韓国語の初級で習う文法「~と」を表す韓国語には、
- 와
- 과
- 랑
- 하고
の4つがありますが、これらはどのように違い、どう使い分ければいいのでしょうか?
そこで今回は、「~と」を意味する와・과・랑・하고の違いと使い分けについて、解説していきたいと思います!
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韓国語「~と」を意味する와・과・랑・하고の違いと使い分け
「~と」を意味する와・과・랑・하고には、それぞれこのような違いがあります。
- 와/과:文語体で堅い表現
- 랑:口語体でカジュアルな表現
- 하고:口語体でカジュアルな表現
それぞれ詳しく説明していきます。
와/과の使い方
まず와/과は、主に文語体で使われるため、文章でよく使われる表現です。
와と과の違いは、前の単語にパッチムがあるかないかです。
- 와:パッチムなしの場合
- 과:パッチムありの場合
では、例文を見ていきましょう。
친구와 같이 학교에 갔다
友達と一緒に学校に行った
밥과 김치를 같이 먹으면 맛있어요
ご飯とキムチを一緒に食べるとおいしいです
このよにパッチムがない名詞には와を使い、パッチムのある名詞には과を使います。
文章でよく使われる表現ではありますが、フォーマルな場面での会話でも使われることがあります。
랑の使い方
랑は会話のみで使われる表現で、カジュアルな表現になります。
내일은 친구랑 놀러 갈 예정이야
明日は友達と遊びに行く予定だよ
한국이랑 중국에 관심이 있어요
韓国と中国に興味があります
パッチムありの名詞の場合は、「~이랑」の形になります。
文章では使われませんが、LINEなどのメッセージのやり取りでの会話の中では普通に使われます。
하고の使い方
하고も会話で使われるカジュアルな表現です。
친구하고 여향을 갔다왔어요
友達と旅行に行きました
하고は랑とあまり変わらず、置き換えも可能です。
また、하고はパッチムの有無で特に形は変わりません。
ただ、하고には「~して」という別の意味もあるため、まぎらわしいときには使われません。
文章だと와・과、会話では랑がよく使われる
「~と」を表す語句ですが、文章では基本的に와・과がよく使われ、会話では랑がよく使われます。
普段の会話では와/과と랑だけを覚えておけば、特に問題なく会話はできます。
文章では와と과のみを使えばOKです。
「~と」を意味する와・과・랑・하고の違いと使い分けまとめ
私も初心者の頃はなかなか使い分けが出来なかったのですが、最初はそんなものなのでそこまで気にしなくて大丈夫ですよ。
どんな韓国語もそうですが、使っているうちに慣れていきます。
たくさん韓国語の本を読んだり、
たくさん韓国ドラマを観たり、
韓国のニュースを毎日読んだり、
そうやって日頃から韓国語に触れていると、いつの間にか自然に理解出来るようになって自然に使い分けも出来るようになります。
だから理解が難しいときは無理して理解しようとせず、そういうものなんだと軽く受け止めてどんどん先に進みましょう!