「あとで」を表す韓国語として이따・나중에・다음에がありますが、最初はこの違いがよく理解なくて混乱しますよね。
私も初心者の頃は、
「이따って何!?」
「나중에とどう使い分けるの!?」
と混乱しまくっていましたが、韓国語上級者になって自然に使い分けられるようになりました。
ということで今回は、初心者が混乱しがちな이따・나중에・다음에の違いと使い方について、解説していきます!
どれも日常会話でよく使う言葉なので、覚えておくと便利ですよ♪
当サイトにはプロモーションが含まれます。
「あとで」を表す韓国語이따・나중에・다음에の違いと使い方
이따・나중에・다음에を日本語で簡単に表現すると、以下のようになります。
- 이따=あとで(その日中の)
- 나중에=あとで、いつか(いつかは不明)
- 다음에=今度(いつかは不明)
それぞれ詳しく説明していきます。
이따=あとで(その日中の)
이따はその日中の「あとで」を言うときに使う言葉です。
例えばこのように使います。
「이따 연락할게」あとで連絡するね
「이따 봐」(また)あとでね
日にちを開けずに少ししてから、数時間後などを言うときに使うフレーズですね。
ちなみに이따は이따가の省略形です。
나중에=あとで、いつか(いつかは不明)
나중에は이따に比べると期間が長く、数日後・数カ月後・数年後まで、はっきりとはわからないけど少し先のことを言うときに使います。
例えば、
「열심히 공부 안하면 나중에 후회될 거야」
一生懸命勉強しないとあとで後悔するよ
日本語にすると「あとで」「いつか」と訳せます。
また、나중에を使う場合はそれに伴う行動や結果などが明確ではなく、あいまいな場合が多いです。
다음에=今度(いつかは不明)
다음에は直訳すると「次に」「今度」となりますが、これも나중에と同じくいつかは明確ではありません。
例えばこのように使います。
「다음에 같이 밥 먹자」
今度一緒にご飯行こう
社交辞令で使う場合もあるし、やる意思はないけどとりあえずその場しのぎで言うときなんかにも使える表現です。
ただ、意思がある場合にも使われます。
「다음에 내가 밥 살게」
今度ご飯奢るよ
このように、다음에 は日本語にすると「今度」となります。
違いを理解するにはフレーズで覚えるのが◎
이따・나중에・다음에などの似た言葉の違いをしっかり理解したいなら、フレーズごと覚えちゃうのがおすすめです。
特に이따は、
이따 봐
이따 연럭할게
などのよく使うフレーズがあるので、このフレーズごとまるっと覚えちゃうとわかりやすいですよ。
もしくはそれぞれ違う日本語を当てはめて覚えるのもいいかもしれません。
- 이따=またあとで
- 나중에=またいつか
- 다음에=また今度
このように覚えるとニュアンスの違いがわかりやすいかと思います。
そして微妙なニュアンスの違いを完全に理解するには、実際に使ってみるのが一番効果的です。