韓国の地方都市への行き方|高速バス・市外バス・KTXの違いと買い方

「ソウルや釜山などの定番エリアは何度も行ったから、そろそろ韓国の『地方都市』を旅してみたい!」

「KTX(高速鉄道)が通っていないエリアへ、安く快適に行く方法はある?」

リピーターを中心に人気が高まっている韓国の「地方旅行」。

歴史あふれる街道や絶景スポット、地元ならではの美食を求めて、一歩足を延ばしてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな地方旅の最強の味方になってくれるのが、「高速バス(市外バス)」です!

驚くほど広々とした快適な座席、韓国全土を網羅する網の目のような路線網、そしてリーズナブルな運賃と、実は魅力が盛りだくさん。

とはいえ、海外で長距離バスに乗るとなると「チケットの買い方は?」「外国語が話せなくても大丈夫?」「ターミナルへはどう行けばいい?」と不安になりますよね。

そこで今回は、ソウル・釜山から高速バスを使って地方都市へ移動する手順やコツを分かりやすく徹底解説!

バスターミナルの利用方法から切符の購入手順、乗車の際のアドバイスまでスッキリ整理してお伝えします。

次の韓国旅行の選択肢を広げる参考にしてみてくださいね!

ソウルや釜山から地方都市へ行く方法は主に3つ

ソウルや釜山から地方都市へ行く方法は主に3つあり、

  • 高速バス
  • 市外バス
  • KTX(高速鉄道)

以上となります。

高速バスを利用するメリット・デメリット

私がいつも利用しているのが高速バスなのですが、メリットは料金が安く快適であるということです。

料金が安いのに車内は快適で、足元が広くてシートもゆったり倒せます。

曜日や時間帯によっては人が少ないので、2席を一人で利用できたりもします。

高速バスを利用するデメリットは時間が少しかかるというところです。

1時間以上かかる地方都市へ行く場合には、日程に余裕を持っていかないと観光時間が少なくなってしまいます。

市外バスを利用するメリット・デメリット

市外バスは、中小都市や郡を結ぶバスです。高速バスが行かない小さな都市へも、行けるのがメリットです。

デメリットは、途中の停留所に停まるので、高速バスより時間がかかる場合があることです。

高速バスと市外バスの違いは、次の表のとおりです。

高速バス市外バス
走る場所主要な都市の間中小都市・郡など
途中の停車基本的に直行(休憩所のみ)途中の停留所に停まることがある
向いている人大きな都市へ行く人小さな都市へ行く人

KTX(高速鉄道)を利用するメリット・デメリット

韓国には日本で言う新幹線みたいなものKTX(高速鉄道)があります。

KTXを利用するメリットは、

  • 座席がゆったりで快適
  • Wifiやコンセントがある
  • 遅延がほぼない
  • 短時間で移動できる

このようにたくさんあります。

例えばソウルから釜山まで高速バスで移動すると、KTXを利用すれば3時間弱で移動できます。(高速バスを利用すると4時間かかる)

デメリットは、高速バスに比べて料金が高いというところです。

ソウルから釜山までバスを利用すると39,700ウォン(=約4,550円)で移動できますが、KTXを利用すると、59,800ウォン(=約6,860円)かかります。

また、KTXの駅がある都市は限られているので、行ける場所が限られるというのもあります。

KTXの駅から市内までの距離が遠い場合もあるので、こういう不便さがデメリットでもあります。

バスとKTXの比較表

高速バス、市外バス、KTXのそれぞれの比較を表にまとめました。

高速バス市外バスKTX
料金39,700ウォン(ソウル〜釜山)路線による(一般に高速バスより安め)59,800ウォン(ソウル〜釜山)
所要時間約4時間(ソウル〜釜山)路線による(停留所が多いと長くなる)3時間弱
行ける都市主要な都市中小都市・郡など駅のある都市のみ
向いている人料金を抑えたい人小さな都市へ行く人時間を節約したい人

韓国地方都市へ行くならバスがおすすめ!

