「とりあえずやってみる」ことの大切さ

韓国人の友達と話していると、

「自分の日本語力では日本人と会話はできない。日本に行ったとしても、買い物したりご飯屋で注文するのも無理だと思う」

と友達が言いました。

でも、その友達は私との会話で日本語を話すし、私から見て十分に伝わる日本語を話しています。

私が「大丈夫だよ。絶対通じるよ」と言っても、「なんか怖い。間違えてしまうかもしれないし…」と消極的なことばかり言うのを見て、韓国語学習者でもこういう人がたくさんいるのかもしれないなとふと思いました。

私はこれまで独学で韓国語を勉強してきて、「とりあえずやってみる」ことがいかに大事かを肌で実感しました。

ということで今回は、「とりあえずやってみる」ことの大切さについて、私が思うことをお話していきます。

とりあえずやってみるとどんなことが起きるのか?

私はあまり人の目を気にしない方で、自己肯定感も割と高い方なので、何かをやることに対して「怖い」と怖気づくことがほとんどありません。

そんな私は韓国語の勉強をやる中で、今までこんなことを「とりあえず」くらいの気持ちでやってきました。

韓国人と電話

韓国語を話せるようになりたかった私は、韓国語の勉強を始めてたったの1か月で韓国人と電話をしてみました。

ハロートークというアプリを使い、出会った初対面の韓国人といきなり通話をするということをやっていたんです。

もちろん、韓国語に関しては初心者なので、相手の話す韓国語はほとんど聞き取れませんでした。

それでも不思議と会話することはでき、この経験が私の中で小さな成功体験となり、自信へとつながりました。

とりあえずでもやってみれば、なんとかなるものなんだ

そんなふうに思い、その後もハロートークで韓国人と会話をすることで数か月で日常会話程度ならできるようになりました。

韓国語を使う求人に応募

私が初めて韓国語を使う求人に応募したのは、学習歴たったの3か月の頃でした。

韓国語教室の事務スタッフの求人だったのですが、講師が韓国人のため、韓国語で意思疎通ができることが条件でした。

正直、そこまでまだまだネイティブとスムーズに意思疎通をできるレベルではありませんでしたが、とりあえず応募してみました(笑)

履歴書とは別に、韓国語で書いた自己紹介文も一緒に送ったのですが、結果は不採用でした。

まぁ、当然といえば当然のことなのですが、それでも挑戦してよかったなと私は思っています。

「とりあえずやってみよう」という気持ちで挑戦をくり返していると、結果がどうであれ挑戦へのハードルが低くなります。

挑戦へのハードルが低くなると挑戦の回数が増え、挑戦の回数が増えると成功率も上がります。

その後、韓国語講師の求人に応募してまた不採用、最近は翻訳求人へ応募して結果待ちです。

まだ一度も成功していませんが、このまま成功を続けていると、いつかは絶対成功すると信じています。

ハングル検定準2級に挑戦

私が初めて受験した韓国語関連の試験がハングル検定でした。

当初試験は受けないって決めてたのですが(試験勉強がつまらないのと、実践力を身につけたかったため)、語彙力を増やしたくて受験を決めました。

当時はハングル検定を受験するなら3級かなというくらいのレベルだったのですが、あえて難しい準2級を選びました。

「とりあえず準2級を目指してみよう」

そう思って半年くらい試験対策をしたところ、見事に準2級に合格できました。

自分のレベルよりも明らかに上のレベルを目指したこと、期限付きの勉強だったことが功を奏し、想像以上に語学力が伸びました。

TOPIK初受験で6級合格

ハングル検定に合格した勢いで今度はTOPIK6級一発合格を目指しました。

聞き取りと読み取りはなんとかなるかなという感じではあったのですが、問題は書き取り(作文)問題でした。

初受験ということで試験のイメージも掴めないし、自分が一体何点取れるのか想像もできませんでした。

でも、なんとしてでも6級を取りたくて、何をすればわからないながらも必死で勉強したら、見事に初受験で6級に合格できました。

人間って追い込まれるといつも以上の力を発揮できるので、あえて自分を追い込んで勉強して良かったなって思いました。

韓国一人旅

コロナ規制が緩和され、去年初めて韓国へ一人旅をしました。

すでに韓国語が読めて話せる状況だったので、現地では何のトラブルもなく、快適に過ごせました。

韓国語を話せることで現地の人とコミュニケーションもスムーズに取れ、これまでにない経験もできました。

おかげで韓国がもっと好きになり、勉強への意欲もさらに高まりました。

とりあえずやってみると、想像以上にいろんなものが手に入る

日本で買い物したりご飯屋で注文するのが怖いって言う友人には、「私が横にいてあげるからとりあえず全部やってみな」と言いました。

失敗するのが怖い、間違えたら恥ずかしいっていう人は多いけど、失敗したっていいじゃない。間違えるのは恥ずかしいことではなくて、当たり前のこと。

失敗したらそれを教訓にすればいいだけだし、間違えることに関して私は、

「韓国人じゃないんだからそりゃ間違えることもあるでしょ。ってか、韓国人だって文法間違えたりするやん」

くらいに思っています。

この前なんて、「10冊」って言おうとして「십 권」と言ってしまったし(※正しくは열 권)、9時のことを「구 시」(※正しくは이홉 시)とか言ったりして。

自称上級レベルの私だって、日々いろんなことを間違えてるんですよ。

でもこうやって間違えながらもいろんなことをやってきたから、ここまで韓国語を伸ばせたんです。

「とりあえずやってみる」ことで失うものって、恥ずかしさや挑戦への高いハードルくらいです。むしろなくなった方がいいものばかりですね。

そして「とりあえずやってみる」ことで得られるものは、想像以上に多い。

だから「これくらいのレベルになったらやってみよう」ではなく、とりあえずやってみる。

「間違えたら、失敗したら恥ずかしいからやらない」ではなく、積極的に間違え、失敗していく。

そういう気持ちで韓国語を勉強していると、ビックリするくらい韓国語は上達しますよ!