韓国のサイバー大学「世宗サイバー大学」に入学して、気づけばもう1ヶ月半。
先日、早くも中間試験が終わりました!
初めてのテストということで、緊張しまくりでしたが……結果はまずまず、といったところでしょうか。
それにしても、サイバー大学のオンライン試験システムには驚かされました。
思っていた以上にスムーズで、よくできているなぁと感心しきりです。
今回は、そんな韓国のサイバー大学での試験の様子や、これまでの大学生活について、お話していきたいと思います!
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試験対策と試験前Live講義
大学に入学して初めてのテスト。
「試験対策ってどうしたらいいの!?」と戸惑いましたが、試験の内容や出題形式については、事前に教授がしっかり説明してくれます。
たとえば「テストは客観式問題が20問です」とか、「いくつかの問題は答えを2つ選ぶ形式ですよ」といった具体的な案内があり、「このあたりを重点的に勉強しておきましょう」といったアドバイスももらえます。
さらに、試験前にはLive講義(リアルタイムの動画講義)を実施してくれる教授もいて、その中で試験対策をしてくれることもあります。
私はすべてのLive講義に参加しましたが、参加できなかった学生のために、録画版の動画や講義内容をまとめた資料も教授がきちんとアップしてくれます。
質問にも丁寧に答えてくれるので、試験前に疑問点をしっかり解消しておくこともできます。
試験対策は、講義資料を中心に読み返して、くり返し確認するスタイルで勉強しました。
試験の受け方と進め方
試験は科目ごとに受験日が決められていて、その日の9時~23時59分の間に受ければOKという仕組みでした。
ただし、トラブルが起きたときのことを考えると、なるべく早めに受けるのが安心です。夜に受けて万が一問題が発生しても、すぐに対応してもらえない可能性があるからです。
私はすべての試験を9時台に受けました。
朝は一番頭が冴えている時間帯だし、早めに終わらせてしまうと気持ちも楽になりますからね。
実際の試験の前には『模擬テスト』が用意されていて、そこで動作確認をすることができます。
どんな画面で、どんなふうに試験が進むのかを事前に体験できるので、とても助かりました。
そして何より驚いたのが、オンライン試験の画面の使いやすさです。
- テスト画面には電卓やメモ機能が設置されていて、いつでも利用可能
- 問題ごとに「印」をつけることができ、あとで見返したい問題にすぐ戻れる
- 左側に問題画面、上部に電卓とメモ機能、右側に解答欄が配置されていて、回答を選ぶとすぐに反映される仕組み
- 「次へ「前へ」ボタンで問題を移動でき、回答欄をクリックすればその問題にジャンプすることも可能
- 印を付けた問題には回答欄にもマークが表示されるので、迷った問題にすぐ戻れる
- 右上には残り時間が表示されていて、終了10分前と5分前にはポップアップで知らせてくれる
試験終了をクリックすると、自分の回答一覧が表示され、未回答の問題がないかを確認できます。
時間になれば自動的に終了しますが、時間を残して自分で終了すること可能です。
テスト結果の確認と平均点
テスト結果は、翌日の12時に確認できます。
すぐに成績が見られるのは、やっぱり便利ですよね♪
今回は3科目の試験を受けて、結果はこんな感じでした。
- 한국어어문규범:80点(平均85点)
- 나를표현하는글쓰기:85点(平均79点)
- 한국현대소설읽기:100点(平均87点)
한국어어문규범は難しく、平均点にも届かず……(泣)
나를표현하는글쓰기はけっこう自信があったのですが、思っていたよりも点数が伸びませんでした。
でも、한국현대소설읽기では満点を取ることができて、大満足です!!!
初めての試験にしては、なかなか頑張ったんじゃないかなと思います。
少しずつ慣れていけば、もっと良い結果が出せそうな気がしています。
1ヶ月半の学びを振り返って
まだ授業を受け始めて1ヶ月半ほどですが、すでにたくさんの面白さと学びに出会うことができました。
とにかく、世宗サイバー大学の文芸創作学科を選んで本当に良かったなと、心から実感しています。
한국어어문규범は混乱しやすい韓国語の仕組みについて学ぶ授業で、難しさはあるものの、今まで知らなかったことをたくさん知ることができました。
韓国語をより深く理解するための、大切な時間だったと思います。
나를표현하는글쓰기は教養科目なのですが、正直なところ授業内容があまり面白くなくて、少し苦痛に感じることもありました。
でも、試験勉強を通して改めて内容を見直してみると、文章を書く上で大切なことがぎゅっと詰まっていて、意外と学びの授業だったと気づきました。
講義内容や教授の教え方ではなく、「自分の授業への向き合い方」が大事なんだと教えてくれた科目でした。
한국현대소설읽기は小説を深く読み解く授業で、本好きの私にとってはとても興味深く、毎回が楽しい時間でした。
この授業のおかげで読書への姿勢が変わり、物語をより深く味わえるようになった気がします。
ただ「面白かった」「面白くなかった」と感想を言うだけでなく、どんな作品にも込められた意味やメッセージを探るという楽しさを知ることができて、読書がもっと好きになりました。
そして、小説を書いてみたいなと思うようになったのも、この授業が小説の面白さを教えてくれたからです。
このように短い期間の中でも本当に多くのことを学べたし、韓国語力も確実に伸びていると感じています。
韓国のサイバー大学に入学して、本当に良かったです。