楽しい勉強だけでは限界がある

韓国語の勉強をはじめて3年が経ちました。

留学経験なし、レッスン受講なしの独学にしては、結構レベルを上げられたなと思っています。

韓国語学習において「楽しむ」ということに重点を置いて勉強してきたのですが、楽しく勉強して韓国語力を伸ばすには限界があるなと感じています。

初級~中級の間は何よりも楽しく勉強することが大事だと思います。

でも、中級以上になると、だんだんと限界が見えてくる。

最近は特に、楽しい勉強だけではこれ以上韓国語力を上げるのは厳しいかもなと感じるようになりました。

目標が高ければ高いほど、ハードな勉強も必要になる

「韓国語で日常会話をできるようになりたい」という目標であれば、そこまでハードな勉強は必要ないかもしれません。(とはいえ、もちろん努力は必要です)

私も韓国語で日常会話ができるようになるまでやったことといえば、韓国人とメッセージや電話をしまくったことくらいです。

それは勉強って感じるような勉強ではなく、趣味のような気持ちで楽しんでいました。

でも、私の目標は、

ネイティブレベルになりたい

という実現不可能なような目標なので(笑)、ネイティブレベルとまではいかなくても、韓国語で不自由な思いをすることがないくらいのレベルになろうと思えば当然、それなりに勉強しなくてはなりません。

特に私は日本在住なので、韓国に住みながら韓国語を勉強している日本人よりもさらにハードに勉強する必要があります。

当たり前のことだけど、目標が高ければ高いほど、ハードな勉強って絶対必要になりますよね……

つらいことや大変なことを成し遂げたあとに待っているもの

私が今までやってきた勉強の中で一番大変だったのがTOPIK対策でした。

TOPIK対策はどうしても「試験勉強」になってしまうので、ザ・勉強みたいな勉強らしい勉強をしなくてはなりません。

特に쓰기対策は本当にしんどかった(泣)

日本語でもしっかりした論理的な作文を書くなんて難しいのに、それを韓国語で書けというんですから……ねぇ?

でも、この大変な勉強をやり遂げたからこそ、TOPIK6級にも合格できたし、語彙力もビックリするくらい増えました。

もともとTOPIK受験を決めたのは、独学に限界を感じて語彙力をもっと増やしたいとの思いで受験したのですが、当初思っていたよりも得られるものが多かった。

正直、実践的な韓国語を学ぶならTOPIKとかハン検は必要ないでしょ、なんて思っていたのですが、まったくそんなことありませんでした。

確かに試験に出てくる韓国語は難しいし独特だったりしますが、韓国ドラマを観ているとよく出てきたりするんですよね。試験で覚えた単語や表現が。

TOPIK対策は大変だったけど、それを成し遂げたあとにどんなものが待っているのかということを知っているから、大変な勉強もやる必要があるんだなって気づけました。

サボるのは簡単だ

私は現在、韓国文学翻訳院が開催している翻訳新人賞に応募する課題を進めているのですが、ちょっと気を抜いたらすぐにダラダラSNSを見ちゃったりします。

SNSって本当に怖いですよね。ちょっと見ようと思ってアプリを開いたのに、気づいたらすごい時間が経ってて……

人間ってもともと怠惰な生き物らしいですが、本当、サボろうと思ったらいくらでもサボれるし、サボることほど簡単なものはない。

でも結局、サボったところで得られるものは何もないし、時間を浪費するだけだし、それならしんどい思いをしてでもいま頑張って、あとで大きなご褒美をもらうほうがずっといい!

そんな風に思ったので、最近はちょっとでもサボろうとすると、自分を戒めて勉強させています(笑)

大きな成果を得たいなら、人の何倍も努力しないといけない

「翻訳新人賞に選ばれたい!」

こんな大きな成果を望むのであれば、人の何倍、何十倍、何百倍も努力しないと到底無理だ。

私に特別な才能があるわけではないし、専門の大学を出たわけでもないし、翻訳に関する授業を受けた経験もない。

そんな私が独学で翻訳新人賞を狙うなら、それこそ죽을힘을 다해서必死にやらなければいけない。

しんどいことってやりたくない。できるだけ楽したい。

そんな性格の私だけど、韓国語だけは本気で取り組もうと思う。

今までそうやって成果を出してきたから、きっと大丈夫。きっとやれる。