以前、Twitter(X)でこんなツイートをしたらすごく反響がありました。
韓国人は알아を알어と発音したり、맞아を맞어と発音したりする。
— シズ@韓国語オタク (@shizu_shizu33) March 24, 2024
그리고は그리구と発音するし、나도は나두と発音する。
なぜこのように発音するのか?
特に理由はなく、なんとなく…らしい😂
ちなみに私もよくアロ、マジョって言う。
理由はなんか韓国人っぽいから(笑)
韓国ドラマを見ていると、本来とは違った発音をしていたり独特の発音で話す場面をよく目にします。
実際に韓国人と会話していても、単語の発音が変形していることがよくあります。
私も最初はこれを聞いて、
「なんか発音が違って聞こえるんだけど…?これって何か意味があるの??」
なんて不思議に思っていたのですが、最近韓国人の友達にこの発音変化について聞いてみたら、「なんとなくそう発音しているだけ」という返事が返ってきました(笑)
今回は韓国語初心者さんが戸惑いがちな、この発音変化についてお話していきます。
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なんか発音が違う!?韓国人がよく使う発音が変形した韓国語
韓国人は以下のような発音が変形した韓国語をよく使っています。
- 아の音を어と発音
- ~것 같아を~것 같애と発音
- 고の音を구と発音
- 나도を나두と発音
아の音を어と発音
韓国ドラマを観ていてもよく聞くのが아の音を어と発音するもの。例えば、
- 알아 → 알어
- 맞아 → 맞어
알아(アラ)を알어(アロ)と発音したり、맞아(マジャ)を맞어(マジョ)と発音したりします。
これ以外にも아で終わる単語を어と発音するものはたくさんあります。
~것 같아を~것 같애と発音
韓国人がよく使うフレーズとして「~것 같아」というものがあります。
意味としては、「~だと思う」「~しそう」「~な気がする」となり、何かを予測して言うときに使う表現です。
「~것 같아」はこのように変化します。
~것 같애(~ゴッカッテ)
本来は語尾が「カッタ」となるのですが、最後のタの音をテと発音することがよくあります。
最初ドラマで聞いたときはそう聞こえるだけなのかな?と思っていましたが、そうではなく같아を같애と発音しています。
고の音を구と発音
これは韓国人女子がよく使っているイメージですが、고の音を구と変化して発音します。
- 그리고 → 그리구
- ~가지고 → ~가지구
고の発音をあえて구(그)と発音することで、可愛らしく聞こえますよね。
나도を나두と発音
これも韓国ドラマを観ているとよく聞くのですが、나도(=私も)と言うときに나두(ナドゥ)と発音します。
ネイティブはㅗの発音をㅜやㅡで発音することがよくあります。
発音が変形する理由
韓国人の友達に発音が変化する理由を聞いたところ、「なんとなく」という言葉が返ってきました(笑)
特に理由はないようです…
日本語でも「ありがとう」を「ありがと」と言ったりするのと同じ感覚なのかな?
また、아の音を어と発音するのはソウルの方言だという人もいました。
고の音を구と発音するのは、可愛いからだそうです(笑)
ネイティブの発音を真似すると韓国人っぽく聞こえる!?
日本人が韓国語を話すとどうしても日本語なまりというか、日本人独特の発音だたりイントネーションになってしまいます。
なので私は少しでもネイティブに近づくために、韓国人の真似をして韓国語を話すようにしています。
だから今回紹介した発音変化については私もよく使っているのですが、あまり極端にやりすぎるとそれはそれでおかしくなっちゃうので気を付けています。
みなさんもよかったらぜひ、一度使ってみてください!