韓国ドラマやK-POPの影響で、韓国語学習者の人口も昔に比べるとグンと増えた。
その影響でネットには韓国語の勉強法を紹介するコンテンツもあふれるようになったけれど、その中でも私が惑わされないように気をつけているフレーズがある。それは、
「たった◯ヶ月で」
「誰でも簡単に」
「これをやるだけで」
このようなフレーズだ。
一見、どれも魅力的に思えるフレーズだけど、韓国語の勉強において、「楽に」「簡単に」「短期間で」「これだけで」のようなことは、むしろ避けるべきだと私は思う。
根性論のように聞こえるかもしれないけれど、私の考えとしては、韓国語は苦労すればするほど成果が得られるし、簡単で誰でも上達できる勉強法なんて存在しないと思っている。
そもそも「簡単」の基準なんて人によって全然違うし、人それぞれ得手不得手があるのだから、「誰にでも」という言葉自体が矛盾している。
短期間でものすごく上達する人は確かにいるけれど、そういう人は例外なく人の何倍も努力している。
たとえ本人が「そんなに頑張ってない」「努力していない」と言っていたとしても、本人が努力を努力と感じていないだけで、勉強量だけを見てもとんでもない量の勉強をしていたりする。
私も独学で3年以上韓国語を勉強してきたけど、相当な時間を韓国語に費やしてきたし、楽しんで勉強しているとはいっても苦労だってものすごくしている。
だから「簡単に覚えられる」なんてまったく思わないし、「誰にでもできる」とも思わないし、「これをやるだけで上達する」なんて勉強法も知らない。
韓国語の実力を伸ばしたいのであれば、シンプルに勉強量を増やすこと。継続して勉強すること。これに尽きると思う。
誰でも「たった◯ヶ月で「誰でも簡単に」「これをやるだけで」というフレーズには心惹かれるものだけど、この3つのワードに惑わされてはいけない。