現在ハングル検定1級受験に向けて日々勉強を頑張っています。
まだ勉強を始めて1ヶ月も経ってないので、過去問を解いてみて知らない語彙をピックアップしながら学んで…という感じで、かなりノロノロと時間をかけながら必死に勉強をしています。
ハングル検定1級は出題される語彙の幅が広いため、覚える語彙の数がとんでもなく多くなりますが、ここでちょっと問題形式を把握して分析しておこうと思います。
問題内容は変わっても形式は変わらないので、これをしっかり把握して対策していこうと思います!
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ハングル検定1級の筆記問題出題形式と分析
私はハングル検定準2級しか受けたことがなく、準2級でもかなり難しかったのですが、1級はそれを遥かに超える難しさです。
しっかり問題の出題形式を把握し、分析しながらしっかり対策していこうと思います!
筆記問題1:問題文中の( )に入る言葉を選ぶ問題
ハングル検定1級の筆記問題1は、問題文中内の( )に入る言葉を選択肢から選ぶ問題です。
( )の中に入る選択肢は、
- 単語
- 擬音語・擬態語
- 慣用句
などです。
語彙あってナンボ、の問題ですね。
問題文・選択肢の全てを理解できなければ、消去法で答えを導くしかありません。
配点は1点で全10問あるので、筆記問題1番で10点となります。
筆記問題2:問題文中の( )に入る言葉を選ぶ問題
筆記問題2も、1と同様に問題文の( )に入る言葉を選択肢から選ぶ問題です。
選択肢は、
- 慣用句
- 四字熟語
- ことわざ
筆記問題1との違いですが、2では四字熟語とことわざが出てくるというところです。
四字熟語は覚えるのが難しいので、私は該当する漢字を覚えてそこから連想するようにしています。
ことわざも直訳で意味が理解できれば、そこから見当をつけることはできそうです。
筆記問題2は配点が1点で全4問あるので、4点となります。
筆記問題3:問題文の下線部と入れ替え可能な語句を選ぶ問題
筆記問題3は、問題文の下線部と入れ替えても意味が通じる選択肢を選ぶ問題です。
選択肢には、
- 慣用句
- 四字熟語
- ことわざ
が出てきます。
ハングル検定1級に出てくる四字熟語は本当に難しいので、必死に覚えなきゃですね…(´・ω・`)
この問題は配点が1点で全4問なので、4点となります。
筆記問題4:問題文中の( )に入る言葉を選ぶ問題
筆記問題の4番は、またまた問題文中の( )に入る言葉を選択肢から選ぶ問題です。
選択肢に出てくるのは、
- 文法
- 慣用表現
ハングル検定1級に出てくる文法は、今まで見たこともないようなものばかりです(汗)
文学作品で使われている表現だったりするので、これも覚えるのが大変…
この問題は配点が1点で全4問なので、4点となります。
筆記問題5:問題文中の( )に入る言葉で合わないものを選ぶ問題
はい、出ました。ややこしい問題。
「( )の中に入るものを選べ」ではなく、「( )の中に入れられないものを選べ」問題。
選択肢に出てくるのは、
- 単語
- 慣用句
- 文法
文法の問題は、その文法をしっかり理解して文脈を理解できないと解答できません。
TOPIK6級合格レベルよりも、遥かに多くの語彙がなければハングル検定1級の問題は解けません(汗)
この問題の配点は1点で全3問なので、3点となります。
筆記問題6:問題の単語を間違った使い方をしている文章を選ぶ問題
筆記問題の6番は、間違った単語の使い方をしている文章を選ぶ問題です。
この問題は、そもそも問題の単語の意味が分からなければ即アウト。
いろんな意味を持つ単語が登場するので、単語の意味と用法どちらも知っておかなければいけません。
この問題は配点が1点で全2問なので、2点となります。
筆記問題7:問題文の下線部と一番近い意味で使われている文章を選ぶ問題
筆記問題7番は、問題文の下線部の語句と近い意味で使われている文章を選ぶ問題です。
7番の問1は、一文字の語句が出題されるんですけど、難易度が非常に高い!
解答を見ても、「何でそれになるん???」ってなることがあるくらいです。
韓国語力だけでなく、国語力も問われる問題なので、文章を読んでしっかり文脈を把握しなければいけません。
難易度が高いだけあって、この問題は配点が2点となっており、全2問なので4点となります。
筆記問題8:選択肢の中から一番自然な文章を選ぶ問題
筆記問題の8番は選択肢にある4つの文章の中から一番自然な文章を選ぶ問題です。
この問題では、「擬音語・擬態語」「慣用表現・慣用句」が出題されます。
上記の問題だと、①が正解で、②~④は間違っています。
②선심을 쓰다=気前を見せる
③염치가 없다=恥知らずだ
④목청을 높이다=大きな声を出す
知らない語彙が出てくると、どれが不自然なのか見当もつかないので、本当に語彙力が求められる問題です。
この問題は配点が1点で全3問なので、3点となります。
筆記問題9:会話文中の( )に入る適切な語句を選ぶ問題
筆記問題の9番は、会話文の中に出てくる( )に入る適切な語句を選ぶ問題です。
この問題、解答を見てもなぜその解答になるのか分からない問題がありました…
本当、語彙力があるだけではちゃんと正解を導き出せないので、過去問をたくさん解いて、慣れておかなければなりません。
この問題は配点が1点で全4問なので、4点となります。
筆記問題10~12:長文を読んで問いに答える問題
筆記問題の10~12は長文問題です。
10番と11番の問題はなんとか攻略出来そうなのですが、問題は12番。
長文問題の12番は、日本語でも難しい固有名詞が出てくるので、ネイティブレベルの語彙力が必要なんじゃないかと。
正直、長文問題の12番は捨てようかと考えています。
分からないところに無駄に時間をかけるよりも、時間をかければ答えられるところに時間を割いた方がいいかなって思うので。
10~12は問いが2つ用意されていて配点が各1点なので、全6問で6点となります。
筆記問題13:韓国語の文章を日本語に翻訳する問題
筆記問題の最後の難関は、翻訳問題です。
13番は韓国語→日本に変換します。
文法・慣用句・ことわざなど、いろんな表現が出てくるのでとにかく語彙を増やしておかないと太刀打ちできません。
難しいだけあって、配点は2点✕4点で8点となります。
筆記問題14:日本語の文章を韓国語に翻訳する問題
筆記問題の最終問題は、日本語の文章を韓国語に翻訳する問題です。
もはや韓国語力だけでなく翻訳スキルも持ち合わせてないと、解ける問題ではありません。
ハングル検定というよりも、翻訳検定かな?って思ってしまう問題。
ちょうど今、翻訳新人賞に向けて翻訳にも挑戦しているので、これをハン検1級にも活かせられたらいいなって思っています。
ハングル検定1級合格に必要な点数
ハングル検定1級は70点以上で合格なので、聞き取り問題で28点、筆記問題で42点を取れば合格点に達します。
中でも聞き取り問題のパダスギ問題や筆記問題の翻訳問題は超難関なので、16点中果たして何点取れるのか…
聞き取り問題は各2点なので、6問しかミスできません。
過去の平均点や最高点を見ても、他の級に比べるとグンっと点数が下がるので、どれだけ難しいのかということがよく分かりますよね。
引き続きハングル検定1級の攻略法を模索していきます
ただ単に語彙力を増やすだけではハングル検定1級には合格できそうにないので、対策しながら攻略法を自分なりに探っていこうと思います。
結果がどうであれ、ハングル検定1級に向けて勉強をしているこの過程自体が、すごくいい経験になると信じています。