お酒に酔って意識が朦朧としている状態を日本語では「ぐでんぐでん」なんて言ったりしますが、実はこれを表現する韓国語もあるって知っていますか?
韓国では酔っ払ってぐでんぐでんになることを、
곤드레만드레
と言います。
ぐでんぐでんとコンドゥレマンドゥレ……似ているようで似てなくて、面白いですよね(笑)
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곤드레만드레って何!?
곤드레만드레の語源を調べてみると、いくつか出てくるのですが、その中でも곤드레という多年草に由来しているというものもありました。
곤드레とは、あざみのことで、韓国ではナムルにして食べられたりしているようです。
この곤드레の姿と酔っ払ってぐでんぐでんになっている人の姿が似ているということから、곤드레만드레という言葉ができたという説もあります。
じゃあ、만드레って何!?となるわけですが、どうやら만드레というものはないようで、곤드레の音に合わせてふらふらになっている様子を만드레と表現したとかしないとか……。
곤드레만드레が歌にもなっていた
なんとこの곤드레만드레という言葉、歌にもなっていました。
パク・ヒョンビンさんが2006年に곤드레만드레という曲を出しています。
歌詞はというと、
곤드레 만드레
ぐでんぐでん
나는 취해버렸어
俺は酔ってしまった
너의 사랑의 향기속에 빠져버렸어
君の愛の香りの中に落ちてしまった
という、ラブソングのようですw
곤드레만드레の広い意味
「ぐでんぐでん」は酒に酔っぱらてっている様子を言いますが、韓国語の곤드레만드레は、酒に酔った状態以外にも使われるようです。
例えば寝ぼけてふらふらしていたり、まだちゃんと目が覚めていない状態のことも곤드레만드레と表現します。
また、疲れきって「くたくた」になっている様子も곤드레만드레で表現するみたいです。
韓国語のオノマトペって面白い!
日本語の「べろべろ」「へべれけ」「ぐでんぐでん」などもよく考えると面白いですが、韓国語のオトマトペも日本語とは全然違っていて面白いですよね。
正直、擬音語や擬態語って多すぎて覚えるのが大変ですが、곤드레만드레のように、それに関する情報だったり語源を調べてみると、記憶に残りやすく覚えやすいので、私はこの方法でこれからも少しずつ覚えていこうと思います!
では、今回は곤드레만드레を覚えたので、使える場面があれば積極的に使っていきましょう~!