翻訳コンクールの課題作一つの翻訳が完了し、2つ目の課題作の翻訳に入りました。
1つ目の翻訳作業をしながら、翻訳スピードも上がってきたし自分でも成長を感じていたのですが、2つ目の課題作の翻訳を始めてみると…
やっぱり難しい。
成長したと思っていましたが、また振り出しに戻ったような気がします…
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一から翻訳することの難しさ
一次翻訳をして二次翻訳をして、最終確認で3回目の確認をして…としていたら、3回目にはだいぶ文章も自然になっているので修正もそこまで大変ではないのですが、
新たな作品をまた一から翻訳するとなると、これがまた大変で(汗)
韓国語を読んで理解するのは出来るものの、それを適当な日本語に変換するという作業は本当に難しい。
意味は分かるのに日本語には上手く変換できないもどかしさと戦いながら、翻訳作業を地道に進めています。
翻訳すると次々に出てくる疑問点
翻訳していると新たな疑問が次々に出てきます。
ハングルは分かち書きをするので句点があまり多くは使われないけど、日本語に変換すると文字がずらずらと続くので句点を入れないと読みにくくなる。
原文には句点はないけど、読みやすくするために勝手に句点を挟んでもいいものだろうか?
そして日本語で書かれた文学作品は会話文を「」で表すけれど、ハングルで書かれた文学作品は―と文章の最初に棒線が引かれていたりする。
これは「」に変換するのが正しいのか?それともそのまま書くのが正しいのか?
一度「」が気になると、会話以外で「」が使われる場面はどういうときだろう?他の種類の括弧【】〈〉ってどう使い分けるんだ?って次々に疑問が湧いて出てきたり。
そうやっていろいろ考えていると、一体何が正解なんだろう?そもそも正解なんてないのかな?なんて思ったりもしてきます。
韓国ならではの固有名詞をどう翻訳するか
韓国にはあるけど日本にはない、そんなものを翻訳するときはどうしたらいいんだろう?
そのまま翻訳すると読んでる日本人は意味が分からないだろうし、日本人にも馴染みのある似たような言葉で表現するのがいいのだろうか?
それともそのまま翻訳して()でそれを説明する注釈を入れるのだろうか?(←こういう注釈ってよく見かける気がする)
なんせ翻訳経験がないものだから、答えが全然分からない。
韓日翻訳に関する本があったらいいのに
翻訳に関する書籍ってほとんどが英日翻訳なんですよね。
だから韓日翻訳に関する書籍って全然なくて。
こればっかりは仕事しながら自力で勉強するしかないのかなぁ。
もし私が翻訳家としてある程度経験を積んだら、韓日翻訳に関する書籍を出そう!
あ、また一つ目標が出来た^^