。

이따금は가끔と置き換え可能です。

더러の意味と使い方

더러の意味は「たまに」「稀に」となっており、こういう場面で使われます。

더러 실수할 때도 있다

たまに失敗することもある

더러 집에 가고 싶지 않는 날이 있어요

たまに家に帰りたくない日があります

혼지 있는 게 좋은데 더러 외로울 때가 있어요

独りが好きだけど、たまに寂しくなります

더러は「いくらか」「多少」という意味もあり、頻度は割と少なめな印象です。

日本語の「たまに」と同じニュアンスで使われます。

간혹の意味と使い方

간혹の意味は「たまに」「稀に」となっており、こういう場面で使われます。

간혹 그런 사람도 있어

たまにそういう人もいるよ

친구는 간혹 지각할 때가 있어요

友達はたまに遅刻するときがあります

그는 간혹 재미있는 농담을 해요

彼はたまに面白い冗談を言います

간혹は가끔や이따금よりも頻度が少ない場合に使われます。

日本語の「稀に」と同じニュアンスで使われる場合が多いです。

때로の意味と使い方

때로の意味は、「時々」「時に」となっており、このような場合に使われます。

아버지는 엄격한 사람이지만 때로 칭찬해 주신다

父は厳しい人ですが、ときどき褒めてくれます

엄마는 때로 눈물을 흘려요

母はときどき涙を見せます

이 지역에선 봄에도 때로 눈이 와요

この地域は春でもときどき雪が降ります

때로は「場合によって」という意味があり、日本語の「時に」と同じニュアンスで使われます。

종종の意味と使い方

종종の意味は「しばしば」「たびたび」となっており、こういう場面で使われます。

그의 부모님 이야기를 종종 들었습니다

彼の両親の話はしばしば聞きました

아이들은 종종 싸워요

子どもたちはしばしば喧嘩をします

종종 놀러 오세요

ときどき遊びに来てください

종종は頻度が高めの「時々」を表します。

日本語の「よく」と同じニュアンスで使われます。

「時々」を表す韓国語の違いと使い分けまとめ

韓国語で「時々」を表す単語はいくつかありますが、その頻度が微妙にことなります。

  • 가끔=頻度少なめで「たまに」
  • 이따금=頻度少なめで「たまに」
  • 더러=頻度少なめで「たまに」
  • 간혹=頻度少なめで「稀に」
  • 때로=場合によって、時に
  • 종종=頻度高めで「よく」

日本語の「たまに」と同じニュアンスなのが、「가끔/이따금/더러」で、

日本語の「稀に」と同じニュアンスなのが「간혹」、

場合によって、時にそういうことがあるというときには「때로」、

日本語で「よく」と同じニュアンスなのが「종종」です。

가끔/이따금/더러はすべてを使いこなせなくても、どれかひとつ覚えておけば会話には困りません。

最初からすべてを使いこなすことは無理なので、韓国ドラマなどを観ながら自然に慣れていきましょう!