韓国語を勉強していると、上手くできない発音があったり、そもそもどうやって発音したらいいのか分からないといったことがありますよね。
韓国語には日本語にはない発音も多いので、戸惑う学習者さんも多いと思います。
そこで今回は、韓国語発音のコツと練習方法についてお話します!
そんなに悩まなくても、韓国語は練習していれば上手く発音できるようになっていきますよ。
私は独学で1年以上韓国語を勉強していますが、最初は全く分からなかった発音も気づけば出来るようになっていました。
・韓国語発音のコツは深く考えないこと
・日本人がつまづきやすい発音と練習法
・韓国語の発音は考え過ぎないほうが上達する
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韓国語発音のコツは深く考えないこと
韓国語発音のコツは、あまり深く考えないことです。
発音なんていくら頭で考えて理解したところで、実際にその通りに発音なんて出来ません。
考えるよりも、まずは行動することです。
発音上達のコツはひたすら練習すること
韓国語の発音を上達させたいなら、ひたすらネイティブの発音を聞いて、実際口に出して何度も何度もくり返し練習することです。
発音の仕方とか舌の位置がどうとか考えなくても、聞こえたままに真似するだけで発音は少しずつ出来るようになっていきます。
野球でホームランを打てるバットの持ち方や構え方をいくら学んだところで、実際にバットを振る練習をしなければホームランは絶対打てません。
これと同じで韓国語も頭で考えるよりまずはひたすら練習をするのが大事です。
口を動かしていれば頭ではなく体(口)でだんだんと発音のコツみたいなものが掴めてきます。
私がやっていた発音練習方法
私は韓国語の発音を上達させるために、下記のような勉強をしていました。
こんな風に、韓国ドラマのセリフを何度も何度も実際口に出して練習していました。
あと、私はBTSが好きなので、BTSの曲の歌詞をノートに書き写してフリガナを打ち、何度も歌うという発音練習もしていました。
この発音練習をすることで、単語が合わさったときに発音が変化する連音化がよく分かり、よりネイティブに近い発音を学ぶことができました。
発音が上手く出来ないのは頭で考えるから
韓国語の発音がなかなか上達しない人ほど、頭で理解しようとしている傾向にあります。
でも発音って頭で理解するものではなく、体(口)で理解するものです。
発音の仕方やコツをネット調べるといろいろ言葉で説明されていますが、言葉で説明されていることを実践するのってすごく難しいです。
それよりも単純に、ネイティブの発音を聞こえたまま真似して発音してみるという練習をする方が効率的でより理解もしやすいですよ。
日本人がつまづきやすい発音と練習法
ではここで、日本人がつまづきやすい韓国語の発音とその練習法(コツ)について解説をしていきます。
私が独学する中で気づいたことや私の主観にはなってしまうのですが、韓国語が母国語であるネイティブの説明よりも、韓国語学習者で日本人の私の説明の方がむしろ分かりやすいのではないかと思います。
ㄹの発音のコツ
日本人なら誰もがつまづく発音が、「ㄹ」の発音ではないでしょうか?
「ㄹ」は日本語の「ル」でもないし、英語の「R」や「L」とも微妙に違います。
じゃあどうやって発音するねん!って話ですが、私が発音練習をする途中で気付いた「ㄹ」の発音のコツは、
「ルーーーーーーーー」とルの音を伸ばして発音し、舌先が少し後ろに来たときの音が韓国語の「ㄹ」の発音に近くなる!
言葉で説明するなら、英語の「R」の発音をしようとしたら舌を巻くじゃないですか?それの舌をそこまで巻かない感じ?
韓国語の「ㄹ」は日本語の「ル」ではないけれど、「ル」を伸ばすと音が近くなる気がします。
激音・濃音の発音の仕方
韓国語の激音(ㅋ ㅌ ㅍ ㅊ)・濃音(ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ)についても、苦戦する日本人は多いと思います。
これに関してはズバリ、
細かいことは気にせずにとりあえず小さい「ッ」を前につけとけばOK!
