韓国語を勉強していると、上手くできない発音があったり、そもそもどうやって発音したらいいのかわからないことがありますよね。
韓国語には日本語にはない発音も多いので、発音の仕方がわからずに戸惑う学習者さんも多いと思います。
そこで今回は、韓国語発音のコツと練習方法についてお教えします。
私は独学で3年以上勉強していますが、今では普通に会話できるようになり、難しい発音もできるようになりました。
誰でも練習すれば発音できるようになるので、ぜひこれを参考に勉強してみてくださいね。
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韓国語発音のコツと練習法
韓国語発音のコツはずばり、あまり深く考えないことです。
発音って頭で考えたり理解しようとしても、実際に口に出して練習しないと意味がありません。
だから考えるよりも、まずは練習することです。
発音上達のコツはくり返し練習すること
韓国語の発音が上手くなりたいなら、くり返しネイティブの発音を聞いて、実際口に出して何度も何度もくり返し練習することが大事です。
発音の仕方とか舌の位置がどうとか考えるよりも、聞こえたままに真似するほうが発音は少しずつ出来るようになっていきますよ。
野球でホームランを打てるバットの持ち方や構え方をいくら学んだところで、実際にバットを振る練習をしなければホームランは絶対打てません。
これと同じで、韓国語も頭で考えるよりくり返し練習をすることが大事です。
口を動かしていれば、頭ではなく体(口)でだんだんと発音の仕方がわかってきます。
私がやっていた発音練習方法
私はこのような発音練習をしていました。
こんな風に、韓国ドラマのセリフを何度も何度も実際口に出して練習していました。
あと、私はBTSが好きなので、BTSの曲の歌詞をノートに書き写してフリガナを打ち、何度も歌うという発音練習もしていました。
この発音練習をすることで、単語が合わさったときに発音が変化する連音化がよくわかり、よりネイティブに近い発音を学ぶことができました。
これはシャドーイングという勉強法なのですが、発音上達にとても効果のある方法なのでおすすめですよ。
発音が上手く出来ない理由
韓国語の発音がなかなか上達しない人ほど、頭で理解しようとしている傾向にあります。
でも発音って頭で理解するものではなく、体(口)で理解するものです。
発音の仕方やコツをネット調べるといろいろ言葉で説明されていますが、言葉で説明されていることを実践するのってすごく難しいです。
それよりも単純に、ネイティブの発音を聞こえたまま真似して発音してみるという練習をする方が効率的でより理解もしやすいですよ。
日本人がつまづきやすい発音と練習法
日本人がつまづきやすい韓国語の発音とその練習法について、解説をしていきます。
ㄹの発音のコツ
日本人なら誰もがつまづく発音が、「ㄹ」の発音ではないでしょうか?
「ㄹ」は日本語の「ル」でもないし、英語の「R」や「L」とも微妙に違います。
じゃあどうやって発音するの?ということですが、私が発音練習をする途中で気づいた「ㄹ」の発音のコツは、
「ルーーーーーーーー」とルの音を伸ばして発音し、舌先が少し後ろに来たときの音が韓国語の「ㄹ」の発音に近い!
言葉で説明するなら、英語の「R」の発音をしようとしたら、舌を巻くじゃないですか?でもㄹはそこまで巻かない感じ。
韓国語の「ㄹ」は日本語の「ル」ではないけれど、「ル」を伸ばすと近い音になります。
激音・濃音の発音の仕方
韓国語の激音(ㅋ ㅌ ㅍ ㅊ)・濃音(ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ)についても、苦戦する日本人は多いと思います。
これに関してはズバリ、
細かいことは気にせずにとりあえず小さい「ッ」を前につけとけばOK!
最初はこれくらい適当でも問題ないです。
最初に韓国語の発音のコツは「深く考えないこと」と言いましたが、韓国語は深く考えずに気楽に考える方が断然上達します。
実際、韓国語が上手い人ほど発音の仕方とか方法とか、そこまで深く考えずに感覚で話しています。
激音・濃音に関して詳しく知りたい方は、こちらも参考にどうぞ。
어오 으우の違い
韓国語には「オ」の音が2つあり、「ウ」の音も2つあります。
それぞれどう違うのか言葉で説明すると、
- 어=「あ」の口の形で「お」と発音する
- 오=口を縦に開いて発音する
- 으=口を横に開いて「う」と発音する
- 우=口をすぼめて「う」と発音する
こんな感じ。
でも、これもあまり意識して発音する必要はありません。
私はそんなに意識せず어오は「オ」と発音し、으우は「ウ」って発音しています。
どちらも単体で使うことはないし、単語や文章になれば多少発音が間違っていたとしても、相手にはちゃんと伝わるのでそこまで深く考えなくても大丈夫です。
ㄴㅇㅁの発音の違い
日本語には「ん」の発音は一つしかありませんが、韓国には「ㄴ」「ㅇ」「ㅁ」と3つもあります。
これも日本人からすると「???」となるかと思うのですが、それぞれの違いをアルファベットで説明すると、
- ㄴ=n
- ㅇ=ng
- ㅁ= m
となります。もっと分かりやすく日本語で説明すると、
- ㄴ==おんなの「ん」
- ㅇ=りんごの「ん」
- ㅁ=さんまの「ん」
もっと具体的に説明すると、
- ㄴ==上の歯の裏側に舌が当たる
- ㅇ=どこにも舌は当たらない
- ㅁ=口を閉じた状態
という感じです。
最初はそれぞれを完璧に分けて発音することなんて到底出来ないので、出来なくても気にしなくてOK。
韓国人いわく、ㄴをㅇと発音しちゃったりする日本人の発音が可愛いらしいですよ。
韓国語発音のコツと練習法まとめ
韓国語の発音っていくら頭で理解しようとしても、理解できないものです。
だから考えすぎずに、ネイティブの発音を真似しながら練習するのが、発音上達への近道だと私は思います。
一番大事なのは相手に伝わるかどうか
私もネイティブのように韓国語を話したい!とは思っていますが、それでもやっぱり一番大事なのは相手に伝わるかどうかです。
例え上手く発音できなくても、正しい発音ではなかったとしても、相手に伝わればいい。
私たちは日本人なんだから、韓国人のように発音できなくて当たり前なんです。
私なんて
「君の韓国語は中国人が話す韓国語みたいだね」
って言われたことがあります(笑)一体どんな発音だったのでしょう……w
あと、私が話す韓国語は、標準語ではなく大邱や釜山のイントネーションらしいですw
最初は上手く発音出来なくて当たり前
当たり前の話なのですが、最初の頃は全然上手く発音できなくて当たり前です。
私も最初は発音練習をしながら、自分の下手くそさに嫌気さしまくりでした。
そんなときでも、私があきらめずに練習を続けてこれたのは、
出来なくて当たり前
これを前提に練習していたからです。
出来なくてもいい。
下手くそでもいい。
それでも練習を続けることに意味があるんです。
練習していたら誰でも上手くなる
最初はあまりにも発音できなさすぎて、
こんな状態で発音できるようになる日は来るの!?
とずっと半信半疑でしたが、それでも続けていたら少しずつ上達していって、今では韓国旅行で韓国人に間違えられるくらいまで上達しました。
だから今は全然上手く発音できなくても、大丈夫ですよ。
練習をくり返しやっていれば、誰でも上手くなります。
私も3年かけてここまで来たので、コツコツ練習をくり返してみてくださいね。