私はこれまで地方都市へ行くときはいつも高速バスか市外バスを利用していました。

バスなら大体どの都市にもバスターミナルがあるので、どこでも行けちゃいます。

ソウルの主なバスターミナルと行き先

ソウルには、行き先によって使い分ける、4つの主なバスターミナルがあります。

ターミナル最寄り駅主な方面バスの種類
ソウル高速バスターミナル(京釜・嶺東)高速ターミナル駅釜山、大邱、大田、蔚山など高速バスが中心
センタルシティ(湖南)高速ターミナル駅光州、全州、木浦、麗水、順天など高速・市外
ソウル南部ターミナル南部ターミナル駅忠清、京畿道南部、慶尚南道の一部など市外バスが中心
東ソウル総合ターミナル江辺駅江原道(江陵・束草など)、忠清、慶尚北道方面など高速・市外

「高速ターミナル駅」には、ソウル高速バスターミナルとセンタルシティの2つのターミナルがあります。

行き先によって乗る場所が違うので、事前に確認しましょう。

バスを利用して移動する方法

ソウルや釜山から高速バスを利用して移動する方法ですが、まずは移動時間と料金をNaverマップで調べます。

①移動時間と料金を調べる

Naverマップを開き、検索窓に「서울고속(=ソウル高速)」と入力すると、予測検索で「서울고속버스터미널(=ソウル高速バスターミナル)」と出てくるのでこれをタップ。

ソウルには、複数のバスターミナルがあります。行き先によって乗るターミナルが違うので、上の表で確認してください。

例として、ソウル高速バスターミナルを選び、右下の出発をタップします。

目的地に行きたい地方都市名を入力します。「〇〇(行きたい都市名)고속」と入力すると、予測検索で高速バスターミナルが出てくるのでこれをタップ。

今回はとりあえず釜山で入力しましたが、釜山には「釜山総合バスターミナル」と「釜山西部沙上バスターミナル」「釜山東部バスターミナル」の3つがあるのでどれか一つを選びます。

そうすると所要時間と料金が出てきます。

②時刻表を確認する

目的地までの所要時間と料金を調べて行けそうだったら、今度は時刻表でどれくらいバスの本数があるのか調べます。

高速バスの時間表は、Googleで「◯◯(出発地)고속버스 시간표」で検索すると、時刻表が記載されているサイトが出てきます。

私はいつも「전국 고속/시외 버스 운행정보」というサイトで確認しています。

ここで全国各地への目的地別に時刻表が確認できます。

こちらはソウルから江陵までのバスの時刻表です。

バスの座席の種類(等級)が「一般」「優等」「プレミアム」とあり、等級によって座席の快適さが違い、料金も異なります。

移動時間はどのバスも同じです。

バスの本数が1時間に1本以上ある場所なら、行くのはそんなに難しくないと思います。

③バスターミナルから市内(観光地)までの距離や移動手段を調べる

最後にバスターミナルから市内(観光地)までの距離や移動手段を調べ、問題なさそうだったら旅行計画を実行に移します。

私は市内バスで移動ができ、移動時間が30分以内なら良しとしています。

④バスのチケットを購入する

事前に調べることをすべて調べたら、旅行当日にバスターミナルでチケットを購入します。

サイトを通じて事前予約も出来るようですが、私はいつも現地で当日購入しています。

バスターミナルには無人の販売機と有人の窓口があり、どちらでもチケットを購入できます。

日本語対応している販売機もあるので、ハングルを読むのに自信がない人でも簡単にチケットを購入できます。

一度挑戦したらその後は簡単!

韓国語に自信のない人は高速バスで韓国に地方都市へ行くというのは難易度が高く感じるかもしれませんが、一度やってしまえば大丈夫!

私も一回経験したら、どこのバスターミナルも勝手がだいたい同じなので、高速バスでの長距離移動が簡単になりました。

事前にリサーチさえちゃんとやっておけば、当日はそんなに難しいことはありませんよ。

地方都市で違った韓国を体験しよう!

地方都市へ行くと、ソウルや釜山とは違った雰囲気を楽しめます。

落ち着いた雰囲気だったり、歴史を感じられたりと、一味違う韓国を知れるので面白いですよ。

地方都市へはソウルや釜山から日帰りで行くことも可能なので、ぜひ一度計画してみてください♪

私が行った地方都市の旅行記

実際に、高速バスで行った地方都市の旅行記を、紹介します。

よくある質問

最後のよくある質問をまとめました。

韓国語ができなくても、高速バスに乗れますか?

乗れます。

バスターミナルには日本語に対応した販売機があるので、ハングルを読むのに自信がない人でもチケットを買えます。

支払いは現金またはクレカ決済が可能です。

日帰りで行けますか?

都市によっては、ソウルや釜山から日帰りで行けます。

バスの本数と所要時間を調べて、判断してください。

ちなみに私は大邱から慶州(バスで1時間)、清州から大田(バスで1時間)へ日帰りで行ったことがあります。

バスは事前に予約したほうがいいですか?

私はいつも当日にキオスクや窓口でチケットを購入します。

希望の時間が満席だと次の便に時間をずらさなければいけませんが、当日満席で取れなかったということはほとんどありませんでした。

オンラインで事前に予約となると、韓国語ができないと難しいと思います。