シズの韓国語 
半年で韓国語がスムーズに話せるようになる人がいる一方、1年・2年と長期間勉強していても流暢に話せない人もいる。
短期間で韓国語が上達する人と、長期間勉強していても韓国語が上達しない人の違いは何なのだろうか？
今回はこの点について、独学で1年以上韓国語を勉強してきた私の考察を話したいと思います。
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韓国語が上手くなる人・ならない人の違いは勉強しているかしていないか
以前にこんな記事を書いたんですけど、
韓国語が短期間で上達する人ほど、勉強らしい勉強はしていない。
そして韓国語がなかなか上達しない人ほど、テキストを開いて机に向かってする勉強ばかりしている。
韓国語の上達が早い人は、みんな何かにハマって楽しみながら韓国語に触れているから、韓国語の上達が早いです。
韓国語を短期間で習得した人ほど、勉強していない
韓国語を短期間で習得した人ほど、勉強らしい勉強はしていません。
K-POPが好きだから歌詞の意味が知りたくて必死に歌詞の意味を調べたり、何度も歌うことで発音を習得したり、好きなアイドルの話すことを理解したくて、必死で韓国語の意味を調べたり。
日本語を日本人のように流暢に話す外国人にしても、アニメが好きでアニメを見続けているうちに日本語を覚えたみたいな人が多いですよね。
このように勉強という勉強をしていないほど、外国語を短期間で習得しています。
勉強を真面目にしている人ほど、実践に弱い
テキストを使って真面目に机に向かって勉強している人ほど、実践的な「話す」「聞く」「書く」「読む」ということが弱かったりする。
勉強はすればするほど頭の中に知識として貯まっていくけど、その知識を上手く使えるかどうかはまた別の話。
真面目に勉強しているほど知識は多いけど、その使い方を知らない人が多いです。
だから勉強らしい勉強をしている人は実践に弱い傾向にあります。
韓国語は実践すればするほど上達する
韓国語の上達が早い人は、韓国語を楽しみながら実践しています。
その結果、アウトプット量が真面目に勉強している人よりも圧倒的に多くなります。
韓国語の上達にはアウトプットが必須
どれだけ勉強して韓国語の知識をインプットしたところで、それをアウトプットしない限り韓国語を使えるようにはなりません。
韓国語が短期間で上達する人は、
- 韓国語の歌を歌う
- 推しの話す韓国語を真似する
- 韓国ドラマのセリフを真似する
- 韓国語の本を読む
- 韓国人と会話する
このように韓国語をアウトプットする機会を多く持っています。
なので本人は勉強しているという意識はなく、
勉強は特にしてないけど、韓国語が出来るようになりました。
という状態になる。
韓国語が上手くなりたいなら勉強ではなく練習する
韓国語が上手くなりたいなら、勉強ではなく練習をする必要があります。
- 話す練習
- 聞く練習
- 読む練習
- 書く練習
このように「練習」をしてこそ韓国語は使えるようになります。
ちなみにここで言う「話す」「聞く」「読む」「書く」はテキストを使った音読やリスニング、リーディングやライティングではなくて、
- 実際に韓国人と話す
- 韓国ドラマや推しの話す言葉をシャドーイングする
- 韓国語で書かれた本を読む
- 韓国語で日記を書いたりメッセージのやり取りをする
というような、実践的な練習です。
私が実践していた勉強法
独学1年で韓国ドラマを字幕なしで観れるようになり、韓国人と会話することも出来るようになった私が実践していた勉強法も、勉強らしい勉強ではありません。
私は最初の頃からより実践的な「練習」をやっていました。
初心者の頃から韓国人と積極的に交流した
私は初心者の頃からネイティブの韓国人と積極的に交流していました。
今までいろんな勉強法をやってきましたが、一番効果的だったのが「韓国人と会話する」ことです。
ネイティブと会話することで日常会話でよく使う言い回しを学ぶことができ、ネイティブの話すスピードに慣れることもできます。
家の中でも韓国語で独り言をつぶやきまくった
私は覚えた韓国語はなるべく使うようにしようと思い、家の中でも韓国語でぶつぶつ呟くようにしていました。
何度も何度も韓国語を呟くことで、日本語を介さずに韓国語を韓国語のまま理解できるようになります。
何度も同じ歌を歌っていたら自然と歌詞を覚えるように、自然に単語を覚えられるように努力しました。
韓国ドラマのセリフをひたすら聞いてひたすら真似した
私が字幕なしで韓国ドラマを観れるようになったのは、初心者の頃から韓国ドラマのセリフをひたすら聞いてひたすら真似していたからです。
最初は全然発音できなくて「こんなことやってて本当に上達するのか！？」と懐疑的でしたが、それでもずっとやり続けていると、少しずつ発音出来るようになって聞き取れるようにもなりました。
結果的に単語も文法も言い回しも発音も、テキストではなく韓国ドラマを教材に私は学びました。
韓国語は勉強している人よりもひたすら楽しんでいる人の方が上手くなる
韓国語の上達が早い人ほど、韓国語の習得を勉強とはあまりとらえていません。
私も韓国語はもはや趣味であり、ハン検対策の勉強以外は勉強しているというよりも、ただひたすら趣味を楽しんでいるという感じです。
人からは「努力家」とか「ストイック」なんて言われたりもするけど、私はただ好きなことを好きなだけやっているだけなので、別に努力している意識もないし、自分のことをストイックだなんて全く思いません。
韓国語の勉強で悩んだり苦しんだりしている人を見ると、
もっと楽しんだらいいのに
と思ってしまいます。
肩の力を抜いて、純粋に韓国語に興味を持ち、その興味をただ掘り下げていく。
そうやって韓国語を楽しんでいると、自分でも驚くほど短期間で上達しますよ！
