【韓国語独学】3ヶ月でリスニング・スピーキング力が飛躍的に上がった勉強法

「韓国語を1年勉強しているのに、韓国ドラマを字幕なしで観れません」
「TOPIK6級を持っているけど、スピーキングがあまり出来ません」

こんな韓国語学習者は意外に多いです。

ちなみに私の場合、韓国語の勉強を始めて3ヶ月でリスニング・スピーキング力が飛躍的に上がりました。

今日はそんな私がどのような勉強法をやっていたのかということを、お話したいと思います。

リスニング・スピーキング力を上げたいなら韓国人と会話をするのが一番効果的

私は韓国語の勉強を始めて3ヶ月間、ほぼ毎日韓国人と電話で会話していました。

初心者でもネイティブと会話することは可能

勉強を始めて間もない頃は語彙も少ないし、ネイティブと会話するなんて到底無理!って思う人が多いと思いますが、意外とそんなことありません。

初心者がネイティブと会話するために必要なものは、語彙力ではなく勇気と行動力です。

語彙力がいくら多くても「話す」行動をしないとスピーキング力は上がらないし、語彙力が少なくても「話す」行動をしているとスピーキング力は上がります。

韓国人の電話相手を見つける方法

私は「Hello Talk」という言語交換アプリで電話相手を探していました。

HelloTalkハロートーク- 英語韓国語、選べる学習言語
HelloTalkハロートーク- 英語韓国語、選べる学習言語
開発元:HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP
無料
posted withアプリーチ

このアプリ内に「タイムライン」というTwitterみたいな機能があるのですが、ここで電話相手を募集すれば、秒でいいねがつきます。

いいねをくれた人のプロフィールを確認し、良さそうな相手を選んでメッセージを送ればOK。

このアプリには通話機能も付いているので、連絡先交換などをせずにアプリ内で通話することが出来ます。

Hello Talkの通話機能について

無料会員でも通話は可能ですが、こちらから相手に電話をかける場合は5回までしか使用できません。相手からかけてもらうのであれば、回数制限なく通話が可能です。

日本語の話せる韓国人もたくさんいる

初心者の頃は電話相手に日本語がある程度話せる韓国人を選べば安心です。

Hello Talkでは相手のプロフィール欄に日本語レベルも表示されているので、日本語レベルが高めな人を選んで会話することができます。

いきなりネイティブと話すというのはかなり勇気がいるかもしれませんが、私が電話した韓国人の9割くらいは良い人でした。

一人だけ私の韓国語力に対して、

韓国語全然話せないから会話出来ない!

って文句を言ってきた人がいましたが、ムカついたので

アラッソ、バーイ

って言って速攻電話を切ってやりましたw

9割くらいの人は私の下手くそな韓国語でも、「スゴイ!」って褒めてくれて、頑張ってコミュニケーションを取ろうとしてくれたので、仮に嫌な人に当たったとしても気にする必要は全然ないです。

みんな本当に優しくていい人ばかりだったので、ぜひネイティブと電話してみるということ初心者の方こそチャレンジしてみてほしいです。

ネイティブと会話すると自然な韓国語が学べる

ネイティブの韓国人と会話すると、ネイティブが日常会話でよく使う言い回しを学ぶことが出来ます。

また、ネイティブの会話スピードに慣れることもできます。

リスニング教材でリスニング学習をした人が実際にネイティブと会話すると、全然聞き取れないということがよくありますが、

教材は学習者が聞き取りやすいようにハキハキ話しますが、実際ネイティブは教材のようには話さないからです。

なので教材でリスニング学習をするよりも、ネイティブとの会話で勉強した方が圧倒的に効率的です。

ネイティブはスラングや略語をよく使う

ネイティブと会話したり韓国ドラマを観ていると、ネイティブがいかにスラングや略語を多用しているかということが分かります。

こういったスラングや略語は、テキストでは学ぶことができません。

私が独学1年で韓国ドラマを字幕なしで観れるようになったのも、初心者の頃から積極的にネイティブと会話していたからです。

電話は対面で話すよりも難易度が高いからこそ上達する

正直、相手の表情が見えずボディランゲージが使えない電話って、対面で会話するよりも難易度がすごく高くなります。

でもだからこそその分、電話でネイティブとの会話に慣れるとリスニング力とスピーキング力は飛躍的に上達します。

いろんな韓国人と会話することで、いろんな言い回しや会話スピードにも慣れることが出来るので、いろんなパターンの韓国語を理解出来るようにもなります。

会話を続けてるとなんとなく言ってることが分かるようになる

初心者の頃は相手の言っていることを完璧に理解することなんて到底出来ませんが、それでも会話を続けていくうちになんとなく分かるようになってきます。

すべては理解出来なくても、話の流れや前後の文脈でなんとなく何を言っているのかが分かるという感じ。

どうしても分からないときは、

뭐라고요?(何て言いましたか?)

어떤 뜻인데요?(どういう意味ですか?)

と相手に聞いたり、

일본어로 말해주세요(日本語で言ってください)

とお願いしたりしていました。

アウトプットを多めにすると韓国語は飛躍的に伸びる

独学となるとインプット中心の勉強をする方が多いですが、韓国語はアウトプットをすることで飛躍的に上達します。

最初は語彙が少なく上手く話せないし、相手の話す韓国語も本当に聞き取れないです。それでも会話を続けているとある日ふと、

あれ、私、韓国語力めっちゃ上がってない!?

って思うときが来ます。

韓国語は少しずつ伸びるのではなく、成長曲線を描いて伸びる

韓国語学習で挫折する人って多分、勉強すれば少しずつ上達すると思っている人が多いのだと思います。

でも実際は、成長曲線を描いてある日一気に上達を実感出来ます。

こんな感じに。

全然分からない!出来ない!っていうのがしばらくずーっと続きます。多くの人は、ここで挫折しちゃいます。

ところが上達を実感出来なくてもアウトプットを続けていると、ある日グンと上達を感じられるのです。

しんどいときこそ成長している

私の経験上、「全然出来ない!」「分からない!」って壁にぶち当たりまくってしんどい時期が来たら、その後必ず「上達してる!」って実感出来る日が来ます。

勉強って調子のいいときも悪いときもありますが、しんどいときこそ成長してるんですよね。

だから私は韓国語が思うように出来なくてしんどいとき、

今私は成長してるんだ!

って思っていつも壁を乗り越えています。

韓国語は誰でも練習すれば出来るようになる

韓国語って習得スピードに個人差はあれど、誰でも練習すれば出来るようになります。

私だって特別頭がいいわけではないし、要領がいいわけでもありません。

それでもアウトプットを重点的に練習してきたおかげで、韓国ドラマを字幕なしで観れるようになったりネイティブと会話出来るようになりました。

もし、スピーキングやリスニング力をもっと上げたいって思うのであれば、ぜひネイティブと会話する機会をなるべく多く持ってみてください。

語彙力が少なくても下手くそでも、「韓国語を使いたい!」という強い気持ちがあるのなら、韓国人の方も一生懸命助けてくれますよ。