【蔚山旅行記②】なんだかテンションが上がらない蔚山旅行

ホテルに到着し、フロントで手続きしたものの、チェックインは3時からとのことで、部屋には入れず。

韓国系のホテルはチェックイン時間前でも案内してくれるホテルがほとんどでしたが、さすが東横INN。時間はきっちり守ります。

チェックイン時間まで30分くらいあったので、キャリーだけ預けてとりあえず近くをブラブラすることにしました。

日系ホテルより韓国系ホテルが好き

ホテルを出た瞬間、雨がポツポツ。

あ、傘キャリーに入れたままだ…

取りに戻るのも面倒で、そのまま傘なしで出かけることにしたのですが、結構雨が降ってきました。

今までの韓国旅はいつも天気に恵まれていたのに、今回は初日から雨に降られという……

とりあえず近くのダイソーで買い物して、古本屋のアラジンに授業で使う教材の本を探しに行き、お目当ての本がなかったのでホテルに戻るとちょうど15時のチェックインの時間になってました。

フロントでキャリーと鍵を受け取り、エレベーターを待っていると、日本人夫婦が隣にやってきました。

蔚山、日本人あまりいないよと聞いていたのですが、普通にいますやん。

もしかしたら、東横インだから余計に日本人遭遇率が高いのかもしれません。

私の部屋は18階。韓国旅行でこんな高層階に泊まるのは初めてです。(高層階、好きじゃない…)

部屋はコンパクトで必要なものは一通り揃っていて、バス・トイレもコンパクトで清潔。

まさに日系のビジネスホテルっていう感じですね。

正直、私は今まで宿泊してきた韓国系のホテルのほうが好きです。

冷蔵庫に水のペットボトルが1本しかないのとか、タオルもすべて1組ずつしかないというのが、ちょっと不便な気がしてしまう。

今までのホテルはペットボトルが2本あったし、タオルも3日分くらいまとめて置いてくれていたので、そっちのほうが楽。

シャンプーとコンディショナー、ボディソープもなんかいまいちな気がしました。

旅行中、高確率で起きること

雨に濡れて髪の毛がグチャグチャになってしまったので、お直ししてからお出かけすることに。

天気も悪いし、初日は周辺をブラブラするだけにしました。

スニーカーが欲しいなと思っていたので、ロッテ百貨店に行ってみることにしました。

ふらっと入口を通り抜けると、見知らぬおばさんが話しかけてきました。

「********?」

何を言ってるかよく聞き取れなかったのですが、何かの売り場を聞いてきたよう。思わず、

「私、日本人なんです。すみません…」

と答えると、「あ、そう」みたいな顔をして、すーっと去っていきました。

私の回答、ちょっと変だったかな?

「旅行者なんでわかりません」とか、ただ単に「よくわかりません」で良かったかな?

普段、韓国語を話す機械がないので、突然話しかけられると気の利いた言葉がパッと出てこない…(泣)

それにしても、韓国に来ると必ずと言っていいほど、道を聞かれたり何かを聞かれる…

韓国に来たら何か買わなきゃ!という呪縛

釜山のロッテ百貨店とは違い、蔚山のロッテ百貨店は人が少なく閑散としていました。

お客さんがいないから店にも入りづらく…

欲しいものが見つかりそうにもなかったので、早々に出て近くの近代百貨店に移動しました。

いくつかの店を回ってスニーカーを探すも、いいのが見つらからず。

ここでふと、「韓国で買う必要ある?」という思いが湧き上がってきました。

韓国にしか売ってないスニーカーが欲しいというならまだしも、そういうわけではない。

なんか、韓国に来ると「なにか買わなきゃ!」みたいな気持ちになってる自分に気がつきました。

韓国に来たからって、むやみに買い物する必要ないよな……

そう思い、スニーカーを探すのはやめて、今度は本当に必要な大学の授業で使う小説を探しに教保文庫に向かいました。

とりあえずでやっちゃうクセ

教保文庫で本を検索するも、在庫なしの状態で手に入らず。

とりあえず教保文庫に行けば手に入るだろうと思っていたのでガッカリ。

大学の授業で使う小説はすべて電子書籍で購入しているのですが、기준영の「사치와 고요」という作品だけ電子書籍がなかったんですよね。

日本で購入しようとすると3,000円くらいするし、韓国旅行のついでに買ってこようと思っていたのですが、まさかの韓国でも手に入らないという…

ないものはしょうがないのであきらめて、ご飯を食べに行くことにしました。

事前に調べていたキムチチゲのお店に行くと、時間が17時くらいと早かったので、お客さんはゼロでした。

お店の人に「一人でも大丈夫ですか?」と聞き、席に着きました。

キムチチゲを注文すると、店員さんに何か聞かれたのですが、よくわからないまま「네~」と返事してしまいました。

よくわからないとき、とりあえず「네~」と答えてしまうクセ、直したい…

めんどくさいのと、その場をなんとかやり過ごしたいという気持ちでつい返事しちゃうんでしょうね。

しばらくすると、おかずとキムチチゲの鍋が運ばれてきました。

調理されたものが運ばれてくるのではなく、テーブルでグツグツ煮るスタイルなのね。

おたま、トング、ハサミも一緒に運ばれてきたのですが、トングとハサミは切られていない白菜キムチを切るために使いました。

韓国ドラマをよく見ているので、ご飯屋さんに行っても道具の使い方とか食べ方がなんとなくわかる。

チゲがいい感じに煮えたとこで、いただくことに。

味は普通でした。

チゲは8,900ウォンだったのですが、ご飯が1,000ウォンとのことで、お会計は9,900円でした。

韓国のご飯屋さんって、だいたいご飯がセットでついてくるので、ご飯代を別で取られるというのは初めてでした。

なんだかテンションが上がらない蔚山旅行

蔚山初日は天気が悪く、町並みも都会なんだけどひとつ通りを入ると閑散としていて、なんだかいまいち良い印象がない蔚山。

もちろん、まだ観光してないし、ホテル周辺しか歩いてないからわからないんだけど、今までの韓国旅とはなにかが違う。

正直、韓国旅行でここまでテンションが上がらないのは初めてでした。

ご飯を食べたあとは、オリヤンで買い物して(オリヤンも閑散としていた)、ダイソーでスリッパとインナー、お菓子を買ってホテルに戻りました。