これくらいラフな感じで問題ないと私は思います。
最初に韓国語の発音のコツは「深く考えないこと」と言いましたが、韓国語は深く考えずに気楽に考える方が断然上達します。
実際、韓国語が上手い人ほど発音の仕方とか方法とか、そこまで深く考えずに感覚で話しています。
激音・濃音に関しては別の記事でも詳しく書いていますので、こちらも参考にしてみてください。
어오 으우の違い
韓国語には「オ」の音が2つあり、「ウ」の音も2つあります。
それぞれどう違うのか言葉で説明すると、
- 어=「あ」の口の形で「お」と発音する
- 오=口を縦に開いて発音する
- 으=口を横に開いて「う」と発音する
- 우=口をすぼめて「う」と発音する
こんな感じになるのですが…
ぶっちゃけこれもあまり意識しなくていいかなと。
私はそんなに意識せず어오は「オ」と発音し、으우は「ウ」って発音しています。
どちらも単体で使うことはないし、単語や文章になれば多少発音が間違っていたとしても、相手にはちゃんと伝わるのでそこまで深く考えなくても問題なしです。
ㄴㅇㅁの発音の違い
日本語には「ん」の発音は一つしかありませんが、韓国には「ㄴ」「ㅇ」「ㅁ」と3つもあります。
これも日本人からすると「???」となるかと思うのですが、それぞれの違いをアルファベットで説明すると、
- ㄴ=n
- ㅇ=ng
- ㅁ= m
となります。もっと分かりやすく日本語で説明すると、
- ㄴ==おんなの「ん」
- ㅇ=りんごの「ん」
- ㅁ=さんまの「ん」
もっと具体的に説明すると、
- ㄴ==上の歯の裏側に舌が当たる
- ㅇ=どこにも舌は当たらない
- ㅁ=口を閉じた状態
という感じです。
最初はそれぞれを完璧に分けて発音することなんて到底出来ないので、出来なくても気にしなくてOK。
韓国人いわく、ㄴをㅇと発音しちゃったりする日本人の発音が可愛いらしいです。
韓国語の発音は考え過ぎないほうが上達する
韓国語の発音っていくら頭で理解しようとしても、理解できないものです。
だから考えすぎずに、とりあえずネイティブの真似をしながら練習するのが発音上達への近道だと私は思います。
一番大事なのは相手に伝わるかどうか
私も韓国語を勉強しているので、出来ることならネイティブに近い発音がしたい!とは常に思いますが、それでも一番大事なのは相手に伝わるかどうかです。
例え上手く発音できなくても、正しい発音ではなかったとしても、相手に伝わればいいんです。
私たちは日本人なんだから、ネイティブのように発音できなくて当たり前。
私なんか一度、
「君の韓国語は中国人が話す韓国語みたいだね」
って言われたことがあります(笑)一体どんな発音やねん!って思いましたよw
そんな中国人っぽい発音の私でも韓国人と問題なく会話ができるので、発音でそこまで悩む必要はないと思います。
最初は上手く発音出来なくて当たり前
当たり前の話なのですが、最初の頃は全然上手く発音できなくて当たり前です。
私も最初は発音練習をしながら、
めっちゃ下手くそすぎるんですけど…!!
って自分で自分に萎えまくりでしたw
そんなときでも私があきらめずに練習を続けてこれたのは、
出来なくて当たり前
ということを前提に練習していたからです。
出来なくていいんです。
下手くそでもいいんです。
それでも練習を続けることに意味があるんです。
練習していたらそのうち上手くなります
最初はあまりにも発音できなさすぎて、
こんな状態で発音できるようになる日は来るの!?
とずっと半信半疑でしたが、それでも続けていたら少しずつ上達していって、今では最初の頃に比べるとビックリするほど上達しました。
自分でも、「あんなに下手くそやったのによくここまで上達したなぁ~」って思います(笑)
なので今、発音が上手くできなくて悩んでいる人も大丈夫!
韓国語の発音は練習さえすれば絶対上達するので、毎日コツコツマイペースにやっていきましょう~♪