「優しい」の韓国語を調べると、いろんな単語が出てきます。
優しいとはいっても、
- 心配りができる
- 印象が柔らかい
- 心優しい
など、いろんな意味での「優しい」があります。
日本語ではどのような場合にも「優しい」という言葉で表せますが、韓国語は優しさの種類によって使われる単語が変わってきます。
そこで今回は、「優しい」を表すいろんな韓国語と、その使い分けについてお話します!
これを参考に、ぜひ日常会話などで使ってみてくださいね。
当サイトにはプロモーションが含まれます。
優しいの韓国語と使い分け
「優しい」を表す韓国語には、
- 친절하다
- 자상하다
- 착하다
- 상냥하다
- 다정하다다
以上の5つがあります。
①친절하다=親切だ
친절하다は「親切だ」という意味の優しいです。
では、どのように使われるか例文で見ていきましょう。
그녀는 누구에기나 친절하다
彼女は誰にでも優しい
오늘 남자친구가 묘하게 친절하다
今日彼氏が変に優しい
그 선배는 부탁이 있을 때만 친절하다
あの先輩は頼みがあるときだけ優しい
このように친절하다は親切だという意味で使われる「優しい」です。
②자상하다=心配りができる、細やかだ
자상하다は「心配りができる」「細やかだ」という意味の「優しい」です。
そのため、心配りが行き届いている人や、細やかな気配りができる人に対して使われます。
日本語での「優しい」という意味でも使われますが、「자상하다=優しい」と覚えるのではなく、「자상하다=細やかだ」と覚えるほうがわかりやすいです。
なぜなら、자상하다はこのようにも使われるからです。
- 자상한 정보=細やかな情報
- 자상한 내용=細やかな内容
- 자상항 설명=細やかな説明
人に対して使う場合は、細やかで気配りができるという意味で使われます。
③착하다=善良だ、心優しい
착하다は「善良だ」「心優しい」という意味で使われる単語です。
例えば親孝行な友人に、「착하네」と使ったり、人助けをしている人に対して「착한 사람이다」のように使われます。
착하다は優しいとい意味として使われますが、善良で心優しい人に対して使われる言葉です。
④상냥하다=気さく、人懐っこい、柔和
상냥하다は女性に対してよく使われる「優しい」を意味する言葉です。
気さくで人懐っこく、穏やかな印象の人に使われます。
韓国人男性は日本人女性に対して優しいという印象を持つ人が多いですが、このときに使われるのが상냥하다という言葉です。
⑤다정하다=情が深い
다정하다は直訳すると、多情だという意味になります。
つまり、情が深いという意味です。
情に厚い人や思いやりのある人のことを、다정하다と表現します。
優しいの韓国語と使い分けまとめ
優しいの韓国語をまとめると、
- 친절하다=親切だ
- 자상하다=細やかだ
- 착하다=善良だ、心優しい
- 상냥하다=気さくだ、人懐っこい、穏やかだ
- 다정하다=情が深い、思いやりがある
このようになります。
どれも日本語で「優しい」と訳せる言葉ですが、優しい内容が少し変わってきます。
また、상냥하다は女性に対してしか使われないので、注意が必要です。
친절하다と다정하다は漢字語だから、意味がわかりやすいですね。
慣れるまでは使い分けが難しいと思いますが、少しずつ覚えていきましょう!