「嬉しい」を意味する韓国語といえば「기쁘다」ですが、実はこの기쁘다という単語は日常会話でそこまで使われません。
では、기쁘다はどんな場面で使われ、日常的に使われる「嬉しい」はどんな表現を使うのでしょうか?
今回は「嬉しい」を意味する韓国語表現について、解説していきます!
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「嬉しい」を意味する韓国語は기쁘다じゃない!?その他の言い方
「嬉しい」の韓国語を検索すると「기쁘다」という単語が出てきますが、日本人の私たちが日常で使う「嬉しい」にはいろんな嬉しいがあり、場合によって기쁘다は不自然になることもあります。
「嬉しい」を意味する韓国語表現は他にもあり、それぞれこんな場合に使われます。
- 기쁘다:大きな喜びを表す嬉しい
- 좋다:日常でよく使われる嬉しい
- 반갑다:会えて嬉しい
- 신나다:心がおどる嬉しい
기쁘다:大きな喜びを表す嬉しい
기쁘다が日常であまり使われない理由は、大きな喜びを表すときに使われる「嬉しい」だからです。
例えば何かの賞を受賞したり、大きな成功を成し遂げたり、人生で何度もないような数少ない貴重な体験を経験したときなんかに「기쁘다」を使います。
서울대에 붙어서 너무 기뻐요
ソウル大学に合格してとても嬉しいです
상상도 못했던 성과를 낼 수 있어서 기쁩니다
想像以上の成果を出せて嬉しいです
좋다:日常でよく使われる嬉しい
日常会話でよく使う「嬉しい」という表現で使われるのが「좋다」です。
例えばプレゼントをもらって嬉しいときには、「너무 좋다」「너무 좋아」というように、嬉しい気持ちを表します。
褒められて嬉しいときには、「기분이 좋다」を使ったりします。
「그 머리 스타일 예쁘네!」
その髪型可愛いね!
「그렇게 해주니까 기분이 좋네」
そんな風に言ってくれて嬉しいよ
また、相手の嬉しい行動に対して、「이게 뭐야?」と言ったりもします。
直訳すると、「これ何?」となりますが、日本語でも何かしてもらったときなんかに「え、何?何?」と言って嬉しさを表すときがありますよね。
これと同じような感じで使われます。
반갑다:会えて嬉しい
「会えて嬉しい」というときには、「반갑다」が使われます。
오랜만에 얼굴을 보게 돼서 반갑네!
久しぶりに会えて嬉しいよ!
「만나서 반갑습니다」=お会いできて嬉しいです、というフレーズもよく使われます。
신나다:心がおどる嬉しい
会いたかった人に会えるときの嬉しさや、行きたかったとこに行ける嬉しさなどを表現するときには、「신나다」が使われます。
오늘은 오랜만에 남친이랑 데이트 가는 날이라서 너무 신나!
今日は久しぶりに彼氏とデートだからすごく嬉しい!
드디어 한국에 갈 수 있다는 게 너무 신나!
ついに韓国に行けるというのが嬉しい!
신나다はウキウキしたり楽しい気持ちを表す「嬉しい」を表現するときに使われます。
「嬉しい」を意味する기쁘다以外の韓国語まとめ
韓国語の勉強をしていると、「嬉しい=기쁘다」と習うので、嬉しいはすべて기쁘다を使うのだと思ってしまいますが、日常会話ではあまり使われません。
日常会話でよく使われる「嬉しい」を意味する表現は、
- 좋다
- 반갑다
- 신나다
このような単語になるので、覚えておきましょう!
そして기쁘다は、大きな喜びを得たときに使う表現なので、日常の出来事ではなく、人生の重大イベントなどのときに使われるということも覚えておきましょう。