連日降り注ぐ雨にうんざりしながら観光を終えてホテルに到着。
もう行きたい場所もないなぁと思い、その後はホテルで過ごすことに。
ご飯もペダル(出前)で済ますことにしました。
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何もかもが上手くいなかい蔚山旅行
前回の巨済島旅行のときにもペダルを利用したので、今回も同じように利用することに。
何を食べようかなとアプリで探していると、前に注文して美味しかったお店があったので、同じものを注文することに。
住所をホテルに設定し、部屋番号も入力してドア前に置いていってもらうようにしました。
そろそろ到着するなと思っていた頃、部屋の電話が鳴りました。
「ヨボセヨ?(もしもし?)」
電話を取ると配達の人で、「部屋まで行けないからフロントまで取りに来てください」とのこと。
今までエレベーターに乗るのに部屋のカードキーを使ったことがなかったので、誰でも乗れると思っていたんだけど、そうではないようでした。
確かにエレベーターのところに「カードキーをかざしてください」という表記はあった。でも、誰かがかざしてるのを一度も見たことないし、みんな普通にボタンを押して乗っていた。
めんどくさいなと思いながら、しょうがなく1階まで降りると、フロントではなく食堂のテーブルの端っこにポンと無造作に私が注文したご飯が置かれていた。
はぁ~…なんか、蔚山に来てから何もかもが上手くいなかい感じ。
ご飯を回収してエレベーターのボタンを押すと、1階に停まっているはずのエレベーターのドアが開かない。
ボタンは光って反応してるのに、何回押してもドアは開かない。
そこにひとりの女性がやってきて、カードをかざしてボタンを押すと、エレベーターのドアが開いた。
あぁ、カードをかざさないと動かなかったのね……今までカードなしで乗れてたのは何だったんだろ?
早く帰りたいと思った日
部屋に戻り、袋を開けると前回の旅行で食べたときと同じような容器が出てきた。
これこれ♪

これは前回食べたやつなんだけど、真ん中にご飯があって、周りがサラダで埋め尽くされているサラダボウル。2種類のメイン(サーモンとエビ)とドレッシングを選べます。
今回もまったく同じものを注文したんだけど……食べた瞬間、何かが違うと思った。
なんだろう、まずサーモンが前回よりも美味しくない。
同じチェーン店とはいえ、やっぱり場所によって多少味は変わるよね……
蔚山に来てからは何もかもが上手くいかなくて、同じものを食べても美味しくなくて、韓国旅行で初めて「早く帰りたい」と思った。
ホテルで大学の授業に参加
夜は大学の授業があり、課題をフィードバックしてもらう予定だったので、ご飯を食べたあとはそのままホテルで待機。
18時30分に授業が始まり、ホテルの部屋から授業に参加して課題を教授に見てもらった。
蔚山ではいいことがあまりなかったけど、課題に関しては教授からも他の生徒さんからも褒めてもらえた。
それでもやっぱり、旅行先で大学の授業を受けなければいけないというのは少なからず負担で、あまり授業には集中できなかった。
授業が終わったのが20時すぎ。
その後はシャワーを浴びて22時にはベッドに入った。
明日の今頃は家のベッドかと思うと、ちょっと嬉しくなった。
部屋を綺麗にして出る日本人
最終日。
やっと帰れるのが嬉しかった。
朝5時に起きて、海雲台行きのバスチケットを買いに行った。
バスの出発時間は8:40だったんだけど、早めにチケットを買わないと満席になるかもしれないと思い、チケットだけ先に買いに行った。
バスターミナルのキオスクで海雲台行きのチケットを買った。5,500ウォン。安い。
座席は満席になるどころか、ひとつも売れてなかった(笑)
平日だし、朝の時間帯に蔚山から海雲台まで行く人はそんなに多くないか。
ホテルに戻り荷物をまとめ、忘れ物がないか部屋をぐるりと見回した。
使ったタオル類はひとつにまとめ、ゴミはゴミ箱ではなく持ってきたゴミ袋にすべて詰めていたので、部屋はビックリするくらい綺麗だった。
バスチケットをもぎる正体不明のおばさん
早めにチェックアウトして、バスターミナルに向かった。
バスの出発時間10分前くらいになると、バスの扉が開いた。
乗り込んでいいものかどうか迷っていると、ひとりのおばさんが声をかけてきた。
「このバスに乗るの?」
「はい」と答えると、おばさんはバスの荷物入れを開け、「ここにスーツケース入れな」と言ってくれた。
このおばさんも海雲台に行く人なのかなと思い、「ありがとうございます」と伝え、スーツケースを荷物入れに入れた。
バスに乗り込もうとすると、おばさんが私のチケットを手に取り、運転手さんがやるようにチケットの半券を切り取って手渡してきた。
バスに乗る前に、チケット切られちゃったんだけど……
というか、このおばさんは一体何者なんだろう。乗客だと思ってたんだけど、バス会社の人??
バスチケットをおばさんに取られちゃったので、返してもらうと手を出すと、おばさんがバスに乗り込んでそのチケットを機械にピッと通し、「さぁ、乗りな」と言ってきた。
おばさんが誰なのかよくわからないまま、とりあえず座席に座った。
もしかしたらさっき荷物入れに入れたスーツケース、盗られたりしないよね!?
なんて不安に思いながらバスの出発を待っていると、結局おばさんは乗り込まないままバスが出発した。
バスの運転手さんと話していたので、多分、バス会社の人だとは思うんだけど……
最後までおばさんが何者なのか、よくわからなかった。
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