韓国語の괜찮다といえば、「大丈夫」という意味ですが、実は他にもいろんな意味があります。
괜찮다の意味を、「大丈夫」とだけ覚えている方は、他の意味で使われたときに「???」となってしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、괜찮다のいろんな意味と使い方について、説明していきます。
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괜찮다の意味は「大丈夫」だけじゃない!他の意味と使い方
日本語の「大丈夫」にも、「平気だ」という意味と「必要ない」という別の意味があるように、韓国語の괜찮다の意味も、大丈夫だけではありません。
韓国語の괜찮다には、大丈夫の他にこのような意味もあります。
- 必要ない
- 良い
①必要ない・間に合っている
何か断るときに日本語で「大丈夫」と言うように、韓国語でも괜찮다が同じ意味で使われます。
봉투는 괜찮습니다
袋はいりません
더 이상은 괜찮습니다
これ以上は結構です
그런 거면 괜찮습니다
そういうことなら結構です
②良い
日本語にはない괜찮다の意味が、「良い」です。
何かが思っていたよりも良かった場合に使われます。
그 사람이 성격이 괜찮더라
あの人、性格良かったよ
처음 한식을 먹어봤는데 괜찮았어
初めて韓国料理を食べたけど、美味しかったよ
그 아이디어 괜찮내!
そのアイデア良いね!
괜찮다を「大丈夫」とだけ認識していると、「良い」という意味で使われたときに、意味を誤解してしまうのでご注意を。
괜찮다と좋다の違いと使い分け
「良い」という意味がある괜찮다ですが、좋다の「良い」とは何が違うのでしょうか?
それぞれの「良い」をレベルで表すとしたら、좋다のほうが良いレベルが高くなります。
- 괜찮다:まぁまぁ良い、なかなか良い
- 좋다:すごく良い
このような感じ。
実際の会話でわかりやすく説明すると、
저녁에 한식 먹으러 갈까?
夜は韓国料理食べに行く?
좋아
賛成
괜찮네
悪くないね
それぞれこのようなニュアンスになります。
また、反対語を覚えておくと、理解しやすいですよ。
- 괜찮다:별로다(いまいち)
- 좋다:나쁘다(悪い)
별로のほうが나쁘다よりも悪さが控えめになりますよね?
これと同じで、괜찮다も좋다に比べると、良さが控えめになります。
괜찮다の他の意味と使い方まとめ
괜찮다の意味は「大丈夫」の他にも、「必要ない」「間に合っている」という意味があります。
また、「良い」という意味もあり、思ったよりも良かった場合に使われます。
좋다の良いと比べると、良いのレベルは少し控えめになるので、本当に良いときには좋다のほうを使いましょう。
この3つの意味をしっかり覚えておくと、どんな場面で괜찮다が出てきても理解できますよ。