韓国語で「いいえ」は아니요というのは知っている人も多いと思いますが、これ以外にも否定するときに使える表現はいろいろあります。
- ううん
- 違うってば
- 違うもん
- 違うけど
このように否定するときの言い方は日本語でもいろいろありますよね。
そこで今回は、否定するときに使える韓国語をいくつかご紹介します!
いろんな表現を知っていると会話の幅も広がるので、ぜひこの機会に覚えてみてくださいね。
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否定するときに使える韓国語
否定するときに使える韓国語には、このようなものがあります。
- 아니
- 아니거든
- 아니라니까
- 아닌데
- 절대 아니야
- 그게 아니라
それぞれ詳しく解説していきます。
아니=ううん
単純に否定するときに使う韓国語が、「아니(=ううん)」という表現です。
아니はパンマル(タメ口)なので、友達同士や年下相手に使います。
目上の人に対しては아니요や아닙니다という敬語表現を使います。
ちなみに韓国人は아니を否定の意味としてだけではなく、口癖のように話始めにもよく使います。
日本人も話し始めによく「いや、それでさ~」みたいに「いや」という言葉を使いますよね?
これと同じ感覚で使われたりもします。
아니거든=違うもん
否定を強調するときに使える表現が、아니거든(=違うもん)という表現です。
例えば、このような状況で使われます。
「너 그 선배를 좋아하지?」
(あの先輩のこと好きでしょ?)
「아니거든!」
(違うもん!)
こんな風に、少し強調して否定したい場合に使える表現が아니거든です。
敬語の場合は아니거든요(=違いますって)と言います。
아니라니까=違うってば
うんざりした感じで「いい加減にしてよ」みたいなニュアンスで使える表現が「아니라니까(=違うってば)」です。
すでに否定しているのにくり返し何かを言われたときなど、言い捨てるニュアンスで使われます。
「어제도 그 선배랑 같이 있는 거 봤는데 둘이 사귀는 거지?
(昨日もあの先輩と一緒にいるのを見たけど、付き合ってるんでしょ?)
「아니라니까!」
(違うってば!)
このように、「違うってば」「違うって言ってるでしょ」と強めに否定するときに使える表現が아니라니까です。
敬語の場合は아니라니까요(=違いますってば)と言います。
아닌데=違うけど
ただ否定するだけでなく、「違うけど」とちょっと不満を持った感じで否定したり、「何言ってるの?」というニュアンスで使えるのが아닌데という表現です。
「너 선배에게 차였다면서?」
(先輩に振られたんだって?)
「아닌데」
(違うけど)
このように、「違うけど、何言ってるの?」と言うニュアンスで使えるのが아닌데です。
敬語の場合は아닌데요(=違いますけど)と言います。
절대 아니야(=絶対違う)
完全否定する場合に使える表現が、「절대 아니야(=絶対違う)」というフレーズです。
「너가 좋아하는 배우가 결혼했다는 소문을 들었는데?」
(あんたが好きな俳優が結婚したって噂を聞いたんだけど?)
「절대 아니야!」
(ありえない!)
このように全否定する場合には、절대 아니야という表現が使えます。
敬語の場合には절대 아니에요(=絶対に違います)と言います。
그게 아니라=そうじゃなくて
相手の勘違いなどを正したり、誤解を解いたりする場合に使える否定表現が、그게 아니라(=そうじゃなくて)です。
오빠 바람 피웠지?
(浮気したでしょ?)
그게 아니라…
(そうじゃなくて…)
このように誤解を解く場合に使われたり、自分の言いたいことが相手にちゃんと伝わらなかった場合などに使える否定表現が그게 아니라です。
否定するときに使える韓国語まとめ
会話で否定するときに使える韓国語は、
- 아니=ううん
- 아니거든=違うもん
- 아니라니까=違うってば
- 아닌데=違うけど
- 절대 아니야=絶対違う
- 그게 아니라=そうじゃなくて
このようにいろいろな表現があります。
いろんな表現を使いこなすことで、いろんなニュアンスで自分の意思や気持ちを伝えるようになるので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。